子育てにはハプニングがつきものだが、このほどイギリス在住の母親が我が子のイタズラによって起きた大惨事の様子をFacebookでシェアし話題を呼んでいる。その写真には頭のてっぺんからつま先まで真っ白のペンキに覆われた1歳と4歳の子どもたちの姿が写っていた。キッチンでリフォームをしていた母親がトイレ休憩に行ったわずか5分程度で起きたといい、修繕費は8万円以上かかる可能性があるという。『The Mirror』などが伝えている。
英ノースヨークシャー州ナレスボロ在住で保育士として働くヘイリー・キッドさん（Hayley Kidd、27）は今月18日、白いペンキを用意しキッチンの壁を自身で塗り直していた。ヘイリーさんにはボニーちゃん（Bonnie、4）とハリー君（Harry、1）という幼い子どもがいるが、当時2人は庭で遊んでいたため作業に支障はなく順調に壁を塗り替えていた。
ある程度作業を進めたヘイリーさんは「子どもたちは庭で遊んでいるから大丈夫だろう」と考え、トイレに行くために上の階へ向かった。トイレを終えてキッチンに戻る前、ヘイリーさんは近くに落ちていた洗濯物を拾い上げベッドに置いてから下の階に降りた。その間は5分も経っていなかったが、とんでもないことが待ち構えていたのだ。
キッチンに戻ってきたヘイリーさんは「言葉を失いましたよ。事態を把握するまで一瞬固まってしまい沈黙の時間が流れました」と当時の心境を明かす。そこには頭からつま先まで全身真っ白のペンキに覆われたボニーちゃんとハリー君の姿があった。ボニーちゃんはキッチンカウンターに上り、引き出しからお玉を取り出してペンキをすくってキッチンの床や壁にまき散らし、近くにいたハリー君にもペンキを浴びせていた。
さらにキッチンの床はペンキの海と化して真っ白に染まり、備え付けの戸棚やオーブン、電子レンジにいたるまで白いペンキで汚されてしまった。
「子どもたちは私の姿を見ると『ヤバイ』と思ったみたいで、私が何をしたのか尋ねると『ごめんなさい』とだけ答えていました。私は穏やかな子育てを目指しているので、ひとまず深呼吸して落ち着きました。ボニーは私に『怒ってる？』と聞いたので『ハッピーではないけど、終わったことだから仕方ないよ』と伝えました。」
そのように冷静に対応したヘイリーさんはすぐに子どもたちを上の階に連れていってシャワーを浴びせ、キッチンカウンターに付いてしまったペンキをシリアルの箱でこすり落としていった。朝の6時から夕方6時まで約12時間もかけてペンキまみれになったキッチンを掃除して大部分はキレイになったが、電子レンジやオーブン、エアーフライヤー、コンセントなどはペンキのせいで壊れてしまったため買い替えることになってしまった。その費用は最低でも500ポンド（約81000円）はかかるようで、ヘイリーさんは大きな溜め息をついた。
ヘイリーさんが撮影した当時の写真には、鋭い目つきのボニーちゃんがキッチンカウンターの上に置かれたペンキの入ったバケツの横に座り、頭からペンキを被ったハリー君はおしゃぶりをくわえながら真顔でカメラを見つめている。この写真をヘイリーさんが自身のFacebookに公開すると、「これは地獄」「子どもたちの顔が面白すぎる」「これは言葉にならない」「どこから掃除していいのか分からないね」など笑いや同情のコメントが届いた。
ヘイリーさんは「ペンキを出しっ放しにしたことを非難されるかと思いましたが、多くの人が共感して笑ってくれました。この日は人生最悪の日に近かったですけど、面白かったですしもう終わったことです。子どもたちは小さな天使のようでこんなことをするとは思えないですが、実際は小さな悪魔のようですよ」と笑ってコメントしている。
画像は『The Mirror 2022年4月22日付「Toddlers cause paint ‘tsunami’ after being left alone for just five minutes」（Image: Kennedy News and Media）』『Hayley Kidd 2022年4月18日付Facebook「Never painting with the kids in the house again.」』『New York Post 2022年4月22日付「I left my toddlers alone and the hellions unleashed Biblical paint flood」（Kennedy News and Media）』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部 iruy）
