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【海外発!Breaking News】「食材はあるけど油がない」フードコートで閉店を告げられた母親、油を渡して「これで作って」(マレーシア)<動画あり>

TechinsightJapan 2022年6月1日 23時31分

マレーシアのフードコートで先日、食事を注文しようとした女性客が店員から「食材はあるけど油がない」と閉店を告げられた。すると隣接するスーパーで買い物を終えたばかりの女性客は、自分のカートから購入済みの油のボトルを取り出し「これを使って調理してください」と申し出たという。食事を受け取るまでの一部始終を動画に収めていた彼女の息子がその様子をTikTokに投稿したところ拡散し、ユーザーからは「おもしろすぎる」「それに応じる店員もすごい!」といった声が寄せられた。現地メディア『SAYS』などが伝えている。

マレーシア在住のイスカンダール・ザムエルさん(Iskandar Zamuel)は先日、家族と一緒にセランゴール州プチョンのスーパーマーケット「Lotus(ロータス)」を訪れた。

そして買い物を終えた一家は隣接するフードコートに立ち寄ったところ、店員から「食材はありますが、油が切れているので調理できません。もう閉店です」と告げられたという。

しかしイスカンダールさんの母親は、諦めずにある行動に出た。スーパーで購入したばかりの食用油の大きなボトルを店員に差し出し、「これを使って何か作ってください」と依頼したのだ。

「まさか自分の母親がそんな行動を取るとは思いませんでした」と語るイスカンダールさんはその一部始終を動画に収めたが、TikTokに投稿したところ瞬く間に話題となった。

その動画では、注文カウンターで「油がない」と告げられた母親が自分のカートから食用油を持ち出して店員に渡すところから始まる。そして数分後、注文したナシゴレン(マレーシアのチャーハン)と残りの油を受け取った母親は、嬉しそうにテーブルに戻ってくる姿が映し出されていた。



イスカンダールさんはそんな母親の行動に対し、投稿の中で「待っているこっちが恥ずかしかったです。でも母親には何も言えません…」と綴っている。

なおこの投稿は現地メディアに取り上げられたことで拡散しており、ユーザーからはこのようなコメントが寄せられた。

「これはめちゃくちゃ面白い! 笑いが止まらない。」
「子供たちのためにナシゴレンをゲットしたお母さんは素晴らしい。」
「ポテトが品切れの時はじゃがいもを持ち込めばいいね。」
「恥じらいなくこんな行動ができるのはおばさんだけだと思う。」
「おもしろいけど自分の母親がこんなことしてたら恥ずかしいな…。」
「食べ物のためなら何でもするこのおばちゃんは別次元だ。」
「私も食堂に卵を持ち込んだことがありますよ。」
「最高のお母さん。子供たちが食事にありつけてよかった。」
「お母さんもお店の人もナイス!」



画像は『Iskandar Zamuel 2022年5月25日付TikTok「Kita pulak yang malu aih, mmg no excuse ye dengan mak mak」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

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