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【海外発!Breaking News】3児の母、脂肪とたるんだ皮膚を切除後に腹部に穴!(米)

TechinsightJapan 2022年5月31日 22時0分

3人の子供を産んだ35歳の女性が腹部の脂肪やたるんだ皮膚を切除する手術を受けたところ、傷口が開き腹部に穴が開いてしまった。女性はのちに多くの薬剤に耐性を持つある感染症に罹っていたことを知り、恐ろしくなったという。『WalesOnline』などが伝えている。

米ニューヨーク州ロングアイランドに住むメラニー・サンドバーグさん(Melanie Sandberg、35)は、第3子の出産から7か月後の今年2月17日、約255万円(2万ドル)をかけて豊胸手術と腹壁形成術(タミータック手術)を同時に受けた。14歳の長女がいるメラニーさんはここ2年間で2人を出産し、体重が45.3キロ(100ポンド)も増えてしまったそうで、手術は2時間を要した。

ところが手術から3週間経ったある日、メラニーさんは縫合した傷痕の一部が開いていることに気付いた。それは手術後、体内に溜まった血液を外に出すためにドレーンを数日間だけ留置した部位で、小さな穴が開いているのが確認できた。

メラニーさんは「すぐに外科医に電話をし、病院で抗生物質を処方してもらいました。しかし穴は数日で少しずつ大きくなり、中から膿が出ているのが分かりました」と語ると、その後の様子をこう説明した。

「病院を訪ねると、医師は腹部に溜まった液体を排出し、別の抗生物質を処方して『これで大丈夫だろう』と言っていました。しかし穴は1ドル硬貨(27.5ミリ)ほどの大きさになり、酷い痛みが引くことはありませんでした。」

「そんな時、美容外科手術後に敗血症に罹り入院したという友人から『すぐに病院に行くように』と警告されたのです。友人は胸に穴が開いた状態が40日間も続いたそうで、それを聞いた私は急に怖くなったのです。」

なお当時のメラニーさんの腹部の写真を見ると、穴は1か所ではなく縫合した部位に沿うように開いている。事の重大さに気付いたメラニーさんが再び病院を訪ねると、多くの薬剤に耐性を持つ「メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)」に感染していることが判明した。



「医師は傷口に生理食塩水を浸したガーゼを当てたり、新しいタイプの薬剤を使って治療を行いました。やっと傷口が癒えてきたことを実感できるようになったのは、手術から2か月以上経ってのことでした」と語るメラニーさん。「最終的な手術の結果には満足している」と明かしつつも、「私の下の2人の子はまだ幼いですからね。子供たちがMRSAに感染しなくて本当に良かったと思っています」と述べ、こう続けた。

「実はMRSAに感染した自分の経験をシェアするうちに、手術後に感染症に罹る人が意外に多いことに気付きました。以前は手術後の合併症についてあまり深くは考えていませんでしたが、私の場合は想像以上に重症だったのです。私の経験を通し、より多くの人にMRSAや感染症の怖さについて知ってもらえたら嬉しく思います。」

画像は『The Daily Star 2022年5月30日付「Woman left with gaping hole in tummy after spending £16,000 on ‘mummy makeover’」(Image: (C) Melanie Sandberg / SWNS)』『WalesOnline 2022年5月29日付「Woman’s £16k ‘mummy makeover’ ended up with horror infection and hole in stomach」(Image: SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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