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【海外発!Breaking News】ギネス新記録! ドローンが彩るアメリカ独立記念日の夜空(米)<動画あり>

TechinsightJapan 2023年7月7日 10時0分

ドローンによる空中ライトショーは、2021年に開催された東京オリンピックの開会式でも大いに話題となったが、演出の自由度が高いことから近年ではますます大規模イベントに取り入れられている。そんな中、米テキサス州フォートワース近郊で開かれたアメリカ独立記念日のイベントで、ドローンによる空中ライトショーがギネス記録に認定された。同州ダラスのニュースメディア『KDFW』『Dallas Morning News』などが伝えた。

『ブリタニカ国際大百科事典』によると、米国は独立宣言から1年後の1777年7月に花火を打ち上げて建国を祝ったという。以来、アメリカ市民にとって欠かせない独立記念日の打ち上げ花火だが、ここ数年はゴミや空気汚染、山火事など環境への影響に配慮して伝統行事のスタイルに変化が起きている。

フォートワース近郊のノース・リッチランド・ヒルズ市(North Richland Hills)では、独立記念日のイベント「Family 4th」で、今年から火薬を用いた花火の使用を抑えて、地元の「スカイ・エレメンツ社(Sky Elements, LLC)」が手掛けるドローンの空中ライトショーを披露した。

現地時間7月3日の夜に催された同社が手掛けた10分間のショーでは、明るいLEDライトを装備した1,002台のドローンが複雑なフォーメーションを何度も変えながら、星条旗や国鳥のハクトウワシ、アメリカの独立と発展を象徴する愛国的なシーンを次々と夜空に描いていき、新しいイメージが現れるたびに観客たちからは「おぉ!」と大きな歓声と拍手があがった。そしてドローンは最後にひと際大きく「HAPPY 4TH OF JULY 2023」の文字を浮かび上がらせた。



この文字が「マルチローター/ドローンによって形成された最大の空中文章」として、新しいギネス世界記録を樹立。イベント会場では、メンバーに認定書が贈呈された。



ギネス新記録のニュースが各メディアに報じられると、SNSでは人々からこのようなコメントが寄せられている。

「私と家族は、壮大で記録破りのパフォーマンスに圧倒されました。なんと美しい愛国的なディスプレイだろう!」
「スカイ・エレメンツのチームの面々へ、よくやった」
「あの晩、私もあのショーを見たわ。素晴らしかったよ!」
「WOW アメージング!!!」
「アメリカ独立記念日おめでとう、アメリカに神のご加護がありますように」



ちなみにスカイ・エレメンツ社は、昨年のクリスマス時期にもノース・リッチランド・ヒルズ市と手を組んで「テキサス史上最大のライトショー」を開催している。このタッグ、テキサスの人らしく、どうやら“最大”なことが好きらしい。今後もさまざまな最大系のライトショーが期待できそうだ。



画像は『NBC DFW 2023年7月4日付Twitter「Congratulations to @skyelementsusa for setting the @GWR for its Fourth of July drone show in @CityofNRH !」』『PetaPixel 2023年7月5日付「Texas Fourth of July Drone Show Sets Guinness World Record」』『Dallas Morning News 2023年7月5日付Twitter「A North Texas drone company broke a world record this Fourth of July weekend」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 秋本神奈)

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