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【海外発!Breaking News】引っ越し先で行方不明になった愛猫、玄関ベルを鳴らして帰宅し飼い主仰天(米)<動画あり>

TechinsightJapan 2022年9月22日 4時0分

引っ越し先で行方不明になった愛猫が、玄関ベルを鳴らして4日ぶりに帰宅したという話題がアメリカより届いた。玄関に設置されたカメラに映る愛猫の姿を見た飼い主は「玄関ベルの使い方を知っていたみたいですね」と賢い愛猫の行動に驚いたという。『People.com』などが伝えている。

米ニューヨーク州南東部ロング・アイランド島マスティック・ビーチ在住のステファニー・ウィットレイさん(Stefanie Whitley)はつい最近、この地域に家族で引っ越してきたばかりだった。約8年前から飼っている愛猫の“リリー(Lilly、8)”も一緒で、リリーはステファニーさんの家にやって来てからこれまで4回の引っ越しを経験していたが、周囲の環境に慣れていなかったこともありステファニーさんはリリーが外に出ないよう注意していた。

しかし引っ越してから1週間が経った頃にリリーが隙を見つけて外に出て行ってしまい、ステファニーさんは迷子になってしまうことを心配して家族総出で探し回った。ステファニーさんは、当時のことを「リリーはいつも名前を呼べばどこからともなく出てきてくれるのですが、名前を呼んでもまったく反応がなかったので恐ろしかったです。リリーがいない間は永遠のように感じられました」と語っている。

リリーはなかなか見つからず「もう二度と会えないのでは…」という思いがステファニーさんの頭をよぎったが、行方不明になってから4日後の先月14日夜に事態は動いた。ステファニーさんがキッチンでお皿を洗い、婚約者のエフライン・リンドリーさん(Efrain Leandry)が5人の子どもたちと一緒にテレビを見ている時、突然玄関ベルの音が鳴り響いた。

玄関にはカメラが設置されており、訪問者の姿はカメラを通してキッチンにあるモニターに映るようになっていた。「こんな時間にいったい誰だろう」とステファニーさんがモニターを確認してみると、そこにリリーの姿が映っていたのである。当時の映像には、ステファニーさんに「ただいま! 帰ってきたよ!」と呼びかけるように何度も鳴き声を上げるリリーの姿があった。どうにかして家に戻ってくることができた上に、偶然にも玄関ベルを鳴らしてステファニーさんたちに気付いてもらうことに成功したのだった。

リリーの帰宅に一家は急いで玄関に向かい、ドアを開けて迎え入れた。リリーも家が恋しかったのか、ドアが開くと走り込むようにして家の中に入ったそうだ。

のちにステファニーさんは、玄関ベルを鳴らすことができた賢いリリーについてこう語っている。

「モニターにリリーの顔が映ると、みんなで息が切れるほど大笑いしましたよ。リリーの鳴き声は、まるで子どもたちが『ママ!』と呼ぶような感じでしたね。」

「もしあの夜に玄関ベルの通知が来なかったら、リリーが帰ってきたことに気がつくことはできませんでしたよ。リリーは玄関ベルが鳴るといつもドアの方へ向かうので、玄関ベルがどういったものなのか理解していたみたいですね。」

ちなみに過去にも米サウスカロライナ州で、行方不明になっていた愛犬が深夜3時に玄関ベルを鳴らして帰宅したことがあり、「朝帰りする若者と同じ」と多くの笑いの声が届いていた。



画像は『People.com 2022年9月16日付「Missing Cat Reunites with Family After Using Home Doorbell Camera and Calling Out for ‘Mom’」(PHOTO: STEFANIE WHITLEY AND EFRAIN LEANDRY)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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