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【海外発!Breaking News】2歳男児、ベストフレンドの飼い犬に噛まれ鼻がちぎれ落ちる寸前に(英)

TechinsightJapan 2022年4月24日 4時0分

イギリスに住む2歳男児が、ベストフレンドだった愛犬に突然噛みつかれ顔を何針も縫う重傷を負った。このたび母親が息子の生々しい写真とともに事故の詳細について語った。『The Sun』などが伝えている。

英ウェスト・ミッドランズのウォルソールに住む8児の母ジョディ・グリフィスさん(Jodie Griffiths、35)は昨年12月27日、仕事中にパートナーのダニエルさん(Daniel、32)から「息子のローミー(Romy、2)が愛犬“ブリザード(Blizzard、8)”に酷く噛まれた」と電話を受け、心臓が止まりそうになるほど驚いた。

ローミー君を噛んだのは一家が子犬の頃から飼っているオスのスタッフォードシャー・ブル・テリアのミックスで、ローミー君のベストフレンドだった。

ジョディさんは「子供たちは居間で新しいヘリコプターのおもちゃで遊んでいました。ブリザードは近くの椅子の上で寝ていたようで、ダニエルがキッチンへ行こうと部屋を後にした直後に事故は起きました」と明かすと、当時のことをこのように語った。

「ダニエルが居間を離れるとすぐ、ローミーの叫び声が聞こえ、振り向くとローミーの顔はすでに血だらけだったようです。ブリザードが噛んだのは一度だけでしたが、ローミーは鼻や顔に裂傷を負っただけでなく、顎にひびが入り、3本の歯が根っこから抜けてしまいました。」

「すぐに自宅に戻った私はダニエルと一緒にローミーを近くの病院に連れて行き、息子はそこからバーミンガム小児病院へ転送されました。2人とも血だらけで、ローミーは泣き叫んでいるうちに寝てしまいました。医師は息子にモルヒネを与えると手術を行いました。」

ローミー君の傷は思いのほか深く、手術は2時間の予定が5時間となり2日の入院を強いられた。ジョディさんは医師に「鼻の中の損傷が特に酷く、あと少し傷が深かったら鼻を噛みちぎられていたでしょう」と言われて衝撃を受け、さらに追い打ちをかけるようにこう告げられたという。

「今後は定期的に検査が必要で、成長に伴い鼻と鼻孔の形を整える必要が出てくるかもしれません。そうなると4歳になるまでに1回、10代になってからもう1回手術が必要になることも考えられます。」



ジョディさんは「ブリザードは優しい性格で、これまで攻撃的になったことは一度もなく今でも信じられない思いです」と述べ、愛犬がローミー君を噛んだ理由についてこのように推測した。

「子供たちのそばで寝ていたブリザードはおもちゃのヘリコプターに気付いて目を覚まし、びっくりして噛みついたのだと思っています。そしてたまたまブリザードのすぐそばにいたのがローミーだったのでしょう。」



ちなみにこの件の後、警察は「ブリザードがローミー君を噛んだのは事故である」と結論付け、一家は愛犬を手元に置いておくことが許された。しかしジョディさんは「ブリザードをこれ以上信用することはできない」と愛犬を手放した。



ジョディさんは「今までは大好きな犬が子供を襲うなんてあり得ないと思っていましたが、息子の顔には傷が残ってしまいました」と肩を落とし、最後にこんなメッセージを残した。

「どんなに優しい犬であっても事故は起きるのです。息子の事故について知ってもらい、特に子供がいる家庭で犬を飼っている人たちには十分に注意して欲しいのです。」



なおジョディさんは「誰か引き取ってくれる人がいれば」と願っていたが、警察はブリザードを安楽死処分にしたという。

画像は『The Sun 2022年4月18日付「DEVIL DOG MAULING Mum’s warning as horror pics show how toddler son, 2, nearly had his face ripped off by family dog」(Credit: Kennedy News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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