7月上旬、豪パース国際空港に到着したヴァージン・オーストラリア航空機内で乗客の忘れ物と思われるテディベアのぬいぐるみが見つかった。そこでヴァージン・オーストラリア航空が、SNSでテディベアの持ち主を捜したところ、数時間後に男児が現れたという。無事に再会を果たした男児とテディベアに、「スタッフのおかげで2人はまた一緒にいられる」「心温まるサービスをありがとう」などのコメントが寄せられている。豪ニュースメディア『Perth Now』などが伝えた。
豪パース国際空港に到着したヴァージン・オーストラリア航空機の客室に今月上旬、ポツンとテディベアのぬいぐるみが残されていた。そこでヴァージン・オーストラリア航空は7月10日、このテディベアの持ち主を捜すためFacebookで次のように呼びかけた。
「テディベアのお友達がいなくなって、お家で寂しい思いをしているお子さんがいらっしゃることでしょう。最近パース空港に降り立ったお客様の中で忘れ物をした人はいませんか? 大冒険をしてきたこのかわいいテディベアは大好きなお友達のもとに帰る準備ができています。」
投稿には機内に残されたテディベアが窓の外を眺める姿やシートベルトを締めて座席に座っている姿、またコックピットで過ごしている様子などの写真が添えられており、ユーザーからは「SNSの力で持ち主が見つかりますように」「テディベアの持ち主がどれほど動揺していることか…。早く再会できることを願っています」などのコメントが寄せられていた。
それから約9時間後、同社はテディベアが持ち主であるハリー君(Harry)と再会できたというニュースを発表した。
「みなさんお待ちかねの最新情報です。テディベアは持ち主であるハリー君と再会することができました。今夜はたくさん抱っこしてくれることでしょう。」
そのように綴られた投稿には、テディベアを大切そうに抱えるハリー君の写真が添えられている。
こうして迎えたハッピーエンドには以下のような祝福の声や航空会社への感謝の言葉が多く寄せられた。
「なんて素晴らしいのでしょう。テディベアを家に帰すために航空会社のサービス以上のことをしてくれてありがとう」
「小さい頃に大切なブランケットを失くしたことがありました。その時、航空会社のスタッフが見つけてくれたことを思い出しました。心温まるサービスをありがとう。」
「素晴らしい。ハリー君とクマさんがこの先もハッピーに楽しく暮らすことを祈っています。」
「この出来事は私がなぜヴァージン・アトランティック航空が好きなのかを証明してくれました。キャビンクルーは親切でフレンドリーで思いやりがあります。同社のサービスは単なるビジネスではなく、心がこもっているのです。大切なテディベアと再会できたハリー君はきっと嬉しかったことでしょう。」
なおこの心温まるストーリーは「ヴァージン・グループ(Virgin Group)」の創設者であるリチャード・ブランソン氏(Richard Branson)の目にも留まり、ブランソン氏は「ヴァージン・オーストラリア航空は素晴らしい仕事をしました。ハリー君とテディベアとの再会を祝福します」と述べ、共に喜びを分かち合った。
画像は『Virgin Australia 2023年7月10日付Facebook「We’re sure there’s a beary upset little one at home missing their furry friend.」「The update you’ve all been waiting for!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)
豪パース国際空港に到着したヴァージン・オーストラリア航空機の客室に今月上旬、ポツンとテディベアのぬいぐるみが残されていた。そこでヴァージン・オーストラリア航空は7月10日、このテディベアの持ち主を捜すためFacebookで次のように呼びかけた。
「テディベアのお友達がいなくなって、お家で寂しい思いをしているお子さんがいらっしゃることでしょう。最近パース空港に降り立ったお客様の中で忘れ物をした人はいませんか? 大冒険をしてきたこのかわいいテディベアは大好きなお友達のもとに帰る準備ができています。」
投稿には機内に残されたテディベアが窓の外を眺める姿やシートベルトを締めて座席に座っている姿、またコックピットで過ごしている様子などの写真が添えられており、ユーザーからは「SNSの力で持ち主が見つかりますように」「テディベアの持ち主がどれほど動揺していることか…。早く再会できることを願っています」などのコメントが寄せられていた。
それから約9時間後、同社はテディベアが持ち主であるハリー君(Harry)と再会できたというニュースを発表した。
「みなさんお待ちかねの最新情報です。テディベアは持ち主であるハリー君と再会することができました。今夜はたくさん抱っこしてくれることでしょう。」
そのように綴られた投稿には、テディベアを大切そうに抱えるハリー君の写真が添えられている。
こうして迎えたハッピーエンドには以下のような祝福の声や航空会社への感謝の言葉が多く寄せられた。
「なんて素晴らしいのでしょう。テディベアを家に帰すために航空会社のサービス以上のことをしてくれてありがとう」
「小さい頃に大切なブランケットを失くしたことがありました。その時、航空会社のスタッフが見つけてくれたことを思い出しました。心温まるサービスをありがとう。」
「素晴らしい。ハリー君とクマさんがこの先もハッピーに楽しく暮らすことを祈っています。」
「この出来事は私がなぜヴァージン・アトランティック航空が好きなのかを証明してくれました。キャビンクルーは親切でフレンドリーで思いやりがあります。同社のサービスは単なるビジネスではなく、心がこもっているのです。大切なテディベアと再会できたハリー君はきっと嬉しかったことでしょう。」
なおこの心温まるストーリーは「ヴァージン・グループ(Virgin Group)」の創設者であるリチャード・ブランソン氏(Richard Branson)の目にも留まり、ブランソン氏は「ヴァージン・オーストラリア航空は素晴らしい仕事をしました。ハリー君とテディベアとの再会を祝福します」と述べ、共に喜びを分かち合った。
画像は『Virgin Australia 2023年7月10日付Facebook「We’re sure there’s a beary upset little one at home missing their furry friend.」「The update you’ve all been waiting for!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)