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【エンタがビタミン♪】福山雅治、湯川学の8m巨大バルーンに「ちょっと太っているよね」と笑うも「実に面白い」

TechinsightJapan 2022年9月22日 13時23分

俳優・ミュージシャンの福山雅治(53)が天才物理学者・湯川学を演じる『ガリレオ』シリーズの劇場版最新作、映画『沈黙のパレード』が16日から公開中だ。21日には福山と共演の柴咲コウ(41)、北村一輝(53)が大阪でのイベントと舞台挨拶に登場した。福山はこの日のために3か月間かけて制作された湯川学を模した巨大バルーンと初対面した。

福山雅治が「会いたかったですよ、大阪!」と第一声を発すると、大阪のシンボルでもある道頓堀のグリコ前で待ち構えていた3000人の観客から興奮と熱気が入り混じった拍手の嵐が巻き起こった。映画『沈黙のパレード』の「公開記念イベントIN大阪」で福山と柴咲コウ、北村一輝は道頓堀川上を乗船して登場、ファンを驚かせた。



ここでひときわ目を引いたのは、全長8mの巨大バルーンとなった湯川先生だ。湯川は帝都大学で見かけるような白衣姿で、ポケットに手を入れて上方を見つめている。ただバルーンだからなのか全体的に体が丸みを帯びているようで、福山は「ちょっと太ってるよね」と笑いながらも「今日初めて対面したけどずばり言ってもいいですか? この巨大湯川先生『実に面白い』」と、湯川学お馴染みの台詞を用いた『ガリレオ』感溢れるコメントを放った。そして「今日だけでなく、27日まで設置されてるようなので是非愛でてやってください」と自身の“分身”をアピールした。



「デビュー当時から大阪のファンの方にすごくお世話になっていて、ファンクラブの最初の頃のファンの方の比率は関東よりも関西が多かったんですよ。なので大阪に育てていただいたと言っていいと思います」と感謝の言葉を並べた福山は、大勢の観客に惜しまれながらもTOHOシネマズ梅田に移動、上映前の舞台挨拶に出席した。



湯川学役の福山雅治をはじめ、刑事・内海薫役の柴咲コウ、湯川と大学で同期かつ内海の先輩刑事・草薙俊平役の北村一輝が登場すると、一斉に割れんばかりの拍手で迎えた観客。15年ぶりに再集結した3人だが、北村は「すごい楽しかったですし、安心もありますし、信頼関係があるというか。宣伝活動で2か月間ほぼ一緒にいたりするんですけど、だんだん終わりに近づいてきて実はすごく寂しく思ってたりします」と述べて「ちょっとだけ」と笑った。



「久しぶりに集まってもよそよそしさは全然ないですね」という柴咲は「劇中の3人というのも時を重ねて今私がいる3人というのが一番良くて、薫としてもいろいろ経験を重ねて再登場というのがすごくしっくりきた」と言い、「この2人に関しては全幅の信頼を寄せているし、心が温かい方なのですごくリラックスして撮影に臨めました」と振り返った。



この15年について道頓堀のイベントで福山は「(原作者の)東野(圭吾)先生が発明されたこの“ガリレオ”という作品の持つ力もあるんですが、それを続けてこれるのはお集まりになってくださったおひとりおひとりの方の『観たい』という気持ちの積み重ねがあってこその15年なので、これは皆さんに育てていただいた作品です。育てていただいた途中だと思ってますので、引き続き応援よろしくお願いします」と熱く語っていた。そして舞台挨拶では「登場人物のひとりひとりが本当に悲しみや苦しみを背負って物語を紡いでいく」という同作について「今までの愛し愛された記憶などを観終わった後に感じて思い出してもらう作品になってると思います。じっくりじっくりこの映画楽しんでください」と締めくくった。



(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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