髪型ひとつで見た目の印象が大きく変わることがあるが、20代前半ですでに薄毛に悩んでいた男性が、カツラによって自分の人生を激変させることができたという。公私ともに絶好調だというこの男性について、英ニュースメディア『The Daily Star』などが伝えている。
英ウエスト・ミッドランズ在住のリー・メドウズさん（Lee Meadows、32）が、カツラを取り付ける自分の姿をTikTokに投稿し、大きな注目を集めている。なかでも今月3日に投稿した動画はこれまでに2860万回以上も視聴されており、動画には髪の毛の無い頭頂部にカツラをつけるリーさんの姿があった。
リーさんは23歳頃から髪が抜け始めて薄毛に悩んでいたという。当時のリーさんは髪を失ったことで自信までも失い自暴自棄になっていたせいか、アルコールの量も増え食生活も乱れ気味で体重が約111キロまで増えてしまったそうだ。
それ以外にもリーさんは薄毛のせいで恋愛がうまくいかず、薄毛を隠すために使っていたヘアファイバーパウダーで寝具を汚すことを恐れてか、他人の家に泊まることもできずにいたようだ。彼は英メディア『The Daily Star』のインタビューに応じ、当時をこのように振り返っている。
「本当に心がへこむ思いでした。髪の毛が抜けてしまって無くなるというのは本当にショックなことなんです。友人たちからは『生え際はどこに行ったんだ』『いっそのこと全部剃ってしまえよ』なんて言われましたが、当時の僕は髪を剃る心の準備がまだ出来てなかったんです。」
「他の人からそんな風に言われるのは、とっても辛かった。特にそう言っている相手の髪の毛がフサフサだった場合は本当に辛いんだよね。」
絶望感に打ちひしがれていたリーさんは、それでも増毛のための錠剤やクリーム、スプレー、オイルなど様々なアイテムを試した。しかしどれも満足のいく結果は得られなかったそうだ。そこでリーさんは、思い切って2019年に頭に接着する人毛を使ったカツラを提供する会社を訪れ、900ポンド（約16万4700円）のヘアシステムを購入した。
このヘアシステムのカツラを手に入れてからというもの、彼は以前より社交的になり、12年ぶりに恋人まで出来たそうだ。また以前は、薄毛を隠すためのスプレーが汗で落ちてしまうのを危惧して、ジムに行くのも躊躇していたが、手に入れたカツラはしっかりと頭に接着していることから、安心してジムに通えるようになり、体重も約32キロ減量することができたという。
リーさんは動画で、髪の無い頭頂部に特別な接着剤を塗ってカツラをつける様子を紹介しているが、リーさんが動画で公表しない限り、誰もがカツラではなく彼の本当の髪と勘違いするのではないかと思うほど自然に見える。
そして動画を見た人たちはカツラを装着するビフォーアフターの彼の容姿の違いに驚いたようで、「顎が落ちるかと思った」「なんてゴージャスなんだ！」といった声が上がった。また動画の投稿後、瞬く間に視聴回数が増えて大きな反響を呼んだことについて彼はこのように語っている。
「ある朝起きたら1850万人以上もの人が（TikTokで）僕のハゲ頭を見ていたことに気づいたんだ。ハゲを見られないようにヘアシステムを購入したんだけど、このカツラについて男性からの質問がたくさん届いていたんだ。」
「こうやって誰かがやっているのを見ることで『自分にもできる』と思うことは、とても人の役に立つことだと僕は思っているんです。だから僕の姿が他の誰かのためになってくれたらいいなと思っています。たとえ一人でも『自分にもできる』と思ってくれたらそれで満足です。」
現在、リーさんは月に50ポンド（約9077円）の維持費をかけてヘアシステムのカツラを使用しているそうだ。そんなリーさんは現在恋人と順調な交際を続けており、自分に自信が持てたことで仕事も昇進し、全てが順調だという。彼は「単純なことが私たちの人生を大きく変えるんですよね」と語っている。
画像は『Lee Meadows 2021年7月26日付TikTok、2023年7月3日付TikTok「Quick little reglue and style.」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部 MasumiMaher）
