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【エンタがビタミン♪】ロザン、芸人の投資トラブルに「投資は自己責任」「“良い人だから儲かるであろう”はリンクしない」

TechinsightJapan 2022年7月27日 16時14分

巨額投資トラブルが報じられたお笑いコンビのTKO・木本武宏は、23日に自ら申し出て長年所属した「松竹芸能」を退社するなど慌ただしい動きを見せている。その後、窓口となった彼の個人事務所は取材に応じて投資家A氏の存在や、後輩芸人やスタッフにA氏を紹介したが木本自身が実際に運用をしたり、手数料を受け取ったりはしてないと答えている。吉本興業所属のお笑いコンビ・ロザンの2人は、この件がネットニュースになる数日前にマネージャーから突然「(木本に)お金貸してないですか?」と聞かれ、否定するも「どういうこと?」と訳が分からなかったという。

25日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、木本武宏の新しい窓口になっている個人事務所に取材し、投資家A氏とは2~3年前に知人の紹介で知り合い、何度か会ううちに投資案件を持ちかけられたことを伝えていた。木本はA氏を信用して金を預けたところ、投資に成功。「こんな投資があるんだよ」と知人らに紹介したが、木本自身が実際に運用をしたり、手数料を受け取ったりはしてないと話している。なおA氏は金融取引業者の登録はなく、代理人の弁護士によると「今すぐ金を返金できる状況ではない」という。また別の報道によると木本は刑事・民事の両面で法的措置を取るべく準備を進めており、A氏に返済能力がない場合は自ら立て替えたうえで、返金を求めていくとのことだ。

『スッキリ』のMCを務める極楽とんぼの加藤浩次は「松竹芸能に迷惑をかけられないという木本の男気が、退社を決断したのだろう」と話し、詐欺に加担したからではないという見解を示していた。またダウンタウンの松本人志は「俺の知ってる木本はそんなやつじゃないんでね、信じてあげたいな」、有吉弘行も「良い人っていうイメージがあるけどね。責任負うしかないよね」とテレビやラジオ番組で、彼の人柄について語っている。

26日公開のYouTubeチャンネル『ロザンの楽屋』でも「【芸人投資トラブル】われわれが知っていること」と題し、木本の投資トラブルについて触れている。菅広文や宇治原史規も木本の個人事務所が取材に答えている内容以外の情報は知らないので、それらが全て真実だという前提で話を進めながら、そもそも「人柄」と「お金」は分けて考えなければならないと強調した。菅は「“良い人だから悪いことはしないであろう”はリンクするから分かるけど、“良い人だから儲かるであろう”はリンクしない」と首を傾げ、なぜA氏の素性や投資の内容について木本や他の出資者も調べなかったのかが理解できないようである。「投資は自己責任」という言葉が、この動画で2人の口から何度も発せられた。

また木本が責任を感じ「元金を立て替える」と発言しているのも、宇治原には引っかかっているという。良い意味で評価している意見もあることは事実だが、「投資ってそんなもんじゃない」「その発想は間違っている気がする」と話している。彼の“申し訳ない”という気持ちは十分理解できるが、木本の紹介というだけでA氏に金を預けた側にも何らかの責任があるのではないか―というのがロザンの現時点での見方だ。ただ「なぜ本人のメリットがないのに紹介したのか」という疑問は消えないらしい。この点は、25日放送の『モーニングショー』(テレビ朝日系)でレギュラーコメンテーター・玉川徹氏も「手数料以外の(例えば、利率が良いような運用など)便宜がなければ、報道されているような金額を集めるモチベーションが出てくるのか」とロザンと同じ疑問を持っていた。記者会見ではぜひ、木本の口から説明してもらいたいものである。

画像1枚目は『菅 広文 2022年4月11日付Instagram「大阪公立大学の入学式に呼んでもらいました。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)

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