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【海外発!Breaking News】17組の双子が同じ自治体内で、同時にピカピカの一年生に(スコットランド)<動画あり>

TechinsightJapan 2023年8月18日 13時55分

このほどスコットランドのあるカウンシル(州)内で、今年度に計17組の双子が小学校へ入学することが分かり、話題を呼んでいる。この地域は新入生の双子の確率が高く、毎年平均で13組もの双子が入学しているという。入学前の招集イベントで撮影された写真が公開されると、そっくりな見た目の双子たちの姿がお披露目されたと英ニュースメディア『Metro』などが伝えた。

話題を呼んでいるのは、スコットランド自治体の1つであるインバークライド(Inverclyde)だ。同地域は以前から双子が多いことで知られていて、双子を意味する英単語“ツイン(Twin)”と合わせて、“ツインバークライド(Twinverclyde)”と呼ばれている。2013年以降、合計147組、平均して毎年13組の双子が同エリアの小学校に入学し、昨年は12組、一昨年は15組の双子を同エリアの小学校に迎えた。

今年の入学日は今月18日であり、17組の双子が同時に同エリアの小学校へ入学することが判明した。これまでの最高記録は2015年の19組で、今回の17組という数はこの記録に次いで2番目に多い数となった。

入学1週間前の今月11日、同エリアの小学校への入学を控えた子ども達が、制服を着て学校に集まるイベントが行われ、17組のうち15組の双子の子ども達が出席して一堂に会した。イベント当日に撮影された記念写真(写っているのは14組)には、笑顔で新しい制服を身にまとう双子たちの姿が写っている。



イベントにはたくさんの双子が集まったが、全員が同じ小学校へ入学するわけではない。インバークライドには合計20の小学校があるが、中でもセント・パトリックス小学校(St Patrick's Primary School)とアードゴーワン小学校(Ardgowan Primary School)は、最多である3組の双子をそれぞれ迎えることになる。

インバークライド評議会のグレアム・ブルック副議長(Graeme Brooks)は、「“ツインバークライド”として知られているインバークライドでは、双子を小学校に迎えることが毎年の伝統となっていて、来週から始まる新学期を楽しみにしています。制服を着て輝く生徒たちの姿を見るのは、何よりも楽しみです。来週金曜日の本番を前に、保護者にとっても楽しい、良い予行練習となりますね」とコメントし、新入生たちを歓迎している。

17組のうちの1組で、キングス・オーク小学校(King’s Oak Primary School)へ入学するアンナ・フルトンちゃん(Anna Fulton)とアーロン・フルトン君(Aaron Fulton)は、同じ小学校だが違うクラスになるという。2人の母親であるアーリーンさん(Arlene)は「子ども達が別々のクラスになることで、自立して余裕が生まれるといいですね。17組もの双子が一斉に入学するなんて、何だかすごいですよね」とコメントしている。

ちなみに今年7月にはアメリカにて、10組の双子と4つ子が誕生した病院が話題を呼んでおり、NICU看護師も「記録的なベビーブーム」と驚いていた。



画像は『Metro 2023年8月11日付「17 sets of twins from the same Scottish district set to start primary school」(Picture: PA)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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