イギリス在住の超常現象研究家が、185年前に鉱山事故が起こった場所でライブ配信を行っていたところ、複数の視聴者から「白い少女が浮いている」と指摘された。帰宅後に彼らが動画を確認すると、そこには事故で亡くなったとみられる幼い少女の姿がはっきりと映り込んでいた。英ニュースメディア『The Mirror』などが伝えている。
英サウスヨークシャー州ロザラムに住むリンジさん(Linzi、54)とリー・ステアさん(Lee Steer、37)夫妻は、超常現象研究家として心霊スポットを訪れ、その様子をFacebookページ『Ghosts of Britain(英国の幽霊たち)』で現地時間21時に毎日生配信している。
先月24日、夫妻はサウスヨークシャー州シルクストーン近くの心霊スポット「ハスカーピット(Huskar Pit)」を舞台に、いつものように撮影を開始した。
ハスカーピットでは1838年7月4日、この地にあった炭鉱内で働いていた7~17歳の子供ら26人が、大雨により決壊した川の浸水で溺死した。事故現場には、トンネルから這い上がろうとする子供の鉱山労働者の像と記念碑が1988年に建てられている。
現場に到着したリーさんはまず、緑の生い茂る森の中にぽつんと現れた坑道跡にカメラを向けると、このように述べた。
「感傷的で背筋の凍る生配信にようこそ。今夜、我々は罪のない子供たちが巻き込まれた悲劇的な歴史の場について、心霊調査を進めていきます。」
「彼らの希望は粉々に砕け散り、行き場のない魂が残されているのです。」
夫妻はのちに「(現場では)何も気づかなかった」と話しているが、生配信を終えて帰宅すると、数人の視聴者から「少女が映っている」とスクリーンショットが送られているのに気付いた。
リンジさんらはすぐに撮影した動画を見返すと、開始から18秒後、記念碑の右上にある木の根元に裸足で浮かぶ白い服を着た少女の姿をはっきりと確認した。
驚きと興奮を隠し切れないリンジさんは「この幽霊は100%、事故にあった子供のうちの一人だと確信しています」と語ったうえで、こう続けている。
「亡くなった子供たちは事故現場から搬送され、身体を綺麗にしてから白い服を着せられたと考えられています。この“霊”が白いドレスを着ているのはそのせいでしょう。」
「そこに立っているのは、小さな白いドレスの女の子のように見えます。口と2つの目が確認でき、裸足で浮いているようです。」
「おそらくハスカーピットの(事故被害にあった)子供たちの一人でしょう。その姿を目にして胸が張り裂けそうです。幽霊を見つけた何人かから連絡が入るまで、帰宅した我々は映像には目を通していませんでした。本当に驚きました。」
「私たちは、常に注意して画面を見ているわけではないので、興味深いものは視聴者にスクリーンショットをするようにお願いしています。」
「時々、彼らが画像を加工したのではないかと疑うこともありますが、今回は私もその動画を実際に目にしていますからね。」
「Facebookに投稿したこの動画が生配信でなかったとしたら、『加工だ』と言われてしまっていたでしょう。」
ハスカーピットでの悲惨な鉱山事故は当時のイギリス国民に衝撃を与え、大きく世論を動かした。その結果、子供の鉱山労働者の保護を目的とする鉱山法が1842年に制定され、10歳未満の者は地下で働くことが禁じられた。
なお今回の動画には、視聴者からこのような声が寄せられている。
「小さな女の子のようだね!」
「素晴らしい撮影だ、よくやった! 白いドレスを着た彼女がはっきりと見えた。」
「すごいですね、本当によく映っている。」
「まださまよっているのね。かわいそうに。」
画像は『Project reveal - Ghosts of Britain 2023年6月25日付Facebook「SO SAD and very UPSETTING!」』『The Mirror 2023年7月5日付「Ghost of girl who drowned in disaster ‘spotted floating’ near her memorial」(Image: Kennedy News/Ghosts of Britain)』『Linzi Steer 2023年7月13日付Facebook「Live GHOST hunt at 9pm anyone?」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)