英ノースヨークシャー州ナレスボロ在住で保育士として働くヘイリー・キッドさん（Hayley Kidd、27）は今月18日、白いペンキを用意しキッチンの壁を自身で塗り直していた。ヘイリーさんにはボニーちゃん（Bonnie、4）とハリー君（Harry、1）という幼い子どもがいるが、当時2人は庭で遊んでいたため作業に支障はなく順調に壁を塗り替えていた。
ある程度作業を進めたヘイリーさんは「子どもたちは庭で遊んでいるから大丈夫だろう」と考え、トイレに行くために上の階へ向かった。トイレを終えてキッチンに戻る前、ヘイリーさんは近くに落ちていた洗濯物を拾い上げベッドに置いてから下の階に降りた。その間は5分も経っていなかったが、とんでもないことが待ち構えていたのだ。
キッチンに戻ってきたヘイリーさんは「言葉を失いましたよ。事態を把握するまで一瞬固まってしまい沈黙の時間が流れました」と当時の心境を明かす。そこには頭からつま先まで全身真っ白のペンキに覆われたボニーちゃんとハリー君の姿があった。ボニーちゃんはキッチンカウンターに上り、引き出しからお玉を取り出してペンキをすくってキッチンの床や壁にまき散らし、近くにいたハリー君にもペンキを浴びせていた。
さらにキッチンの床はペンキの海と化して真っ白に染まり、備え付けの戸棚やオーブン、電子レンジにいたるまで白いペンキで汚されてしまった。
「子どもたちは私の姿を見ると『ヤバイ』と思ったみたいで、私が何をしたのか尋ねると『ごめんなさい』とだけ答えていました。私は穏やかな子育てを目指しているので、ひとまず深呼吸して落ち着きました。ボニーは私に『怒ってる？』と聞いたので『ハッピーではないけど、終わったことだから仕方ないよ』と伝えました。」
そのように冷静に対応したヘイリーさんはすぐに子どもたちを上の階に連れていってシャワーを浴びせ、キッチンカウンターに付いてしまったペンキをシリアルの箱でこすり落としていった。朝の6時から夕方6時まで約12時間もかけてペンキまみれになったキッチンを掃除して大部分はキレイになったが、電子レンジやオーブン、エアーフライヤー、コンセントなどはペンキのせいで壊れてしまったため買い替えることになってしまった。その費用は最低でも500ポンド（約81000円）はかかるようで、ヘイリーさんは大きな溜め息をついた。
ヘイリーさんが撮影した当時の写真には、鋭い目つきのボニーちゃんがキッチンカウンターの上に置かれたペンキの入ったバケツの横に座り、頭からペンキを被ったハリー君はおしゃぶりをくわえながら真顔でカメラを見つめている。この写真をヘイリーさんが自身のFacebookに公開すると、「これは地獄」「子どもたちの顔が面白すぎる」「これは言葉にならない」「どこから掃除していいのか分からないね」など笑いや同情のコメントが届いた。
ヘイリーさんは「ペンキを出しっ放しにしたことを非難されるかと思いましたが、多くの人が共感して笑ってくれました。この日は人生最悪の日に近かったですけど、面白かったですしもう終わったことです。子どもたちは小さな天使のようでこんなことをするとは思えないですが、実際は小さな悪魔のようですよ」と笑ってコメントしている。
画像は『The Mirror 2022年4月22日付「Toddlers cause paint ‘tsunami’ after being left alone for just five minutes」（Image: Kennedy News and Media）』『Hayley Kidd 2022年4月18日付Facebook「Never painting with the kids in the house again.」』『New York Post 2022年4月22日付「I left my toddlers alone and the hellions unleashed Biblical paint flood」（Kennedy News and Media）』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部 iruy）