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【イタすぎるセレブ達】キャサリン皇太子妃、戴冠式ではティアラの代わりに花輪のヘッドピースを着用する予定

TechinsightJapan 2023年5月2日 13時24分

キャサリン皇太子妃が、チャールズ国王の戴冠式でティアラを着用しない予定だと報じられた。皇太子妃は環境保護活動を支持する国王の信念を反映し、豪華なティアラの代わりに花輪のヘッドピースを着けることを計画しているという。皇太子妃の意向に対し、王室伝記作家は「ティアラを着けることに抵抗を感じる女性達にとって良いお手本になるでしょう」と称賛している。

チャールズ国王の戴冠式を5月6日に控え、出席する王室メンバーは衣装の最終確認に追われている。今回の式典は故エリザベス女王の1953年の戴冠式以来70年ぶりとなる歴史的イベントであり、王室の女性メンバーが身に着ける華やかなジュエリーを目にする機会でもある。しかしキャサリン皇太子妃は王室の伝統を破り、ティアラを着用しない選択をしたという。

英紙『The Times』が現地時間4月30日に報じたところによると、キャサリン皇太子妃は宝石を配したティアラの代わりに、花輪のヘッドピースを着ける計画を進めているそうだ。皇太子妃の意向は、サステナブルの重要性を説き、自然を愛するチャールズ国王の信念を反映させたものだという。



王室伝記作家のサリー・べデル・スミス氏は同紙の取材に応じ、「花冠をかぶったウェールズ公爵夫人の姿は、特別な雰囲気を醸し出すでしょう。国王が抱いている自然への敬意と花への情熱を表現するのですから」と絶賛した。

そして「このことは、特に平等主義的なものを感じます。未来の国王の妻として、ティアラを着けることに抵抗感がある女性達にとって良いお手本を示すことになるのです」と、皇太子妃がより国民に寄り添う気持ちであると解説した。



キャサリン皇太子妃が戴冠式でどのような装いをするのかは、当日になるまで分からない。しかし英ITVの朝番組『This Morning』の司会者アリソン・ハモンドは、4月にウィリアム皇太子夫妻が英バーミンガムを公式訪問した時、キャサリン皇太子妃に戴冠式で着る衣装について尋ねたという。

ハモンドは同番組で当時を回想し「『戴冠式では何を着るのですか?』と聞いたのよ。『あなたがブルーの服を着るような気がするんです』と言ったの」と伝えていた。するとキャサリン皇太子妃は「ブルーもわずかに入っているのよ!」と明かしたそうだ。

戴冠式を1か月前に控えた4月5日には、バッキンガム宮殿の公式SNS「The Royal Family」が式典への招待状を公開していた。

そのカードはチャールズ国王が環境保護活動を支持することを反映したもので、英国の民話に登場する「グリーンマン」と野鳥や昆虫、植物のイラストが描かれ、再生紙に印刷して配布された。

キャサリン皇太子妃がこれまでに着用したティアラを振り返ってみると、自身のロイヤル・ウエディングで「カルティエ」による“ヘイロー・ティアラ”を着けていた。また昨年11月の国賓歓迎晩餐会では、故ダイアナ妃が所有した“ラヴァーズ・ノット・ティアラ”を、12月の外交レセプションではエリザベス女王の妹マーガレット王女が生前に所有した“ロータスフラワー・ティアラ”を着用していた。

画像は『The Prince and Princess of Wales 2018年10月23日付Instagram「The Duke and Duchess of Cambridge accompany State Visit guests,」』『Clarence House 2022年2月3日付Instagram「It was wonderful to be surrounded by creative activities」、2022年5月1日付Instagram「Trees and woodlands have a profound significance for us all」』『The Royal Family 2023年4月18日付Instagram「Putting the final touches on some very special invitations…」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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