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【海外発!Breaking News】BTSジミンの次に韓国人女性に憧れて整形を繰り返した英男性「間違いだった」と吐露<動画あり>

TechinsightJapan 2022年11月16日 22時0分

生まれも育ちもイギリスの白人男性が韓国のヒップホップグループ「BTS」のジミンに憧れて整形を繰り返した後、2021年に「ついに韓国人になった」とSNSで発言し、世間を騒がせていた。長年かけてやっと憧れのジミンに近づけたものの、昨年には自分が「トランス・レイシャルでノンバイナリーである」と明かし、韓国人女性のようになるために再び整形手術を受けることとなった。そして現在、彼は今までの行動を覆すような言葉を発して、再び世間をざわつかせている。『Fox News』『JOE.co.uk』などが伝えた。

イギリスを拠点にインフルエンサーとして活動するオリ・ロンドンさん(Oli London、32)は、かねてから「韓国人になりたい」と願い続けていた。そして憧れの「BTS」のジミンに似せるため8年にわたって整形手術を受け続けたことで多くの関心を集め、俳優や歌手として活動するまでに至った。

のちにオリさんは、自分の性認識に男性か女性かという枠組みをあてはめようとしない考えを持つことを公にした。その後、せっかくジミンに似せて整形したにもかかわらず、今度は「韓国人女性のようになりたい」と公表し、女性らしく見えるように再び整形手術を受け始めたのだ。

そんなオリさんは今年4月の時点で、過去に整形手術にかけた費用が総額23万ポンド(約3800万円)にのぼると明かしており、家族からの理解が得られず友人らも次第に離れて行ってしまい落ち込んでいたという。その後、整形手術によって女性らしく生まれ変わり、半年ほど女性として過ごしたオリさんだったが、先月に米メディア『Fox News』にリモート出演した際「現在自分はトランスではなく、男性に戻って生活している」と明かし、再び注目を集めることとなった。オリさんは自分がかつて性同一性障害で苦労したことを明かしたうえで、このように語っている。

「韓国人女性のようになろうとしたのですが、それは間違いだったと気づいたのです。私はただ男の子でいたいと思うようになったのです。でもこの国では、性別の問題に関係なくすべての人が普通に生活できる環境を整えることを目指す『ノーマライゼーション(normalisation)』を学校が推し進めている中で、(影響を受けて)私のような人間や一部の若者は『自分の性別を変えたい』と思うようになるのは不思議なことではありません。」

「子供たちは5歳とかの幼い頃から『性別を変えてもいい』『スカートを着てもいい』、または女の子が危険にさらされる可能性だってあるのに、男の子が性区別の無い『ジェンダー・ニュートラル用のトイレを使用してもいい』と教えられる世の中なんです。これが新しい基準となっているなんて、これらの学校の教えは子供たちにとって有害だと思っています。」



またオリさんは一般的な男性らしさというものが侵害されつつあることを指摘し、アメリカン・コミックスに登場する架空のスーパーヒーロー『スーパーマン』がバイセクシュアルとして新しく登場したことなどを例にあげ、子供たちが影響を受けてしまうことを懸念した。さらに正しい判断ができない幼い子供たちが「自分が何をしているのか気づかないまま性別を変え、大人になってから後悔しているような気がします」と語り、「親は子供が性別について悩んでいる場合、彼らが大人になるまで判断を待つべきだ」と強く訴えた。



現在のオリさんは、男性に戻るための第一歩としてブロンドのロングヘアをバッサリと短くカットした。服装も男性らしいものを好んで着用し、ジムにも通ってウエイトリフティングのトレーニングをしているという。そして彼は「実際、自分の内面は変わっていないので、今はポジティブなことに集中してセラピーにも通う予定です。でも今はこれまで以上に幸せなんですよ」と語っている。



画像は『Oli London 2022年5月27日付Instagram「Cannes Film Festival」、2021年1月21日付Instagram「Who is your BTS bias?」、2022年10月14日付Instagram「S A C R I F I C E」』『Fox News 2022年10月18日付「Influencer Oli London breaks down $300,000 cost of extensive surgeries to look like a Korean woman」(Oli London)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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