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【エンタがビタミン♪】ジャンポケ太田、『KOC』準決勝敗退で「心が折れちゃいました」 ファイナリスト経験者の苦悩を吐露

TechinsightJapan 2022年10月24日 16時40分

お笑いトリオ・ジャングルポケット(おたけ、太田博久、斉藤慎二)は“日本一のコント師”を決める『キングオブコント』にこれまで4回決勝進出しているが、今年は準決勝で敗退した。なかでもネタ作りを担当する太田博久はショックを受けて、『KOC』優勝を目指す信念が揺らいだという。相方のおたけさえ知らない葛藤を語り、精神的ダメージによって自分に起きた異変まで明かした。

ジャングルポケットは『キングオブコント2016』で準優勝しただけに「次こそは優勝を」とさらに上を目指して頑張ってきた。2020年は5位に甘んじ、太田博久は「今暖かいシャワーを浴びたら涙と奇声が溢れ出てくると思うのでやめときます…キングへの道は長く険しいです」(原文ママ)とツイートして悔しさを滲ませていた。しかしその後も納得できる結果は残せず、今年はまさかの準決勝敗退に終わった。10月21日放送の『中川家 ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)にゲスト出演した太田は「心が折れちゃいまして」と吐露して、相方のおたけを「初めて聞きました」と驚かせた。

太田によると『KOC』が近づくとネタ合わせでピリピリして、おたけにも厳しく当たった。そこまで気合いを入れながら予選で思うように笑いがとれず「箸にも棒にもかからなかった」ことが情けなくなったという。しかも長年挑戦し続けていると新鮮さがなくなるのか、近頃は会場から「求められていない感じ」が漂いはじめた。お客さんから支持されず、相方からは疎まれて『KOC』に出続けたら「俺の周りから人がいなくなっちゃうんじゃないか」とまで思い詰めたそうだ。

太田は準決勝を終えてから、敗退のショックを美味しいものでも食べて紛らわそうと考えて回転寿司店に行ったという。すると注文したはずのネタと違うものばかり出てくるので不審に思い、「これ頼んでいません」と確認したら自分でほしいネタと全然違うところに印をつけていた。ショックのあまり心ここにあらずで間違ってつけたらしい。太田がそんなハプニングを振り返って「なんか私生活にも支障が出ちゃって」と力なく話した。

ちなみに漫才では、お笑いコンビ・馬鹿よ貴方はが『M-1グランプリ2015』決勝で8位の実績を持ちながら、今年は『M-1』予選1回戦で敗退して話題になった。それに対して『M-1』に4年連続で決勝進出したスーパーマラドーナの武智は、客層によって「旬な芸人」が変化するため「長年出ていることがデメリットになることもある」と持論を述べており、ゆにばーす・川瀬名人との対談では『M-1』の出場資格「結成15年以内」について「集中力が持たない。そこまでに燃え尽きちゃう」とモチベーションを維持する難しさを指摘していた。やはり賞レースファイナリスト経験者ならではの苦悩があるようだ。



太田博久が私生活にも支障が出るほどショックを受けたというので、中川家が「じゃあもう、ぼちぼちこのへんで?」と出場資格に芸歴制限のない『KOC』について聞いたところ、太田は「相方をいつまでも付き合わせるのも申し訳ないんで…あとちょっと5年だけ」と答えた。太田が来年の『KOC』を諦める選択肢もあるなかやる気を見せたので、おたけは「よかったー、びっくりした」と安堵した。太田は「5年だけ頑張ってだめだったらもうやめようかな」とも示唆しており、これからはさらにモチベーションを上げて挽回を期待したい。

画像2、3枚目は『ジャングルポケット太田 2020年9月7日付Instagram「キングオブコント決勝進出しました!」』『ザ・ラジオショー【ニッポン放送・平日13時から!】 2022年10月21日付Twitter「10月21日 #中川家ラジオショー」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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