Airbnbで予約した宿泊先にいた犬が、宿泊客を美しいビーチへ連れていく様子を捉えた動画がTikTokに投稿されて大きな話題を呼んでいる。実はこの犬、視覚障害に加えて耳も聞こえないが、ビーチまでの道のりを覚えており、毎朝のように宿泊客をお気に入りのビーチまで案内して一緒に海に浸かっているのだ。この動画の再生回数は1200万回を超えており、宿泊先の詳細を尋ねるコメントが殺到しているという。動物専門ネットメディア『The Dodo』などが伝えた。
話題の動画を投稿したハンナ・ブラウンさん(Hannah Brown)は先日、民泊代行サービス「Airbnb」を利用し、イギリスの海外領土でタークス・カイコス諸島トンプソン・コーヴにある「The Lighthouse Cottage」に両親とともに泊まった。
ハンナさんが宿泊したのは、宿泊ビジネスを行っている「Sail Away Cottages」が運営する施設の1つで、ビジネスオーナーのカレン・ローソンさん(Karen Lawson)が飼う犬の“ソルジャー(Soldier)”は、複数ある施設を順に訪れ、宿泊者たちとの触れ合いを楽しんでいるという。
オーシャンビューを楽しめるロケーションで一晩を過ごしたハンナさんは翌朝、ソルジャーが玄関先で待っていることに気がついた。当時の様子を撮影した動画には、ドアを開けた先で立ち止まっているソルジャーの姿が映っている。玄関からハンナさんが出てきたのを確認したソルジャーは、ゆっくりと歩き始めた。施設を出て広い道路を歩き、狭いゲートの横を通り抜けて進むソルジャーの後ろをついていくと、透明な海が広がる美しいビーチに辿り着いた。
ソルジャーは視野の一部が見えず、耳も聞こえないが、鋭い嗅覚を頼りに覚えている道順を先頭を切って歩き、ビーチまで宿泊客をガイドする。到着して波打ち際まで歩いていくと、ソルジャーは自身も海に浸かって楽しんでいた。ソルジャーは宿泊客がいない時にはカレンさんの家で過ごしているそうだが、宿泊客がいる時はお気に入りであるこのビーチに毎朝案内するという。
カレンさんによると、ソルジャーはもともと野良犬として過ごしていたが、2011年にカレンさんの家に現れた。このエリアでは野良犬をよく見かけるそうで、カレンさんも自宅の前を通る野良犬たちの姿をよく目にしていたが、大抵は長居せずにどこかへ去っていくという。しかしソルジャーはカレンさんの家が気に入ったのかずっと居座っていて、その様子にカレンさんはソルジャーを飼うことに決めた。
その後、カレンさんは“スキッパー(Skipper)”という犬を新たに飼い始めた。2匹は毎朝の散歩の後、クールダウンのためにビーチを訪れていたという。残念ながらスキッパーは亡くなってしまったが、散歩後のビーチの時間を気に入ったソルジャーは、1匹だけでこのビーチに向かうことができるようになったそうだ。
ハンナさんが撮影した動画を今月5日、TikTokに投稿すると、可愛い“案内犬”の姿が注目を集めて再生回数は1200万回を超えた。コメント欄には「このワンちゃんになら、どこへだってついていく」「宿泊者をビーチまで連れていくのが自分の仕事だと思っているのかも」「なんて最高の宿泊先なんだ」「この宿泊先はどこなの?」「ビーチまで案内してくれる犬のコンシェルジュがいるなんて、素敵なAirbnbだ!」「このコンシェルジュサービスは星5つだね」など、ソルジャーの行動を絶賛するコメントや宿泊先を尋ねる声が多数寄せられた。
画像は『Hannah brown 2023年7月5日付TikTok「We get so scared that Soldier is going to fall off the front walkway every single time」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)
話題の動画を投稿したハンナ・ブラウンさん(Hannah Brown)は先日、民泊代行サービス「Airbnb」を利用し、イギリスの海外領土でタークス・カイコス諸島トンプソン・コーヴにある「The Lighthouse Cottage」に両親とともに泊まった。
ハンナさんが宿泊したのは、宿泊ビジネスを行っている「Sail Away Cottages」が運営する施設の1つで、ビジネスオーナーのカレン・ローソンさん(Karen Lawson)が飼う犬の“ソルジャー(Soldier)”は、複数ある施設を順に訪れ、宿泊者たちとの触れ合いを楽しんでいるという。
オーシャンビューを楽しめるロケーションで一晩を過ごしたハンナさんは翌朝、ソルジャーが玄関先で待っていることに気がついた。当時の様子を撮影した動画には、ドアを開けた先で立ち止まっているソルジャーの姿が映っている。玄関からハンナさんが出てきたのを確認したソルジャーは、ゆっくりと歩き始めた。施設を出て広い道路を歩き、狭いゲートの横を通り抜けて進むソルジャーの後ろをついていくと、透明な海が広がる美しいビーチに辿り着いた。
ソルジャーは視野の一部が見えず、耳も聞こえないが、鋭い嗅覚を頼りに覚えている道順を先頭を切って歩き、ビーチまで宿泊客をガイドする。到着して波打ち際まで歩いていくと、ソルジャーは自身も海に浸かって楽しんでいた。ソルジャーは宿泊客がいない時にはカレンさんの家で過ごしているそうだが、宿泊客がいる時はお気に入りであるこのビーチに毎朝案内するという。
カレンさんによると、ソルジャーはもともと野良犬として過ごしていたが、2011年にカレンさんの家に現れた。このエリアでは野良犬をよく見かけるそうで、カレンさんも自宅の前を通る野良犬たちの姿をよく目にしていたが、大抵は長居せずにどこかへ去っていくという。しかしソルジャーはカレンさんの家が気に入ったのかずっと居座っていて、その様子にカレンさんはソルジャーを飼うことに決めた。
その後、カレンさんは“スキッパー(Skipper)”という犬を新たに飼い始めた。2匹は毎朝の散歩の後、クールダウンのためにビーチを訪れていたという。残念ながらスキッパーは亡くなってしまったが、散歩後のビーチの時間を気に入ったソルジャーは、1匹だけでこのビーチに向かうことができるようになったそうだ。
ハンナさんが撮影した動画を今月5日、TikTokに投稿すると、可愛い“案内犬”の姿が注目を集めて再生回数は1200万回を超えた。コメント欄には「このワンちゃんになら、どこへだってついていく」「宿泊者をビーチまで連れていくのが自分の仕事だと思っているのかも」「なんて最高の宿泊先なんだ」「この宿泊先はどこなの?」「ビーチまで案内してくれる犬のコンシェルジュがいるなんて、素敵なAirbnbだ!」「このコンシェルジュサービスは星5つだね」など、ソルジャーの行動を絶賛するコメントや宿泊先を尋ねる声が多数寄せられた。
画像は『Hannah brown 2023年7月5日付TikTok「We get so scared that Soldier is going to fall off the front walkway every single time」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)