英ウエスト・ミッドランズ在住のリー・メドウズさん（Lee Meadows、32）が、カツラを取り付ける自分の姿をTikTokに投稿し、大きな注目を集めている。なかでも今月3日に投稿した動画はこれまでに2860万回以上も視聴されており、動画には髪の毛の無い頭頂部にカツラをつけるリーさんの姿があった。
リーさんは23歳頃から髪が抜け始めて薄毛に悩んでいたという。当時のリーさんは髪を失ったことで自信までも失い自暴自棄になっていたせいか、アルコールの量も増え食生活も乱れ気味で体重が約111キロまで増えてしまったそうだ。
それ以外にもリーさんは薄毛のせいで恋愛がうまくいかず、薄毛を隠すために使っていたヘアファイバーパウダーで寝具を汚すことを恐れてか、他人の家に泊まることもできずにいたようだ。彼は英メディア『The Daily Star』のインタビューに応じ、当時をこのように振り返っている。
「本当に心がへこむ思いでした。髪の毛が抜けてしまって無くなるというのは本当にショックなことなんです。友人たちからは『生え際はどこに行ったんだ』『いっそのこと全部剃ってしまえよ』なんて言われましたが、当時の僕は髪を剃る心の準備がまだ出来てなかったんです。」
「他の人からそんな風に言われるのは、とっても辛かった。特にそう言っている相手の髪の毛がフサフサだった場合は本当に辛いんだよね。」
絶望感に打ちひしがれていたリーさんは、それでも増毛のための錠剤やクリーム、スプレー、オイルなど様々なアイテムを試した。しかしどれも満足のいく結果は得られなかったそうだ。そこでリーさんは、思い切って2019年に頭に接着する人毛を使ったカツラを提供する会社を訪れ、900ポンド（約16万4700円）のヘアシステムを購入した。
このヘアシステムのカツラを手に入れてからというもの、彼は以前より社交的になり、12年ぶりに恋人まで出来たそうだ。また以前は、薄毛を隠すためのスプレーが汗で落ちてしまうのを危惧して、ジムに行くのも躊躇していたが、手に入れたカツラはしっかりと頭に接着していることから、安心してジムに通えるようになり、体重も約32キロ減量することができたという。
リーさんは動画で、髪の無い頭頂部に特別な接着剤を塗ってカツラをつける様子を紹介しているが、リーさんが動画で公表しない限り、誰もがカツラではなく彼の本当の髪と勘違いするのではないかと思うほど自然に見える。
そして動画を見た人たちはカツラを装着するビフォーアフターの彼の容姿の違いに驚いたようで、「顎が落ちるかと思った」「なんてゴージャスなんだ！」といった声が上がった。また動画の投稿後、瞬く間に視聴回数が増えて大きな反響を呼んだことについて彼はこのように語っている。
「ある朝起きたら1850万人以上もの人が（TikTokで）僕のハゲ頭を見ていたことに気づいたんだ。ハゲを見られないようにヘアシステムを購入したんだけど、このカツラについて男性からの質問がたくさん届いていたんだ。」
「こうやって誰かがやっているのを見ることで『自分にもできる』と思うことは、とても人の役に立つことだと僕は思っているんです。だから僕の姿が他の誰かのためになってくれたらいいなと思っています。たとえ一人でも『自分にもできる』と思ってくれたらそれで満足です。」
現在、リーさんは月に50ポンド（約9077円）の維持費をかけてヘアシステムのカツラを使用しているそうだ。そんなリーさんは現在恋人と順調な交際を続けており、自分に自信が持てたことで仕事も昇進し、全てが順調だという。彼は「単純なことが私たちの人生を大きく変えるんですよね」と語っている。
画像は『Lee Meadows 2021年7月26日付TikTok、2023年7月3日付TikTok「Quick little reglue and style.」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部 MasumiMaher）