11月30日、米カリフォルニア州在住の6歳少女に史上初の「ユニコーン飼育許可証」が発行された。自宅の庭でペットとしてユニコーンを飼う許可を得るため動物管理局に手紙を送ったという少女に対し、同局は「ペットの飼い主として事前に飼育許可を求める姿勢と責任感が素晴らしい」と述べている。『CNN』『New York Post』などが伝えた。
米カリフォルニア州ロサンゼルス郡の動物管理局(Department of Animal Care and Control)に先月、1通の手紙が届いた。
それは同州で暮らすマデリンちゃん(Madeline)という6歳の少女からで、神話上の生き物のユニコーンを自宅でペットとして飼うための許可を求めるものだった。
手紙にはこのように綴られていた。
「親愛なるロサンゼルス郡さま、もし私がユニコーンを見つけることができたら家の裏庭で飼うことを許可してほしいです。お返事を待っています。」
これを受け、マーシャ・メイダ局長(Marcia Mayeda)はペットの飼い主として事前に飼育許可を求めるマデリンちゃんの姿勢と責任感を称賛し11月30日、史上初のユニコーン飼育許可証を発行した。
許可証にはユニコーンを飼うための条件として、「日常的に日光や月光、虹に当てること。週に1回は大好物のスイカを与えること。少なくとも月に1度は柔らかい布で角を磨くこと。ユニコーンにキラキラと光るものを使う場合、ユニコーンの健康を守るため無毒で生分解性のもの(水中や土中の微生物の働きにより無機物まで分解されるもの)を使用すること」などが記されている。
またマデリンちゃんには許可証とともに「Permanent Unicorn License(ユニコーン永久飼育免許)」と書かれたハート型でピンク色の金属タグをつけたユニコーンのぬいぐるみが贈られたといい、以下のメッセージと一緒に届けられたそうだ。
「動物に愛情あふれる家庭を与えたいと考える若い人々からのお便りは、私たちにとって非常に嬉しいものです。ロサンゼルス郡でユニコーンを飼うために事前に許可を得ようとするあなたの責任感を称賛し、ここに飼育許可証を発行します。ユニコーンは非常に希少な動物であるため、見つかるまでの間はユニコーンのぬいぐるみのお世話を楽しんでください。マデリンちゃん、私たちに連絡してくれてありがとうございました。」
そして現地時間12月6日、動物管理局がマデリンちゃんからの手紙をFacebookで共有したところ瞬く間に拡散し、同局の対応を称賛するコメントが数多く寄せられた。
「これはマデリンちゃんに対するとても素晴らしい対応。この子とその家族、そしてフォロワーを喜ばせてくれた役所の人たちに感謝します。」
「これはとても優しく健全な対応でした。この少女に夢を与えてくれてありがとうございます。」
「子供のリクエストにこんなに素敵で寛大な対応をしてくれるとは、本当に素晴らしい。」
「素晴らしい! このような明るいニュースを知って嬉しくなりました。私もユニコーンの飼育許可がほしいです。」
「とてもいい話。動物管理局はユーモアのセンスがありますね。形式にとらわれないことはとてもいいことです。」
「子供の希望や夢を膨らませてくれる人が大好きです。この少女がいつか本物のユニコーンに出会えますように。」
画像は『County of Los Angeles Department of Animal Care and Control 2022年12月6日付Facebook「This brought us so much JOY so we thought we should share with everyone.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)
米カリフォルニア州ロサンゼルス郡の動物管理局(Department of Animal Care and Control)に先月、1通の手紙が届いた。
それは同州で暮らすマデリンちゃん(Madeline)という6歳の少女からで、神話上の生き物のユニコーンを自宅でペットとして飼うための許可を求めるものだった。
手紙にはこのように綴られていた。
「親愛なるロサンゼルス郡さま、もし私がユニコーンを見つけることができたら家の裏庭で飼うことを許可してほしいです。お返事を待っています。」
これを受け、マーシャ・メイダ局長(Marcia Mayeda)はペットの飼い主として事前に飼育許可を求めるマデリンちゃんの姿勢と責任感を称賛し11月30日、史上初のユニコーン飼育許可証を発行した。
許可証にはユニコーンを飼うための条件として、「日常的に日光や月光、虹に当てること。週に1回は大好物のスイカを与えること。少なくとも月に1度は柔らかい布で角を磨くこと。ユニコーンにキラキラと光るものを使う場合、ユニコーンの健康を守るため無毒で生分解性のもの(水中や土中の微生物の働きにより無機物まで分解されるもの)を使用すること」などが記されている。
またマデリンちゃんには許可証とともに「Permanent Unicorn License(ユニコーン永久飼育免許)」と書かれたハート型でピンク色の金属タグをつけたユニコーンのぬいぐるみが贈られたといい、以下のメッセージと一緒に届けられたそうだ。
「動物に愛情あふれる家庭を与えたいと考える若い人々からのお便りは、私たちにとって非常に嬉しいものです。ロサンゼルス郡でユニコーンを飼うために事前に許可を得ようとするあなたの責任感を称賛し、ここに飼育許可証を発行します。ユニコーンは非常に希少な動物であるため、見つかるまでの間はユニコーンのぬいぐるみのお世話を楽しんでください。マデリンちゃん、私たちに連絡してくれてありがとうございました。」
そして現地時間12月6日、動物管理局がマデリンちゃんからの手紙をFacebookで共有したところ瞬く間に拡散し、同局の対応を称賛するコメントが数多く寄せられた。
「これはマデリンちゃんに対するとても素晴らしい対応。この子とその家族、そしてフォロワーを喜ばせてくれた役所の人たちに感謝します。」
「これはとても優しく健全な対応でした。この少女に夢を与えてくれてありがとうございます。」
「子供のリクエストにこんなに素敵で寛大な対応をしてくれるとは、本当に素晴らしい。」
「素晴らしい! このような明るいニュースを知って嬉しくなりました。私もユニコーンの飼育許可がほしいです。」
「とてもいい話。動物管理局はユーモアのセンスがありますね。形式にとらわれないことはとてもいいことです。」
「子供の希望や夢を膨らませてくれる人が大好きです。この少女がいつか本物のユニコーンに出会えますように。」
画像は『County of Los Angeles Department of Animal Care and Control 2022年12月6日付Facebook「This brought us so much JOY so we thought we should share with everyone.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)