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【エンタがビタミン♪】モグライダー芝、屈辱的な営業の思い出 「面白かったら俺らと同じメシ食わしてやる」社長らの前でネタ見せ

TechinsightJapan 2022年6月13日 18時43分

6月11日放送のラジオ番組『土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送』(TBSラジオ)に、ナイツと同じマセキ芸能社所属のモグライダーがゲスト出演した。昨年行われた『M-1グランプリ2021』で決勝に進出して以降はテレビ、ラジオに引っ張りだことなったほか、人気芸人が多数出演する地方のお笑いライブにもよく呼ばれるようになったモグライダー。ナイツと共演する機会も多くなり、長い下積みを経てやっと売れっ子になった後輩の活躍を心から喜んでいる。

前年比で4月までのテレビ出演本数が80倍に跳ね上がったというモグライダー。「昨年は同じ時期に1本出ただけですから」とモグライダーの芝大輔(38)は謙遜するが、今年4か月だけで80本はすごいことだとナイツも驚いている。

4月23日放送の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)ではモグライダーを掘り下げたのだが、出演したナイツの塙宣之(44)によると現在のマセキ芸能社ではモグライダーの売り出しに会社全体で力を入れており、マネージャーの配置換えが行われたと話している。『土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送』でもこの話題になり、ニッチェのマネージャーがモグライダー専属の担当となり、ナイツのマネージャーがニッチェと兼務になったという。そのため「真冬のドラマのロケに1人で行かされた」と塙は愚痴っていたものの、本心ではない。『M-1グランプリ』の決勝審査員を務めている塙は昨年、トップバッターとして舞台に登場したモグライダーを見た時、込み上げてくるものがあった―とのちに話している。実力があると言われながらなかなか日の目を見ることができず、特にともしげには普段の言動を含めて色々注意したきただけに感慨深い思いがあったそうだ。

そんなモグライダーの『M-1グランプリ2021』決勝直前の芸人としての給料は月5000円で、アルバイトで稼がなければ成り立たない生活だった。塙から今までで一番番辛かった仕事について聞かれると、芝は何年か前に六本木の高級中華料理店での営業だと話し始めた。同じ事務所のゆーびーむ☆が取ってきた仕事で、個室で食事をしていた7、8人の社長の前でネタ見せをするという内容だった。面白かったらギャラの他にチップもくれるという約束だったが、どのコンビニもチップは出されなかった。その代わり「じゃあ、今から面白かった順に俺らと同じメシ、頼んで食わしてあげる」と変更になったものの結局、モグライダーと虹の黄昏・野沢ダイブ禁止(43)の3人が残ってしまった。すると「もうお前らはメシも食わせない。チャーハンだけ頼んでやる」「味の無いチャーハン頼んでやるから」と厨房に特別に作らせ、パラパラではあるものの本当に味が全く無いチャーハンが運ばれてきたという。それを「水は飲むなよ」と厳命され、無理やり食べさせられたのだ。

土屋伸之(43)が「よく我慢したね」と声をかけると、「暴れ倒したいぐらいムカついたけど」「絶対、絶対に売れてやる!」とこの時芝は怒りを抑え、心に決めたそうだ。ギャラはきちんと貰えたそうだが、土屋は「そういうのあるからね、屈辱だよね」、塙も「あるよね。そういう飲みの席とかのさ」と多くは語らなかったが、自分たちの売れない時代を思い出したのかもしれない。

画像は『TBSラジオ ナイツのちゃきちゃき大放送 2022年6月11日付Twitter「今日のゲストは #モグライダー !」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)

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