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【海外発!Breaking News】ボートに近づいたワニ、水中からジャンプしカメラに頭突き「その瞬間、時間が止まった」(豪)<動画あり>

TechinsightJapan 2022年5月1日 5時0分

自然豊かなオーストラリア、西オーストラリア州北西沖で今年3月、釣りをしていたカップルのボートにイリエワニが近づき突然、ボートの中に飛び込むとカメラに頭突きした。ショッキングなワニの攻撃はカメラが捉えており、TikTokなどに投稿されて拡散した。『NDTV.com』などが伝えている。

バカーニア諸島に位置するクーラン島近辺でボート釣りを楽しんでいたキャサリン・ディボールさん(Kathryn Dyball)とフィアンセのキャメロン・ベイツさん(Cameron Bates)は3月、心臓が止まるような経験をした。

当時の様子を捉えた動画では、引き上げられる鮮やかな色のルアー(疑似餌)を追い、イリエワニがボートに向かって泳いでくる。ワニのスピードはかなりのものだが、ボートのそばまで来ると一瞬力を抜いたかのように動きを止めた。

ところがその直後、ワニはカップルがいる方向にクルリと顔を向け、水中からジャンプして撮影中の携帯電話に頭突きした。

不意を突いた攻撃で映像は乱れるも、そこには長さ4.6メートルのボートに前足をかけたワニがはっきりと映っており、キャサリンさんは当時のことを「かなりの衝撃を受けたわ。たった2秒だったけど、まるで時間が止まったかのように感じたの」と語っている。

幸いなことにボートはその後、水中に落ちたワニを後にして走り去ることができたが、キャサリンさんは恐怖の経験をして初めて「同地域に棲むワニに対するリスペクトが足りなかった」と猛省し、「もう2度と同じ間違いはしない」と誓ったそうだ。



なおオーストラリアに生息するイリエワニは推定15万匹ほどで、主に淡水域に生息するオーストラリアワニよりも獰猛で縄張り意識が強いという。稀ではあるが、これまでにもボートで釣りをしていた人が襲われる事故は起きており、カップルが乗っていたような小型ボートほど危険だという。

ちなみにTikTokには「ワニにキスされたのよ」「いや、ワニは餌を人間に取られてリベンジしたのさ。ワニがボートを見た時の目を見てごらんよ。決して嬉しそうではないよね」「小さなワニで良かったね」「同じ経験がある。私の時はワニはずっとボートの下にいて、突然大きな口を開けて水中から飛び出してきた。本当に油断できない」「これは怖いね」といった声があがった。

そんなコメントにカップルは「釣りをしたのはグーグルマップで検索して見つけた、誰も知らないような場所。きっとあのワニがボートを見たのは初めてだったのではないかな」と明かし、「あれが大型のワニだったらと思うとぞっとするね。襲われたときは怖くて声も出ず、とにかくあの場から早く去ることだけを考えた。次回はもっと大きなボートにするよ」と述べている。



画像は『The Sun 2022年4月27日付「CROC SHOCK Heartstopping moment a huge crocodile jumps into couple’s boat after chasing their fishing line」(Credit: Not known, clear with picture desk)』『Kat D 2022年4月16日付TikTok「CROCODILE TRIES TO JUMP INTO OUR BOAT」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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