パンクコントバンド・グループ魂が、音楽番組『ミュージックステーション』に4年ぶりの出演を果たした。アドリブ満載のステージで、彼らが絡んだのはジャニーズWESTでもNMB48でもなく、剛力彩芽だった。次々と繰り出される破壊(阿部サダヲ)や港カヲル(皆川猿時)のアドリブに彼女は耐えられるのか。
10月31日の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)では、剛力彩芽が出演して新曲『くやしいけど大事な人』をパフォーマンスした。彼女は2013年7月に同番組でデビュー曲『友達より大事な人』を生歌で披露してネットで「歌が酷い、放送事故レベル」と話題になった過去がある。今回は、『くやしいけど大事な人』の振り付けにテニスラケットを用いた経緯を話すなど落ち着いた様子で、ステージでもキレキレなダンスを見せた。
ネットでは「剛力さんダンスはめちゃうまいよなぁ」、「ラケットダンスを見た娘1歳がなにやらうちわを持ち出してきて踊ろうとする」など反響があった。そんな剛力彩芽がまさか別の意味で「放送事故レベル」と言われる事態に巻き込まれるとは、ファンも予想できなかっただろう。
トリを務めたのはグループ魂だった。阿部サダヲや宮藤官九郎、皆川猿時など演劇界の7人が組んだバンドだ。楽曲『君にジュースを買ってあげる・better』を披露する前に、MCで「コンバンハ! なんかみたことあるブサイク46歳、略してNMB46、センター、港カヲルです」とひな壇のNMB48をいじりながら「1曲お送りいたします、聴いてください、“ルビーの指環”っ」とハチャメチャな曲紹介から始まった。
リードボーカルの破壊(阿部サダヲ)を中心に全員でノリノリのステージを繰り広げると、間奏タイムに入る。破壊が「さあ、君にジュースを買ってあげられるコーナーがきたよ! 今日は誰に買ってあげようかな~」とひな壇へ近づきながら「タモリさんはお金をいっぱい持ってそうだからいいねっ、ジャニーズWESTは人数が多すぎて、僕の財力じゃ足りないし…」とNMB48に振るかと思いきや「グループの人は無理だな」とスルー。「なんか1人で来ている人いないかな~? いたー!」と剛力彩芽に白羽の矢を立てた。突然の出来事に彼女も驚きのあまりポカンとした感じだ。
破壊は「剛力っ『つよしのちから』と書いて剛力っ、君にジュースを買ってあげる!」と言いつつ彼女の前に立つと、「君はどうしてラケットを持ち歩いてるんだ?」と振った。すると、剛力が「あの、踊ってたんですけど、使いますか!?」と自然に返したので「ハハッ、そんな、マジックはいらないよ」と破壊が逆に焦ってしまう。
彼はステージ上で笑うグループ魂メンバーに「ああ! うるさい!」と叫んで気を取り直すと、「さあ、君にジュースを買ってあげるよっ、ちゃんとチャージしてあるから大丈夫だ」とカードを取り出した。それを見た剛力は「えっ?」と意外そうだ。カードには『たましいクリニック』と書いてあり、破壊は「あれ、これ、Suicaじゃなくて、診察券じゃーん」と落として「はい爆笑っ」とグループメンバーに指示。「いやー、また今度ねー」と詫びると剛力も「ハイ」と大ウケだった。
アドリブショーを終えた破壊は再びステージに戻って楽曲を歌い終えると、最後に「あんたなんか知らない…ウソっ!」とセリフで締めた。まさか、自分の『くやしいけど大事な人』で言うセリフが出てくるとは思わなかった剛力は、笑いながらも両手を頬に当てて照れてしまったのだ。
グループ魂から散々絡まれた剛力彩芽。エンディングでは破壊と港カヲルに挟まれて真ん中に立っており、アナウンサーから感想を聞かれて「すごい、貴重な体験をさせていただきました」と笑顔を見せる。すると、港カヲルが懲りずに「どっちが好き?」と破壊と自分を選ばせるが、彼女は「えっ! どっちも好き」と即答。2人とも「あーっ!」と大喜び。港カヲルが「すごいねこの子!」と感心すれば、破壊は「悔しいけど」とこぼしていた。彼らはアドリブにすぐ対応してくる彼女に意外な才能を見い出したようだ。
ネットではこの『Mステ』での出来事が一部で「放送事故」だと話題になっているが、グループ魂は剛力のおかげで予想以上に見せ場を作れたはずだ。そして、剛力彩芽もバラエティ的なノリもできることをアピールできたのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
