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【海外発!Breaking News】民家に侵入した野生のキツネ ベッドに座り我が物顔でリラックス(英)<動画あり>

TechinsightJapan 2022年10月27日 10時0分

このほど英ロンドン在住の女性が、家のベッドで野生のキツネが寛いでいるところを発見した。野生であれば警戒心が強いはずだが、このキツネはベッドの上がよほど心地良かったのか女性がカメラを持って近づいても動く様子はなかった。その後、女性はベッドに居座り続けるキツネを無事に追い出すことができたという。『Mirror』などが伝えている。

英ロンドン在住のホーリーさん(Holly)は今月20日、自身のTikTokアカウントに1本の動画を投稿した。そこには「今朝、驚きの訪問者が来ました」と書かれており、カメラを持ったホーリーさんが寝室へ向かうと、ベッドの真ん中で寛ぐキツネの姿が映し出された。キツネは少し驚いた様子でカメラの方を見ているが、立ち上がることなくベッドに座ったままだった。

警戒心が強い野生のキツネであればすぐに走り去ってもおかしくないが、このキツネはベッドを気に入ってしまったのか逃げようとはしなかった。動画の後半にはホーリーさんが近くにいても気にも留めない様子で視線をそらし、体勢を変えることなくベッドの上に居座り続けるキツネが映っていた。ホーリーさんによると、飼い猫が外に出られるように家の裏口を5分ほど開けていたが、その間にキツネがこっそりと家の中に入ってきてしまったという。

ホーリーさんが「ロンドンのキツネは寛ぎすぎるようになっているね」と言葉を添えた今回の投稿は、すでに11万件以上の「いいね」を集めており、コメント欄には「新しいペットだ」「可愛すぎる」「お行儀がいいね」「かなりリラックスしているみたいだ」など可愛い訪問者を羨ましがる声が多数寄せられた。

しかし中には「キツネはやっかいなものを持っているからリネン類は早く洗濯しないとね」というコメントも見られた。一般的にキツネはエキノコックスと呼ばれる寄生虫の主な感染源とされている。野生のキツネの糞にエキノコックスの卵が含まれていることがあり、何かの拍子にヒトの体内に入ることでヒトも感染してしまう。こうした事情からエキノコックスの卵がホーリーさんのシーツや毛布に付着している可能性があるため、リネン類の洗濯や交換を勧める声が届いていた。

家の周囲でキツネを見たことがなかったというホーリーさんは、こんなに近くにキツネが現れたことに少し恐怖を覚えたという。「キツネは大きな音が嫌いだとどこかで読んだことがあったので、軽く鍋を叩いてほうきで外に出るように促して追い出しました。あのキツネはまだ赤ちゃんだったので、可哀想なことをしましたね」とキツネに同情しながらも事の顛末を明かしている。

ちなみに今年8月にはニュージーランドで、野生のオットセイの赤ちゃんが民家に侵入しソファの上で寛ぐ様子を捉えた動画が注目を集めていた。



画像は『Holly 2022年10月20日付TikTok「Foxes in london be getting way too comfortable」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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