韓国の7人組男性グループBTSが6月14日、YouTubeチャンネル「BANGTANTV」でグループ活動の休止を発表して世界に衝撃を与えた。韓国の芸能界に詳しいタレントのフィフィはBTSメンバーが語った内容を「勇気ある発言」「勇気を持って告白してくれた」と支持しており、その内容から改めて芸能界の闇の深さを感じたという。YouTubeで持論を配信したところ、フィフィならではの解釈が「大変な説得力」と反響を呼んだ。
フィフィは芸能界に入る前、カラオケ会社の制作部門でK-POPを担当をしていたのでハングルが読めるそうだ。YouTubeチャンネル「フィフィ（FIFI）」で19日に配信した『【衝撃】韓国芸能の深い闇！あのBTSが暴露。衝撃の活動休止報道。所属事務所の株価が大暴落!!』によると、BTSのメンバーが「芸能界のK-POPやアイドルというシステム自体が人を成熟させない」とまで本音を明かしたのは印象的だったという。次々と新しいグループが出ては入れ替わって消費される社会のなかで、「自分には何も残らない」という気持ちになってしまうのではないかと懸念していた。
これまでも韓国の芸能界について解説してきたフィフィ。2012年にはTwitterで「見たことも無い韓流グループは来日早々、大人気スターの様に取り上げられるけど、韓国では存在すら知られてない…」と日本市場向けの戦略を深読みすれば、2017年には「韓国の芸能界の闇は深い。個性を生かし誰にも被らない自分らしい魅力で売ることが理想なはずなのに、似たようなアイドルがいくつも出てきては消えていく…日本以上に厳しいのかもしれない。皆同じ風貌で売り出すこと自体異常だと思う」と指摘したことがある。
今回はBTSメンバーが「自分が機械になってしまった感じ」「今は（楽曲で）伝えたいメッセージがない」などと吐露したことから、フィフィも「（ヒット曲を連発していただけに）こんなに苦しいなかで活動していたとは驚きだった」と胸を痛めていた。さらにその「勇気ある発言」に対して、所属事務所が「活動休止は誤解だ」と騒動の収束を急ぐ様子からメンバーとの不協和音を感じたらしい。また兵役義務がある韓国で、BTSの文化的功績を考慮して入隊期限を延期するいわゆる“BTS兵役法”にも触れており、BTSメンバーは世論を受けて「それもストレスになっていたのではないか」と憶測していた。
フィフィが「メンバーが勇気を持って告白してくれたことで、改めて韓国芸能界の闇が深いと考えさせられた」とまとめたところ、視聴者から「芸能界を知っているフィフィさんの今日の解説、非常に解り易く大変な説得力がありますね」と反響があったのをはじめ、BTSの現状について「活動休止ではありませんでした。世界中のファンは安心しています」という声や「BTSがネガティブな事言った部分は日本ではあんまり報道されてないよね。ファンが悲しんでる所はよく報道されてるけど」など様々な意見が寄せられた。
画像2、3枚目は『BTS official 2022年5月31日付Instagram「＃BTS」』『フィフィ 2015年2月20日付Twitter「久々のカラオケ、前職はカラオケ会社に勤めてました。」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部 真紀和泉）
フィフィは芸能界に入る前、カラオケ会社の制作部門でK-POPを担当をしていたのでハングルが読めるそうだ。YouTubeチャンネル「フィフィ（FIFI）」で19日に配信した『【衝撃】韓国芸能の深い闇！あのBTSが暴露。衝撃の活動休止報道。所属事務所の株価が大暴落!!』によると、BTSのメンバーが「芸能界のK-POPやアイドルというシステム自体が人を成熟させない」とまで本音を明かしたのは印象的だったという。次々と新しいグループが出ては入れ替わって消費される社会のなかで、「自分には何も残らない」という気持ちになってしまうのではないかと懸念していた。
これまでも韓国の芸能界について解説してきたフィフィ。2012年にはTwitterで「見たことも無い韓流グループは来日早々、大人気スターの様に取り上げられるけど、韓国では存在すら知られてない…」と日本市場向けの戦略を深読みすれば、2017年には「韓国の芸能界の闇は深い。個性を生かし誰にも被らない自分らしい魅力で売ることが理想なはずなのに、似たようなアイドルがいくつも出てきては消えていく…日本以上に厳しいのかもしれない。皆同じ風貌で売り出すこと自体異常だと思う」と指摘したことがある。
今回はBTSメンバーが「自分が機械になってしまった感じ」「今は（楽曲で）伝えたいメッセージがない」などと吐露したことから、フィフィも「（ヒット曲を連発していただけに）こんなに苦しいなかで活動していたとは驚きだった」と胸を痛めていた。さらにその「勇気ある発言」に対して、所属事務所が「活動休止は誤解だ」と騒動の収束を急ぐ様子からメンバーとの不協和音を感じたらしい。また兵役義務がある韓国で、BTSの文化的功績を考慮して入隊期限を延期するいわゆる“BTS兵役法”にも触れており、BTSメンバーは世論を受けて「それもストレスになっていたのではないか」と憶測していた。
フィフィが「メンバーが勇気を持って告白してくれたことで、改めて韓国芸能界の闇が深いと考えさせられた」とまとめたところ、視聴者から「芸能界を知っているフィフィさんの今日の解説、非常に解り易く大変な説得力がありますね」と反響があったのをはじめ、BTSの現状について「活動休止ではありませんでした。世界中のファンは安心しています」という声や「BTSがネガティブな事言った部分は日本ではあんまり報道されてないよね。ファンが悲しんでる所はよく報道されてるけど」など様々な意見が寄せられた。
画像2、3枚目は『BTS official 2022年5月31日付Instagram「＃BTS」』『フィフィ 2015年2月20日付Twitter「久々のカラオケ、前職はカラオケ会社に勤めてました。」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部 真紀和泉）