10月31日の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)では、剛力彩芽が出演して新曲『くやしいけど大事な人』をパフォーマンスした。彼女は2013年7月に同番組でデビュー曲『友達より大事な人』を生歌で披露してネットで「歌が酷い、放送事故レベル」と話題になった過去がある。今回は、『くやしいけど大事な人』の振り付けにテニスラケットを用いた経緯を話すなど落ち着いた様子で、ステージでもキレキレなダンスを見せた。
ネットでは「剛力さんダンスはめちゃうまいよなぁ」、「ラケットダンスを見た娘1歳がなにやらうちわを持ち出してきて踊ろうとする」など反響があった。そんな剛力彩芽がまさか別の意味で「放送事故レベル」と言われる事態に巻き込まれるとは、ファンも予想できなかっただろう。
トリを務めたのはグループ魂だった。阿部サダヲや宮藤官九郎、皆川猿時など演劇界の7人が組んだバンドだ。楽曲『君にジュースを買ってあげる・better』を披露する前に、MCで「コンバンハ! なんかみたことあるブサイク46歳、略してNMB46、センター、港カヲルです」とひな壇のNMB48をいじりながら「1曲お送りいたします、聴いてください、“ルビーの指環”っ」とハチャメチャな曲紹介から始まった。
リードボーカルの破壊(阿部サダヲ)を中心に全員でノリノリのステージを繰り広げると、間奏タイムに入る。破壊が「さあ、君にジュースを買ってあげられるコーナーがきたよ! 今日は誰に買ってあげようかな~」とひな壇へ近づきながら「タモリさんはお金をいっぱい持ってそうだからいいねっ、ジャニーズWESTは人数が多すぎて、僕の財力じゃ足りないし…」とNMB48に振るかと思いきや「グループの人は無理だな」とスルー。「なんか1人で来ている人いないかな~? いたー!」と剛力彩芽に白羽の矢を立てた。突然の出来事に彼女も驚きのあまりポカンとした感じだ。
破壊は「剛力っ『つよしのちから』と書いて剛力っ、君にジュースを買ってあげる!」と言いつつ彼女の前に立つと、「君はどうしてラケットを持ち歩いてるんだ?」と振った。すると、剛力が「あの、踊ってたんですけど、使いますか!?」と自然に返したので「ハハッ、そんな、マジックはいらないよ」と破壊が逆に焦ってしまう。
彼はステージ上で笑うグループ魂メンバーに「ああ! うるさい!」と叫んで気を取り直すと、「さあ、君にジュースを買ってあげるよっ、ちゃんとチャージしてあるから大丈夫だ」とカードを取り出した。それを見た剛力は「えっ?」と意外そうだ。カードには『たましいクリニック』と書いてあり、破壊は「あれ、これ、Suicaじゃなくて、診察券じゃーん」と落として「はい爆笑っ」とグループメンバーに指示。「いやー、また今度ねー」と詫びると剛力も「ハイ」と大ウケだった。
アドリブショーを終えた破壊は再びステージに戻って楽曲を歌い終えると、最後に「あんたなんか知らない…ウソっ!」とセリフで締めた。まさか、自分の『くやしいけど大事な人』で言うセリフが出てくるとは思わなかった剛力は、笑いながらも両手を頬に当てて照れてしまったのだ。
グループ魂から散々絡まれた剛力彩芽。エンディングでは破壊と港カヲルに挟まれて真ん中に立っており、アナウンサーから感想を聞かれて「すごい、貴重な体験をさせていただきました」と笑顔を見せる。すると、港カヲルが懲りずに「どっちが好き?」と破壊と自分を選ばせるが、彼女は「えっ! どっちも好き」と即答。2人とも「あーっ!」と大喜び。港カヲルが「すごいねこの子!」と感心すれば、破壊は「悔しいけど」とこぼしていた。彼らはアドリブにすぐ対応してくる彼女に意外な才能を見い出したようだ。
ネットではこの『Mステ』での出来事が一部で「放送事故」だと話題になっているが、グループ魂は剛力のおかげで予想以上に見せ場を作れたはずだ。そして、剛力彩芽もバラエティ的なノリもできることをアピールできたのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)