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【海外発!Breaking News】チアリーディング部の娘を持つ父親たち、娘に教わったジャンプを全力で披露(米)<動画あり>

TechinsightJapan 2022年4月21日 5時0分

チアリーディング部に所属する娘を持つ父親たちのためのジャンプコンテストが、米ユタ州の高校にて開催された。娘たちの前に並んだ父親らは、照れながらも一人ずつ前に出てくると全力でジャンプを披露していった。これは「部員たちの大きなサポーターである父親たちのために何かできないか」とコーチが考案したものだった。愛する娘のために全力でジャンプする父親たちの姿がネット上で拡散され、大きな注目を集めている。『New York Post』などが伝えた。

今回ユニークなイベントを企画したのは、米ユタ州アイアン郡シーダーシティにある「シーダー高校(Cedar High School)」でチアリーディング部のコーチをしているダニエル・ラッソンさん(Danielle Lasson)だ。ダニエルさんと他のアシスタントコーチらは部員が学業と練習を両立できているのは父親の大きなサポートのおかげであると察し、それに対して感謝を示したいと考えて父親たちのためにジャンプコンテストを開催することにした。

コンテストの内容は、両足を開いて爪先をタッチするように飛ぶ“トータッチジャンプ”や、脚を前後に開き片方の脚の膝をまっすぐに、もう片方の脚の膝を曲げて飛ぶ“ハーキージャンプ”などチアリーディング特有のジャンプを部員である娘たちの前で披露するというものだ。40~50歳代の父親たちにとっては厳しそうなジャンプばかりだが、コンテストの日まで父親たちは仕事の合間を縫って練習を重ねた。ダニエルさんは「部員から父親がコンテストの準備をしている話を聞くのはとても面白かったですよ。中には父親にジャンプのテクニックや動作などを指導している部員までいました」と明かしており、思っていたよりも本気で取り組んでくれたことに驚いていた。

コンテスト当日、恥ずかしそうに並んだ父親たちが自身の娘の前で渾身のジャンプを披露する様子が動画に収められた。娘と一緒に練習してきた成果を見せるため何度もジャンプし、仕事終わりなのかスーツ姿のままで参加した父親や、ズボンの上にチアリーディング用のスカートをはいて登場したりポンポンを持参するなどやる気に溢れた父親もいた。全力で参加する父親たちの姿を見て、観客となった娘たちは拍手や歓声を上げて大盛り上がりだった。

ダニエルさんは「部員たちから『お父さんと一緒に過ごすのを楽しみにしている』と聞いて素敵なことだと思いましたし、本当に嬉しかったですね」とイベントの感想を述べており、父親たちは思春期を迎えて接し方が難しくなる10代の娘と一緒に練習することで仲を深めることができたようだ。



そして最優秀賞である “キングオブ・ジャンプ”に輝いたのは、新入生の父親であるヴォーン・コッタムさん(Vaughn Cottam)だった。ジャンプの他に見事な側転を披露したヴォーンさんには、初代勝者としてメダルが贈呈された。「TikTokで有名になるだろうなとは思っていたよ」と冗談めかして話すヴォーンさんだったが、それは現実となった。先月5日に同チアリーディング部のTikTokアカウントに投稿された動画は、今月20日の時点で再生回数120万回以上を記録するほど反響を呼んだのだ。



コメント欄には「どれだけ娘が大好きなのかが伝わってくるよ」「全員にメダルを贈りたいくらい素晴らしいね」「娘のためなら何だってする父親たちなんだろうな」「なんだか可愛いコンテストだ」「明日は筋肉痛だろうね」など絶賛や笑いの声が多数届いていた。



画像は『Cedar Cheer 2022年3月5日付TikTok「Cedar High’s first annual Cheer Dad Jump Off!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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