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【エンタがビタミン♪】冨永愛「身バレ帽子(防止)が欲しい」 街中で「背が高いのでバレてしまう」

TechinsightJapan 2022年8月10日 18時45分

モデルの冨永愛が10日、帽子デザインコンテスト「KAI Hat & Head-piece Competition」優秀賞受賞式とハットの日PRイベントにリモート出演した。そこで冨永は自身が欲しい帽子を発表したが、同コンテストの特別審査員として登壇していた東京五輪2020の金メダリスト、プロスケートボーダーの四十住さくら選手も「かぶってみたいです」と欲しがった。

8月10日は「ハットの日」ということで、帽子デザインコンテスト「KAI Hat & Head-piece Competition」の優秀賞作品が発表された。同コンテストは縫製ハサミの開発・製造において長年の歴史を持つ貝印が主催で、同コンテストのスペシャルサポーターを冨永愛が務めている。



帽子について冨永は「今は夏なので日除けという意味でかぶっていますけど、もちろんお洒落としていろいろな帽子を持っています」と言い、その数は30個ぐらいとのこと。帽子を選ぶ際に譲れないポイントを聞かれると「全体的なバランスを大事にしていて、私は背が高いので割と大きなツバや大胆なデザインが合ってくると思います。身長や顔の形など全体的なバランスを見て選ぶのは大事」と回答。「帽子はコーディネートの中で大きなアクセントになるので、帽子から選ぶことが多いかもしれないですね」とまず帽子を選んでから服を決めることが多いそうだ。

そんな冨永が「こんな帽子があったらいいな」という“自身が欲しい帽子”を発表した。それは、「身バレ帽子」とのこと。“帽子”と“防止”とダブルミーニングになっているそうで、帽子のツバのフチからぐるりと長いベールが足まで伸びて身体を覆っている。「どうしても私は背が高いので街を歩いているとバレてしまうんですよね」と発想の原点を明かしたが、「ベールで全身を覆って中は見えないんですけど、余計目立つんじゃないかなと思って」と大胆なデザインのため逆効果かもしれないと自ら笑った。



この案に「いやもう、すごいです」と東京五輪でスケートボード女子パーク部門にて見事金メダルを獲得したプロスケートボーダーの四十住さくら選手。金メダル獲得後は「バレることは多くなりました」と以前よりも顔を知られているそうで、冨永考案の“身バレ帽子”を「かぶってみたいです」と希望した。そんな四十住選手は「この前の世界大会で脳震盪になって、そのときにヘルメットが割れてしまったので」と「絶対にケガをしない帽子」が欲しいという。



“身バレ帽子”について「実はこのコンセプトで帽子を考えたことがある。いつかお二人のために実現します」と約束して冨永を喜ばせたのは、同コンテストの審査員を務めるHat & Head piece designerの日爪ノブキ氏。日爪氏は2019年にフランス国家最優秀職人章に認定されたが、これはフランス文化の継承者にふさわしい高度な技術を持つ職人に授与される称号で、日本の重要無形文化財(通称、人間国宝)認定制度に相当するという。イベントでは日爪氏がデザインした帽子2点が紹介されたが、これらは古着や廃棄してしまうペットボトルを使い、サステナビリティをコンセプトに据えた帽子とのこと。冨永は「とても素敵なデザインで、そこにいたらかぶっていただろうな」とリモート出演を残念がって、「今はファッション業界の中でサステナブルが大きなテーマ。それがさらに素敵なデザインにアップデートされているのはとても素敵なこと」とコメントした。



イベントでは応募されたデザイン画から、優秀賞15作品と四十住賞として四十住選手が選んだ1作品が発表された。優秀賞受賞者は今度は帽子を制作するが、その中から11月8日の貝印「いい刃の日」イベントにて最優秀賞作品が発表される。最優秀賞受賞者には、ヨーロッパ・ファッションデザイン研修旅行や、最優秀賞受賞者と帽子メーカーの栗原と貝印の3者がコラボレーションした帽子を限定発売する権利が贈られる。冨永愛は「どれもデザイン画がとても素敵で、この絵からどういう帽子になるのかなと想像しながら見ていました。みなさん個性的でどれが受賞してもおかしくない」と甲乙つけがたい印象を語った。
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)

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