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【海外発!Breaking News】わずか1年3か月で70キロの減量に成功した女性「毎月の食費も1万円以上減った」(英)

TechinsightJapan 2023年4月28日 12時44分

体重が22ストーン(約140キロ)もあったイギリス在住の女性が、わずか1年3か月で約70キロの減量に成功した。小学校の教師として忙しい日々を送っていた女性は2年前、新型コロナウイルスに感染し入院した際、脳に複数の血栓があることが判明した。その原因について医師から「病的な肥満が原因だろう」と告げられた女性は、ダイエットを支援する組織「スリミング・ワールド(Slimming World)」に入会したという。そしてテイクアウトやレトルトの食事から野菜中心の自炊メニューに切り替えたところ、体重だけでなく食費の節約にも繋がったそうだ。英ニュースメディア『The Mirror』などが伝えている。

英ロンドンのウォルサムストウで暮らすケリー・ヘイズさん(Kerri Hayes、42)は、わずか1年3か月で体重22ストーン(約140キロ)から11ストーン(約70キロ)の減量に成功した。

これまで長年にわたり体重を減らそうとしていた彼女だが、小学校の教師として忙しい日々を送っていたため、成功することはなかったという。

しかし新型コロナウイルスに感染して重症化し、入院したことをきっかけに本格的にダイエットに取り組む決意をした。

ケリーさんはその理由についてこのように明かしている。

「2021年1月に数日間入院した際、医師から重症化したのは体重のせいだと言われました。そして様々な検査を受けた結果、脳に複数の血栓があることが判明し、そのうちのいくつかが出血していたのです。当時の私の体重は22ストーン(約140キロ)で、医師から『病的な肥満が脳出血の原因だろう』と告げられました。その後はたくさんの薬を服用して少しずつ改善していきましたが体重は減らず、むしろその逆だったのです。」



それから1年後の2022年1月、ケリーさんは健康的な食事をしながらダイエットを支援する組織「スリミング・ワールド(Slimming World)」に入会した。そしてわずか1年3か月で11ストーン(約70キロ)の減量に成功したのだ。ケリーさんのある日の食事は、次のように変わったという。

■ダイエット前
朝:なし
昼:ソーセージロール、ポテトチップス、チョコレート、缶コーラ
夕:テイクアウトのピザ、レトルト食品(ラザニア、フライドポテトなど)
おやつ:ポテトチップス、チョコレートバー
飲み物:甘い炭酸飲料

■ダイエット後
朝:フルーツ、低脂肪ヨーグルト
昼:ハム、トマト、レタスのサンドイッチ
夕:ボロネーゼスパゲッティ、サラダ
おやつ:フルーツ、低脂肪ヨーグルト、低カロリーポテトチップス、低カロリーゼリー
飲み物:水

スリミング・ワールドに入会したことで食事面のみならず、運動を始めるきっかけにもなったというケリーさんは現在、エクササイズ「ズンバ」のレッスンを週2回受け、一日に1万歩歩くように心がけているそうだ。そんな彼女は生活の変化について、こう語っている。

「これまでは料理をせず、テイクアウトやコンビニで買った食品を電子レンジでチンしていただけでした。ダイエットを初めて最初の1週間で7ポンド(約3.2キロ)痩せたのですが、シェイクやパックの食品ではなく普通の食材を食べて減量できたことがとても嬉しかったんです。冷蔵庫にある野菜も以前は無駄にすることが多かったのですが、今は週末にスープを大量に作って1週間分の食事を冷凍しているので、すべて使い切っています。シングルマザーの私は、健康的な食生活を送るにはお金がかかるのでは…と心配していましたが、そんなことはありませんでした。食事をテイクアウトしたりお惣菜を買わなくなったので月100ポンド(約1万6600円)ほど節約できるようになったし、新鮮なものを食べるようになったので、とても健康的なのです。」

「減量前は教室で一日中立っていると、膝や足首が痛くなることがありました。当時は自尊心も低く無気力でしたが、今はとても元気で自信があります。私は息子のニック(NIC)と4階に住んでいて、太っていた頃はエレベーターが壊れたらどうしようと思っていましたが、今は何の問題もありません。それに服のサイズも22号から12号まで5サイズダウンし、まるで若い頃の自分を取り戻したかのようです。」

画像は『MyLondon 2023年4月18日付「Walthamstow mum who ate takeaways and ready meals every day saves £100 a month and loses 11 stone by ditching them」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

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