英歌手ハリー・スタイルズ(29)がウィーンでの公演中、観客席から投げられたものが目を直撃するというアクシデントに見舞われた。SNSで拡散された動画によると、ハリーはその瞬間痛そうな表情を浮かべ、しばらくは片手で目を覆って歩いていた。ハリーはこれまで公演中に、何度もファンからものを投げつけられている。
ハリー・スタイルズは現地時間8日、ワールドツアー「Love On Tour」の一環として、オーストリアの首都ウィーンにあるスタジアム「エルンスト・ハッペル・シュターディオン」でコンサートを行った。
しかしパフォーマンス中、観客席から飛んできたものがハリーの目を直撃するという事態が起こった。
SNSに拡散された動画では、ステージを歩くハリーの左目に何かがぶつけられる瞬間が映っている。ハリーは一瞬、痛みで叫んだような表情をすると片手で目を覆った。直撃した部分が痛んだようで、しばらく手で目を押さえながら、うつむき加減でステージを歩き続けた。そしてマイクを片手に持ち直すと、再び顔を上げて観客の方を向いていた。
ハリーに投げられたものが何であるかは不明だが、直撃した瞬間には観客席から「キャー」と驚いたような悲鳴があがっていた。公開された動画の画面には「彼に向けて、くだらないものを投げるのは止めろ!」と大きく記されていた。
ハリーはこれまでにもコンサート中、観客席から投げ込まれたものに直撃したことが何度かある。
2022年10月の米シカゴ公演では、ファンが投げた物体が股間を直撃した。その瞬間、ハリーは股間を押さえて苦痛のあまり唸り声をあげていた。
また同年11月のロサンゼルス公演では、観客席から“スキットルズ(Skittles)”というキャンディーが飛んできて、ハリーの片目に当たった。スキットルズは表面が硬い砂糖のコーティングであり、ファンの間では「失明させる恐れもあった」と非難が殺到していた。
さらに先月20日には英カーディフでの公演中、観客席から投げられた花束がハリーの顔を直撃した。ファンが撮影した動画によると、ハリーがステージの階段をスキップしながら降りていると、ピンクの花のブーケが飛んできて、彼の顔に勢いよくぶつかっていた。
最近では、他のアーティストのコンサートでもファンがステージにものを投げるという行為が続出している。先月25日には米歌手P!NK(ピンク)がロンドンのハイドパークで公演中、女性ファンが母親の遺灰を入れた袋をステージに投げ込んでいた。
こういった出来事を懸念してか、英歌手アデルは米ラスベガスでの定期公演中、観客に向けて次のようなメッセージを伝えていた。
「みなさんは最近、ショーのエチケットを本当に忘れている人が多いのに気付いてるかしら? 彼らはただ、ステージにものを投げ入れてるだけなのよ。見たことある?」
そしてFワードを交えながら「やれるものなら、やってごらん。私に何かをぶつけようとしたら、ぶっ殺してやるんだから!」、「アーティストにものを投げるのは止めるのよ!」と強く言い放った。
Harry Styles gets hit in the eye by an object thrown at him during his concert in Vienna. pic.twitter.com/mD9kzFoQvG— Pop Crave (@PopCrave) July 9, 2023
画像1枚目は『harrystyles 2021年11月30日付Instagram「Love On Tour.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
ハリー・スタイルズは現地時間8日、ワールドツアー「Love On Tour」の一環として、オーストリアの首都ウィーンにあるスタジアム「エルンスト・ハッペル・シュターディオン」でコンサートを行った。
しかしパフォーマンス中、観客席から飛んできたものがハリーの目を直撃するという事態が起こった。
SNSに拡散された動画では、ステージを歩くハリーの左目に何かがぶつけられる瞬間が映っている。ハリーは一瞬、痛みで叫んだような表情をすると片手で目を覆った。直撃した部分が痛んだようで、しばらく手で目を押さえながら、うつむき加減でステージを歩き続けた。そしてマイクを片手に持ち直すと、再び顔を上げて観客の方を向いていた。
ハリーに投げられたものが何であるかは不明だが、直撃した瞬間には観客席から「キャー」と驚いたような悲鳴があがっていた。公開された動画の画面には「彼に向けて、くだらないものを投げるのは止めろ!」と大きく記されていた。
ハリーはこれまでにもコンサート中、観客席から投げ込まれたものに直撃したことが何度かある。
2022年10月の米シカゴ公演では、ファンが投げた物体が股間を直撃した。その瞬間、ハリーは股間を押さえて苦痛のあまり唸り声をあげていた。
また同年11月のロサンゼルス公演では、観客席から“スキットルズ(Skittles)”というキャンディーが飛んできて、ハリーの片目に当たった。スキットルズは表面が硬い砂糖のコーティングであり、ファンの間では「失明させる恐れもあった」と非難が殺到していた。
さらに先月20日には英カーディフでの公演中、観客席から投げられた花束がハリーの顔を直撃した。ファンが撮影した動画によると、ハリーがステージの階段をスキップしながら降りていると、ピンクの花のブーケが飛んできて、彼の顔に勢いよくぶつかっていた。
最近では、他のアーティストのコンサートでもファンがステージにものを投げるという行為が続出している。先月25日には米歌手P!NK(ピンク)がロンドンのハイドパークで公演中、女性ファンが母親の遺灰を入れた袋をステージに投げ込んでいた。
こういった出来事を懸念してか、英歌手アデルは米ラスベガスでの定期公演中、観客に向けて次のようなメッセージを伝えていた。
「みなさんは最近、ショーのエチケットを本当に忘れている人が多いのに気付いてるかしら? 彼らはただ、ステージにものを投げ入れてるだけなのよ。見たことある?」
そしてFワードを交えながら「やれるものなら、やってごらん。私に何かをぶつけようとしたら、ぶっ殺してやるんだから!」、「アーティストにものを投げるのは止めるのよ!」と強く言い放った。
Harry Styles gets hit in the eye by an object thrown at him during his concert in Vienna. pic.twitter.com/mD9kzFoQvG— Pop Crave (@PopCrave) July 9, 2023
画像1枚目は『harrystyles 2021年11月30日付Instagram「Love On Tour.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)