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【エンタがビタミン♪】横浜流星、青春は「今」 学生時代は空手に励むも「いつまでも青春できる」と持論

TechinsightJapan 2022年10月21日 16時34分

10月21日公開の映画『線は、僕を描く』の公開前夜祭オンラインイベントが20日に開催され、横浜流星、清原果耶、河合優実のキャスト陣と小泉徳宏監督が登場した。さらに国内外のファン総勢150名や、盛り上がりを見せる国内外の各所と“線”(オンライン)で繋がるというオンラインイベントならではの趣向も見られたが、リアルタイムでファンから寄せられた「青春時代の思い出は?」との質問に登壇者がそれぞれ回答した。

同作は水墨画に魅了された主人公らの青春映画であることから、イベントは巨大な水墨画の世界に入り込んだかのような豪華なセットの中で実施された。主演の横浜流星は「いよいよ明日公開を迎えて作品が皆さんの元に届きます。楽しみですね。一人でも多くの人に届けば嬉しいです」と声を弾ませた。



映画『線は、僕を描く』は、砥上裕將著の同名小説を原作に、映画『ちはやふる』の制作チームが再結集し、「かるた」に続き今回は「水墨画」に挑戦した。横浜流星は筆先から生み出す「線」のみで「命」を描く芸術“水墨画”と出会い、学ぶことでその世界に魅了されていく主人公・青山霜介を演じた。その水墨画により霜介の止まっていた時間が動き出すが、清原果耶は霜介の師匠の孫であり、霜介にライバル心を抱くヒロインの篠田千瑛役、河合優実は霜介に触発されて水墨画を始めた同級生・川岸美嘉役を務めた。



イベントでは登壇者への質問もリアルタイムで募集。青春映画でもある同作にかけて「青春時代の思い出は?」と聞かれると、「中学3年生の体育祭にどうしても出たくて」と切り出した清原。当時すでに清原は芸能活動をしていたがその日は東京で撮影が予定されていたという。しかし「絶対に出ます」とマネージャーに宣言した清原は「リレー走ってそのまま荷物を持って、学校を出て、新幹線に乗って、東京まで行ったのが思い出です」と振り返ると、順位は「1位でした! 良き思い出です」ととびきりの笑顔を見せた。河合も「高校時代にダンスをしていたので、仲間と一緒にひとつの事を作り上げていくのが青春の思い出です」と学生時代のエピソードを披露した。



横浜と小泉監督は「青春は今ですね」と同じ答えに。小泉監督が「映画作りって、それこそ体育祭で走ってるみたいな…」とコメントすると、横浜は「青春ってくくれないですよね。今、青春しているなと感じますし、僕らはいつまでも青春できると思います」と続けた。ただ横浜は「学生時代で言うと空手なんですかね」と補足。そして「最近はちょっとボクシングをやっていますので、継続して(体を)鍛えています」と明かすと、オンラインで参加したファンから拍手が沸いた。横浜は空手では中学3年生のときに世界大会で優勝したほどの腕前を持つが、吉高由里子とW主演した映画『きみの瞳が問いかけている』(2020年公開)では天才キックボクサー役を演じるためボクシングの特訓に励んだことがある。9月3日にはさいたまスーパーアリーナで開催された『第35回マイナビ 東京ガールズコレクション 2022 AUTUMN/WINTER』に清原とサプライズ登場し、水墨画を描く生パフォーマンスを披露した横浜。役作りのために約1年間水墨画を学んだそうで、ボクシングや水墨画など役に懸命に向き合う作品のひとつずつが青春なのかもしれない。



最後に横浜は「この作品を愛してくださったら嬉しいですし、霜介の変わっていく姿に何か感じてくれるといいなと思います。映画をご覧になられた方はぜひSNSで感想をつぶやいてこの作品を広めてくださると嬉しいです」とメッセージを送り、「明日からお願いします!」とカメラ目線でアピールして会場を後にした。



(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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