ヘンリー王子が今月9日、東京で開催される国際スポーツ振興協会(ISPS)のサミットに参加することが発表された。王子はサミットに出席後、12日にはシンガポールで開催される恒例の慈善ポロ大会に出場する予定だ。王子は共同パトロンを務める慈善団体「センテベール(Sentebale)」の公式サイトに、東京でのスポーツ・バリュー・サミットの特別版への出席を正式に伝えた。王子の来日は、2019年以来4年ぶりとなる。
ヘンリー王子がアジア2か国をめぐるミニツアーを開催し、日本とシンガポールを訪れることが発表された。
王子は8月9日に東京に到着し、友人で世界的スターのポロ選手ナチョ・フィゲラスとともに、同日都内で開催される国際スポーツ振興協会(以下、ISPS)の「スポーツ・バリュー・サミット」の特別版に出席する。イベントでは、王子とナチョがスポーツやコミュニティ、慈善活動の力について議論を交わす予定だ。
サミットには、ISPSの半田晴久会長、ラグビー元ニュージーランド代表でISPSアンバサダーのダン・カーター氏、南アフリカ・ステレンボッシュ大学の学長兼副学長のウィム・デ・ヴィリエ教授、オーストラリア海軍退役軍人で「インヴィクタス・ゲーム」金メダリストのスティーヴ・ジェームズ氏、そして「センテベール(Sentebale)」のソフィー・チャンダウカ会長が参加する。
その後、ヘンリー王子とナチョはシンガポールに移動し、現地時間8月12日にシンガポール・ポロ・クラブで開催される「2023年センテベール・ISPSハンダ・ポロカップ(Sentebale ISPS Handa Polo Cup)」に出場する。
アルゼンチンのポロ選手ナチョはヘンリー王子と古くからの友人であり、2006年に王子とレソトのセーイソ王子が設立した慈善団体「センテベール」のアンバサダーも務めている。
2010年にスタートした「センテベール・ISPSハンダ・ポロカップ」は、極度の貧困や不平等、HIV/AIDSのほか、最近では新型コロナウイルス感染症により生活に影響を受けている南アフリカの子供達を支援するセンテベールの活動への意識向上と資金集めを目的としている。
今回のポロカップでは、ヘンリー王子は「ロイヤル・サルート・センテベール・チーム」に所属し、ナチョがキャプテンを務める「シンガポール・ポロ・クラブ・チーム」と対戦する。
同団体の公式サイトに発表されたヘンリー王子の声明文では、「毎年恒例のポロカップは、子供達や若者達が健康でたくましく、生き生きと活動できるようにするため、センテベールの重要な活動に欠かせないものです」と記され、こう続けている。
「今年の募金は、HIVとともに生きる若者達に集中的な心理社会的支援を提供する、私たちのクラブ・アンド・キャンプ・プログラムを支援するために使われます。HIV陽性であることがもはや死の宣告ではなくなっている今、私達は若者達が自分の状態を知り、健康を維持し、不名誉であることをなくし、このサイクルを断ち切ることができるよう力を与えています。」
そして「8月に有名なシンガポール・ポロ・クラブに戻ってこられることを嬉しく思うとともに、レソトとボツワナの青少年に対するポロ・コミュニティとスポンサー、特にISPSハンダの継続的なコミットメントに、再度感謝の意を表します」と締めくくった。
ちなみにヘンリー王子は2019年、ラグビーワールドカップ日本大会の決勝、イングランド-南アフリカ戦を観戦するため、単独で初めて日本を訪れていた。
ヘンリー王子の妻メーガン妃と息子アーチ王子(4)、娘リリベット王女(2)が今回同行するか否かについては不明だが、豪ニュースメディア『Sky News Australia』などでは「3人は米カリフォルニア州の自宅に留まるだろう」と伝えている。
画像は『The Prince and Princess of Wales 2016年5月9日付Instagram「“I cannot tell you how proud and excited I am to open @invictusorlando here in America”」』『Sentebale 2023年7月31日付Instagram「Prince Harry, The Duke of Sussex, Co-Founding Patron of Sentebale, will play in the 2023 Sentebale ISPS Handa Polo Cup at Singapore Polo Club on the 12th of August.」』『Ignacio Figueras 2021年8月20日付Instagram「How lucky I am to be able to ride along with you in your mission of making the world a better place for people not as fortunate as us.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
