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【イタすぎるセレブ達】マドンナ、ツアーのために過酷なトレーニング 緊急入院前は「自分自身をすり減らしていた」と親族

TechinsightJapan 2023年6月30日 10時33分

米歌手マドンナ(64)が深刻な細菌感染症を発症して緊急入院したことから、今年7月に開幕する予定だったワールドツアーが延期された。マドンナはツアーに向けてリハーサルを続けていたが、その内容は週6日間にわたる過酷なものだったという。現在のマドンナは退院し、米ニューヨークの自宅に帰宅したと報じられている。

現地時間28日、マドンナのマネージャーを務めるガイ・オセアリー氏は声明文で、マドンナが今月24日に深刻な細菌感染症を発症し、集中治療室に入院したことを公表した。現在治療中ではあるものの、回復に向かっているという。

米メディア『CNN』が現地時間29日に報じたところによると、マドンナは搬送先の病院から退院し、民間の救急サービスによってニューヨークの自宅に帰宅したという。

そのため、今年7月に開幕する予定だったデビュー40周年記念のワールドツアー「The Celebration」は延期となった。ツアーは7月15日のカナダ・バンクーバー公演を皮切りに、米国とヨーロッパを回った後、2024年1月30日に終了する予定だった。チケットのほとんどは、発売と同時に完売していた。

マドンナは音楽とパフォーマンスに対して完璧主義を貫くことで知られており、今回のツアーを確実に成功させるため、自分自身を追い詰めていたようだ。

マドンナに近い関係者は英メディア『The Sun』の取材に応じ、彼女が今年4月から週6日間の過酷なリハーサルを続け、ツアーが可能な限り順調に進むように準備をしていたことを明かした。

リハーサルの様子は、マドンナ自身のInstagramで何度も公開されてきた。その中には、マドンナがギターを抱えながら歌ったり、若いダンサー達と一緒に過激なダンスを練習するシーンのほか、彼女が自分の手にバンテージを巻いている姿も映っていた。



マドンナの親族の一人は同メディアに対し、「彼女は年齢相応の健康的な生活を送っているとは言えませんでした。ここ数か月にわたり、自分自身をすり減らしていたのです」と語っている。

英メディア『Daily Mail Online』によると、かつてマドンナと仕事をしていたダンサーのホセ・エクストラバガンザは、彼女のリハーサル内容について次のように洞察している。

「マドンナはリハーサルで多くのエクササイズをこなしていると思う。聞くところによると、リハーサルは週6日で、休みは日曜日だけらしい。」

そして「彼女はあと2週間ぐらいで(ツアーに)出発するんじゃないかな。だから今は超ハイテンションになっていると思う。リハーサルや衣装、すべてがうまくいくようにね」と言うと、「舞台に関しては、絶対に素晴らしいセットになると思っている。楽しみだよ。きっと良いものになるだろう」と語っていた。

マドンナはキャリア初期には1回のツアーで全40公演前後を行っていたが、その後徐々に数を増やし、近年では80公演以上のツアーをこなしている。

2019年にはワールドツアー「Madame X Tour」を開催したが、ツアー開始からリハビリや安静を要する怪我に悩まされ、延期や中止を繰り返していた。2020年1月のロンドン公演はドクターストップがかかったため、公演中止を発表。さらに3月にはパリのステージ上で怪我をしたことから、残りの公演をキャンセルしていた。

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画像は『Madonna 2023年6月20日付Instagram「The Calm Before The Storm……….」、2023年4月13日付Instagram「Cause I Love It」、2023年5月26日付Instagram「Rehearsal b*tch」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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