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【海外発!Breaking News】ATMの中から子猫を救出 “キャッシュ(現金)”と名付けられる(米)<動画あり>

TechinsightJapan 2022年8月3日 22時0分

消防隊員は人間だけでなく、時に高い場所から降りられなくなった猫などの救助依頼を受けることもある。ところが先月7日、アメリカの消防隊に「ATMの中に子猫がいる」という驚きの通報が届いた。どうやってATMの中に入れたのかは定かではないが、無事に救出された子猫は保護され、“現金”を意味する“キャッシュ(Cash)”という名前が付けられた。『People.com』などが伝えている。

米アーカンソー州フォート・スミスにて先月7日午後、銀行「Regions Bank」のドライブスルー型ATMの中に子猫がいると通報を受け、フォート・スミス消防隊が救助に駆けつけた。消防隊員らがATMを開けて狭い内部に手を伸ばすと、中から小さな子猫を救助することができた。

子猫の体重は1ポンド(約454グラム)も無かったと言い、空腹と脱水状態だった子猫は地元の動物保護団体「Fort Smith Animal Haven」に保護された。同団体のアレクシス・ブルームさん(Alexis Bloom)は「子猫は日陰を求めてATMに入ったと考えられますが、どうやって入ったのかは見当もつかないですね」と不思議な子猫の行動についてコメントしている。

また同団体の獣医であるアシュリー・ディーンさん(Ashley Deane)は、「ATMの中に子猫が入り込んだのは初めて聞きました。ATMに行って現金の代わりに子猫が出てくるなんて思いもしませんよ」と目を丸くさせていた。

保護された子猫には、ATMにちなんで“現金”を意味する英単語の“キャッシュ(Cash)”という名前が付けられた。保護当初は警戒していたそうだが、すぐに新しい環境に慣れて今では喉を鳴らしてスタッフらに甘えているという。キャッシュは十分に体重が増えてからワクチンを接種する予定で、そのあとに里親を募集するそうだ。

このニュースを見た人からは、「ATMで子猫を引き出せるボタンなんてあるのか!?」「強盗をしようとしていたのかな?」「どうやってATMの中に入れたんだ」などジョークや子猫がATMに入り込んだ経緯について疑問の声が届いていた。

なお過去には自動販売機に入り込んだアライグマが抜け出せなくなり、保安官らに救出される様子を捉えた動画も大きな話題を呼んでいた。



画像は『Fort Smith Fire Department 2022年7月7日付Facebook「P-1, R-1 cat stuck in an ATM.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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