ヘンリー王子がアジア2か国をめぐるミニツアーを開催し、日本とシンガポールを訪れることが発表された。
王子は8月9日に東京に到着し、友人で世界的スターのポロ選手ナチョ・フィゲラスとともに、同日都内で開催される国際スポーツ振興協会(以下、ISPS)の「スポーツ・バリュー・サミット」の特別版に出席する。イベントでは、王子とナチョがスポーツやコミュニティ、慈善活動の力について議論を交わす予定だ。
サミットには、ISPSの半田晴久会長、ラグビー元ニュージーランド代表でISPSアンバサダーのダン・カーター氏、南アフリカ・ステレンボッシュ大学の学長兼副学長のウィム・デ・ヴィリエ教授、オーストラリア海軍退役軍人で「インヴィクタス・ゲーム」金メダリストのスティーヴ・ジェームズ氏、そして「センテベール(Sentebale)」のソフィー・チャンダウカ会長が参加する。
その後、ヘンリー王子とナチョはシンガポールに移動し、現地時間8月12日にシンガポール・ポロ・クラブで開催される「2023年センテベール・ISPSハンダ・ポロカップ(Sentebale ISPS Handa Polo Cup)」に出場する。
アルゼンチンのポロ選手ナチョはヘンリー王子と古くからの友人であり、2006年に王子とレソトのセーイソ王子が設立した慈善団体「センテベール」のアンバサダーも務めている。
2010年にスタートした「センテベール・ISPSハンダ・ポロカップ」は、極度の貧困や不平等、HIV/AIDSのほか、最近では新型コロナウイルス感染症により生活に影響を受けている南アフリカの子供達を支援するセンテベールの活動への意識向上と資金集めを目的としている。
今回のポロカップでは、ヘンリー王子は「ロイヤル・サルート・センテベール・チーム」に所属し、ナチョがキャプテンを務める「シンガポール・ポロ・クラブ・チーム」と対戦する。
同団体の公式サイトに発表されたヘンリー王子の声明文では、「毎年恒例のポロカップは、子供達や若者達が健康でたくましく、生き生きと活動できるようにするため、センテベールの重要な活動に欠かせないものです」と記され、こう続けている。
「今年の募金は、HIVとともに生きる若者達に集中的な心理社会的支援を提供する、私たちのクラブ・アンド・キャンプ・プログラムを支援するために使われます。HIV陽性であることがもはや死の宣告ではなくなっている今、私達は若者達が自分の状態を知り、健康を維持し、不名誉であることをなくし、このサイクルを断ち切ることができるよう力を与えています。」
そして「8月に有名なシンガポール・ポロ・クラブに戻ってこられることを嬉しく思うとともに、レソトとボツワナの青少年に対するポロ・コミュニティとスポンサー、特にISPSハンダの継続的なコミットメントに、再度感謝の意を表します」と締めくくった。
ちなみにヘンリー王子は2019年、ラグビーワールドカップ日本大会の決勝、イングランド-南アフリカ戦を観戦するため、単独で初めて日本を訪れていた。
ヘンリー王子の妻メーガン妃と息子アーチ王子(4)、娘リリベット王女(2)が今回同行するか否かについては不明だが、豪ニュースメディア『Sky News Australia』などでは「3人は米カリフォルニア州の自宅に留まるだろう」と伝えている。
画像は『The Prince and Princess of Wales 2016年5月9日付Instagram「“I cannot tell you how proud and excited I am to open @invictusorlando here in America”」』『Sentebale 2023年7月31日付Instagram「Prince Harry, The Duke of Sussex, Co-Founding Patron of Sentebale, will play in the 2023 Sentebale ISPS Handa Polo Cup at Singapore Polo Club on the 12th of August.」』『Ignacio Figueras 2021年8月20日付Instagram「How lucky I am to be able to ride along with you in your mission of making the world a better place for people not as fortunate as us.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)