中国・広東省韶関市で25日、高齢男性が建物の14階の窓の外に逆さ吊りの状態で動けなくなっているのを通りがかりの女性が発見した。80代のこの男性は椅子の背もたれに足が引っ掛かり、その椅子が窓枠に引っ掛かっていたためにかろうじて転落を免れていたという。『ETtoday新聞雲』『CTWANT』などが伝えている。
事故があったのは、10月25日午前8時30分頃。買い物を終えて帰ろうとしていた女性がふと見上げると、窓の外に人が宙吊りになっているように見えた。そこで女性はスマートフォンのカメラを使用して拡大し、片足を椅子に引っ掛けた高齢男性が逆さ吊りの状態になっていることに気づいたという。
女性はすぐ警察に通報すると、通りがかりの男性1人に声をかけて救助に向かった。さらに洗濯物を干していて男性が宙吊りになっていることに気づいたという近隣住民も駆けつけた。幸いにも男性宅に鍵はかかっておらず、3人はすぐに中に入ることができた。しかし窓が小さいうえに男性は今にも転落しそうな状態で、むやみに引き上げることもできなかった。そのため男性がバランスを保てるようにと、椅子に引っ掛けていない方の足にシーツを結び、そのシーツを窓の間柱に巻き付けて固定し、警察と消防隊の到着を待ったそうだ。
消防隊はおよそ5分後に到着し、男性は無事に救助された。足に軽傷を負ったものの、命に別状はなかったという。その後の調べによれば、この男性は80代で脳の手術を受けたものの後遺症に苦しんでおり、自殺を図ったとみられている。
画像は『頭條日報 2022年10月27日付「廣東男倒掛14樓窗外 買餸婦看到後攜路人鄰居衝上樓救援」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部 片倉愛）
事故があったのは、10月25日午前8時30分頃。買い物を終えて帰ろうとしていた女性がふと見上げると、窓の外に人が宙吊りになっているように見えた。そこで女性はスマートフォンのカメラを使用して拡大し、片足を椅子に引っ掛けた高齢男性が逆さ吊りの状態になっていることに気づいたという。
女性はすぐ警察に通報すると、通りがかりの男性1人に声をかけて救助に向かった。さらに洗濯物を干していて男性が宙吊りになっていることに気づいたという近隣住民も駆けつけた。幸いにも男性宅に鍵はかかっておらず、3人はすぐに中に入ることができた。しかし窓が小さいうえに男性は今にも転落しそうな状態で、むやみに引き上げることもできなかった。そのため男性がバランスを保てるようにと、椅子に引っ掛けていない方の足にシーツを結び、そのシーツを窓の間柱に巻き付けて固定し、警察と消防隊の到着を待ったそうだ。
消防隊はおよそ5分後に到着し、男性は無事に救助された。足に軽傷を負ったものの、命に別状はなかったという。その後の調べによれば、この男性は80代で脳の手術を受けたものの後遺症に苦しんでおり、自殺を図ったとみられている。
画像は『頭條日報 2022年10月27日付「廣東男倒掛14樓窗外 買餸婦看到後攜路人鄰居衝上樓救援」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部 片倉愛）