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【海外発!Breaking News】61歳女性を執拗に襲う“狂犬病”のキツネ、その恐怖の瞬間(米)<動画あり>

TechinsightJapan 2022年9月7日 4時0分

米ニューヨーク州中部に住む61歳の女性は7月末、自宅の庭で異様なほどに攻撃的な野生のキツネの襲撃を受けた。当時の様子は監視カメラが捉えており、シェリーさんの夫が先月末にFacebookでシェアしたところ拡散した。女性の悪夢を『Fox News』などが伝えている。

ニューヨーク州中部のトンプキンス郡イサカに住む元看護師シェリー・ルッソさん(Sherri Russo、61)は7月25日、自宅の庭で携帯電話で話をしていたところをキツネに襲われた。

監視カメラの映像では、キツネが背後からシェリーさんに迫り、脚に飛びついているのが見て取れる。シェリーさんは「最初は近所の犬だと思ったの」と明かし、当時のことをこう振り返った。

「後ろから脚を軽く噛まれてね。思わず脚を上げて、『こんなところで何をしているの』と犬に挨拶しようとしたの。でも足元を見たら灰色のキツネで。小さいけど攻撃は執拗で、どんなに振り払ってもまた襲ってきたわ。そうやって何度も襲われているうちに、『このまま倒されて顔を攻撃されるのでは…。もしかしたら生きたまま食べられてしまうのでは…』と恐怖に駆られたの。」

キツネはオスで、シェリーさんの脚にまとわりついて攻撃を止めないばかりか手にも噛みついており、振り払おうと格闘するシェリーさんに何度か地面に叩きつけられ、蹴とばされている。

それでもキツネは異様なほど執拗に攻撃、親指と人差し指の間に食いつくと離さなかったそうで、シェリーさんはくるくると回りながらキツネを振り回して投げ飛ばし、回し蹴りを食らわせた。

キツネはその後、近所の男性が長い棒を持って現れたのを見て逃げていったが、シェリーさんの体の傷は16か所にも及び、すぐに病院で狂犬病のワクチン接種を含む治療を受けた。



シェリーさんは「3~4度目の攻撃を受けた時、『このキツネは狂犬病なのでは?』と頭をよぎった」と口にしており、後に捕獲されたキツネはコーネル大学の調査の結果、狂犬病であることが正式に判明したという。ただ幸いなことに、シェリーさんに症状は出ていないようだ。



なお今回の恐怖の体験についてシェリーさんは、最後にこのように述べている。

「キツネは美しい動物で、傷つけるつもりはありませんでしたが、あの状況では戦うしかありませんでした。キツネの攻撃が止むことはないのでは? と思っていたので、私の叫び声を聞いて助けに来てくれた男性には心から感謝しています。」



画像は『Inside Edition 2022年8月27日公開 YouTube「Rabies-Infected Fox Attacks Woman」』のサムネイル、『Fox News 2022年8月25日付「New York woman fights off rabid fox in her front yard, thought she would be ‘eaten alive’」(Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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