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【海外発!Breaking News】クリームのゴールデンレトリバーからピスタチオ色の仔犬が誕生! “幸運”を呼ぶ名前に(米)<動画あり>

TechinsightJapan 2023年4月13日 11時0分

ゴールデンレトリバーのブリーダーをしている一家のもとに先月末、10匹の赤ちゃんが誕生した。10匹のうち5匹はオスで、そのうちの1匹がピスタチオのような緑色をしていたことから注目を集めている。TikTokに投稿された動画を米ネットメディア『Newsweek』などが伝えた。

米ユタ州でゴールデンレトリバーのブリーダーを営む女性が日本時間の先月26日、TikTokで生後3日ほどの仔犬の動画を投稿し、きょうだいの名前のアイデアを募集したところ、そのうちの1匹の被毛の色に注目が集まった。

動画はクリーム色のゴールデンレトリバーで母犬の“マリブ(Malibu)”が10匹の仔犬に授乳をしている様子を捉えたもので、1匹だけピスタチオのような緑色をしているのが見て取れる。

実はこの緑色の原因は、胎盤内に存在する緑色の色素の一種「ビリベルジン」が羊水に混ざり、胎仔が過度に晒されたためと言われている。また胎仔に過度なストレスが蓄積された場合、羊水の中で胎便を排出し被毛が緑に染まることもあるようだが、緑色は数週間で消えてしまうという。



なおこの動画を見た人はピスタチオ色の個体に注目し、次のような名前のアイデアを挙げた。

「緑色の仔犬は“クローバー(Clover)”と名付け、他は花の名前にするといいと思うわ。」
「ドクター・スースの絵本『緑のたまごとハム(green eggs and ham)』のキャラクターの名前にしたら?」
「『ハリー・ポッター』をテーマにして、緑色の個体は屋敷しもべ妖精“ドビー”にしては?」
「緑の子は映画のキャラクターと同じ“ハルク(Hulk)”で、ほかは映画のヒーローの名前にしたら?」
「緑色だから“ラッキー(Lucky)”がいいと思う。聖パトリックの祝日に近いから“パット(Pat)”もいいね。」
「緑色はそのまま“ピスタチオ”、ほかはピーカンやウォルナッツなどのナッツ類にしてみたら?」
「ビーチをテーマにして、緑色の子は海藻の“シーウィード(seaweed)”がいいな。」
「春をテーマにして! 木々の名前はたくさんあるわよね。」

こうしてブリーダーの女性が選んだのは“春”をテーマにした名前で、緑色の個体はアイルランドの国花で幸運のシンボルとしても知られる“シャムロック(Shamrock)”と名付けられた。これは日本では、三つ葉のクローバーやシロツメクサにあたるという。

一方でメスの5匹は“サニー(Sunny)”、“ブルーム(Bloom)”、“ブリージー(Breezy)”、“ビー(Bee)”、“ポピー(Poppy)”と、オスは“ストーム(Storm)”、“デューイ(Dewey)”、“ハッチ(Hatch)”、“エッグ(Egg)”と春らしい名前が付けられた。

そして仔犬の誕生から1週間後、女性はシャムロックの緑色が薄くなってきたこと、健康状態が完璧なことをTikTokで報告した。この投稿には「幸運を呼ぶシャムロックをぜひ譲って欲しい」といったコメントも見られたようだ。

ちなみに緑色の仔犬が誕生する確率ははっきりと分かっていないようだが、カナダのアトランティック獣医大学のブロンウィン・クレーン博士(Bronwyn Crane)は「1万分の1以下の確率ではないか」と述べている。昨年9月には米ルイジアナ州で、緑色の赤ちゃんを産んだフレンチブルドッグにブリーダーが驚愕し、「汚れだと思った」と語っていた。



画像は『Soul Desire Goldens 2023年3月26日付TikTok「Give us your litter theme ideas」』『Soul Desire Goldens 2023年3月30日付TikTok「Meet the Spring dreams litter with our little green guy “Shamrock”」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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