英サウスヨークシャー州ロザラムに住むリンジさん(Linzi、54)とリー・ステアさん(Lee Steer、37)夫妻は、超常現象研究家として心霊スポットを訪れ、その様子をFacebookページ『Ghosts of Britain(英国の幽霊たち)』で現地時間21時に毎日生配信している。
先月24日、夫妻はサウスヨークシャー州シルクストーン近くの心霊スポット「ハスカーピット(Huskar Pit)」を舞台に、いつものように撮影を開始した。
ハスカーピットでは1838年7月4日、この地にあった炭鉱内で働いていた7~17歳の子供ら26人が、大雨により決壊した川の浸水で溺死した。事故現場には、トンネルから這い上がろうとする子供の鉱山労働者の像と記念碑が1988年に建てられている。
現場に到着したリーさんはまず、緑の生い茂る森の中にぽつんと現れた坑道跡にカメラを向けると、このように述べた。
「感傷的で背筋の凍る生配信にようこそ。今夜、我々は罪のない子供たちが巻き込まれた悲劇的な歴史の場について、心霊調査を進めていきます。」
「彼らの希望は粉々に砕け散り、行き場のない魂が残されているのです。」
夫妻はのちに「(現場では)何も気づかなかった」と話しているが、生配信を終えて帰宅すると、数人の視聴者から「少女が映っている」とスクリーンショットが送られているのに気付いた。
リンジさんらはすぐに撮影した動画を見返すと、開始から18秒後、記念碑の右上にある木の根元に裸足で浮かぶ白い服を着た少女の姿をはっきりと確認した。
驚きと興奮を隠し切れないリンジさんは「この幽霊は100%、事故にあった子供のうちの一人だと確信しています」と語ったうえで、こう続けている。
「亡くなった子供たちは事故現場から搬送され、身体を綺麗にしてから白い服を着せられたと考えられています。この“霊”が白いドレスを着ているのはそのせいでしょう。」
「そこに立っているのは、小さな白いドレスの女の子のように見えます。口と2つの目が確認でき、裸足で浮いているようです。」
「おそらくハスカーピットの(事故被害にあった)子供たちの一人でしょう。その姿を目にして胸が張り裂けそうです。幽霊を見つけた何人かから連絡が入るまで、帰宅した我々は映像には目を通していませんでした。本当に驚きました。」
「私たちは、常に注意して画面を見ているわけではないので、興味深いものは視聴者にスクリーンショットをするようにお願いしています。」
「時々、彼らが画像を加工したのではないかと疑うこともありますが、今回は私もその動画を実際に目にしていますからね。」
「Facebookに投稿したこの動画が生配信でなかったとしたら、『加工だ』と言われてしまっていたでしょう。」
ハスカーピットでの悲惨な鉱山事故は当時のイギリス国民に衝撃を与え、大きく世論を動かした。その結果、子供の鉱山労働者の保護を目的とする鉱山法が1842年に制定され、10歳未満の者は地下で働くことが禁じられた。
なお今回の動画には、視聴者からこのような声が寄せられている。
「小さな女の子のようだね!」
「素晴らしい撮影だ、よくやった! 白いドレスを着た彼女がはっきりと見えた。」
「すごいですね、本当によく映っている。」
「まださまよっているのね。かわいそうに。」
画像は『Project reveal - Ghosts of Britain 2023年6月25日付Facebook「SO SAD and very UPSETTING!」』『The Mirror 2023年7月5日付「Ghost of girl who drowned in disaster ‘spotted floating’ near her memorial」(Image: Kennedy News/Ghosts of Britain)』『Linzi Steer 2023年7月13日付Facebook「Live GHOST hunt at 9pm anyone?」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)