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【海外発!Breaking News】充血した巨大な白目? 31歳女性の腹部から約12キロの腫瘍を摘出(コロンビア)

TechinsightJapan 2023年8月1日 18時41分

お腹の膨らみが増し「妊娠した」と信じていたコロンビアの31歳の女性の腹部から、約12キロの腫瘍が摘出された。1年経っても赤ちゃんが一向に生まれる気配がないことから不安を募らせ、病院で検査を受けたところ腫瘍が発見されたという。コロンビアのニュースメディア『El Tiempo』などが伝えた。

南米コロンビア北部、ラ・グアヒーラ県の自治体ウリビアで7月14日、先住民「ワユー族(Wayuu)」の女性(31)の腹部から重さ約12キロの腫瘍が摘出された。

どんどん大きくなるお腹を妊娠によるものと勘違いしていた女性だが、1年経っても出産の兆候が見られないばかりか胎動もなく、地元では最新の設備を誇る「タラプイン・クリニック(Talapuin Clinic)」で診察を受けた。

こうして検査を受けた女性の腹部には、卵巣から発生した巨大な腫瘍があることが判明し、医師らは2か月をかけて詳しい検査を実施した。

産婦人科のジェイダー・コールズ・アルバラド医師(Dr. Jaider Choles Alvarado)によると、女性が受けた全ての検査結果は腫瘍が良性であることを示唆していたそうで、病歴もないことから先月14日、同病院にて摘出手術が行われた。

手術は10時間を要し、摘出された腫瘍は約12キロにもなり、アルバラド医師は手術後、驚きを隠せずにこう述べた。

「これは腫瘍の中に液体が溜まる『卵巣嚢腫(卵巣漿液性嚢胞腺腫)』の重症なケースで、2年ほどかけて成長したようです。これまで似たようなケースの患者の手術を行ってきましたが、今回の腫瘍はこれまでで最大でした。」



なお摘出された腫瘍の写真を見ると、グロテスクで人間の充血した白目を巨大化したようにも見える。また一人で抱えて持つにはかなりの大きさがあり、翌日に退院した女性は「これまでは歩くのも動くのも大変でしたが、手術で重荷が取り除かれました」と明かし、医療チームに感謝の言葉を述べたという。

画像2、3枚目は『El Tiempo 2023年7月16日付「Extraen un tumor de 12 kilos a una mujer en el municipio de Uribia, La Guajira」(FOTO: Portal La Guajira Hoy)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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