Infoseek 楽天

【海外発!Breaking News】カレーにピンク色の赤ちゃんネズミが混入! シェフら3人逮捕もレストラン側は反論(印)

TechinsightJapan 2023年8月19日 10時55分

インド、ムンバイ郊外のバンドラ(ウエスト)にある人気レストラン「パパ・パンチョ・ダ・ダバ(Papa Pancho Da Dhaba)」のシェフ2人とマネージャーが今月14日、警察に逮捕された。前日に提供した食事の中に死んだ赤ちゃんネズミが紛れ込んでいたためで、X(Twitter)に問題のチキンカレーの写真が投稿されると大きな反響を呼んだ。しかしレストラン側は「そんなことはあり得ない」と反論している。インドのニュースメディア『The Indian Express』などが伝えた。

「バンドラで買い物をした後、夕飯を食べようとレストランに立ち寄った。そこで頼んだチキンカレーの中に通常よりも淡い色の肉が入っているのに気付き、スプーンですくってみたところ、小さなネズミだった。」

そう語ったのは、ムンバイ郊外にあるプライベートバンクのシニアマネージャー、アヌラーグ・ディリップ・シンさん(Anurag Dilip Singh、40)で、友人のアミン・カーンさん(Amin Khan、40)と一緒に夜10時過ぎ、パパ・パンチョ・ダ・ダバでディナーを楽しんでいた。

アヌラーグさんがネズミを発見したのはチキンカレーを半分以上食べてしまった後のことで、気分が悪くなり、すぐにレストランのマネージャーに苦情を申し立てた。

ところが納得のいく回答が得られないばかりか、吐き気を感じ、アヌラーグさんは警察に通報した。一方のアミンさんは、提供されたチキンカレーの写真や動画をX(Twitter)に投稿し、「カレーのグレイビー(ソース)の中にネズミを発見。レストランのマネージャーもオーナーも聞く耳を持たず、警察に知らせた」などと言葉を添えた。

公開された写真を見ると、ピンク色の赤ちゃんネズミが丸ごと入っていたことが分かり、カレーソースにまみれてはいるものの、小さな手足の指や尻尾まではっきりと写っており、次のようなコメントが寄せられた。

「これは酷い。」
「スタッフは客に出す前に気付かなかったの?」
「ネズミは、中まで火が通っていないのでは?」
「ネズミがいつ、どうやって紛れたのか気になるよね。」
「監視カメラの映像をチェックすべき!」



なお同レストランは22年以上前に開業し、地元では大変な人気だという。しかしながらネズミ混入事件があった翌日にはシェフ2人とマネージャーが逮捕され、食品医薬品局(FDA)はレストランの一時閉鎖を命じた。

3人はその後、保証保釈金を支払い釈放されたが、FDAは問題のチキンカレーのサンプルを収集し検査を実施している。また、レストランのスタッフはネズミの混入経路について「卸売業者が持ち込んだ肉に混入していたのではないか」と話していたようだが、インドのニュースメディア『India.com』は16日、マネージャーのヴィヴィアン・セケイラさん(Vivian Sequeira)のこんな話を伝えた。

「2人からの苦情を知ったのは帰宅途中のことで、慌ててレストランに戻った。レストランでは酒を提供していないが、2人は酒のボトルを持ち込んで泥酔状態だった。そしてわざと不満を並べ立て、私たちから金をゆすりとろうとしたのだ。食事は全てチェックしているし、こんなことは起きるはずがない。」

またある者は「2人がネズミの混入を指摘した時には、料理のほとんどを食べ終えていた。酔っていたのは明らかだったし、金で物事を解決しようとしていた。彼らは22年間も何の問題もなかった店の評判を傷つけるため、故意にやったに違いない」と述べているようだ。



当局は監視カメラの映像なども含め、慎重に捜査を進めているが、現在のところアヌラーグさんが医師に薬を処方してもらったこと以外、詳細は明らかになっておらず、捜査の結果が待たれるところだ。

ちなみにインドでは今年2月、宅配サービスの食パンの袋の中から生きたネズミが発見されていた。幸いにも注文した男性は、食パンを食べる前に気付いたという。

画像は『Times Now 2023年8月16日付「Mumbai: Dead Rat Found in Food」(Photo:Twitter)』『Yahoo News Australia 2023年8月17日付「Stomach-churning find in restaurant meal prompts man to call the police」(Source: Twitter)』『Stay_Raw 2023年8月14日付Twitter「@MumbaiPolice Rat found in our gravy at #papaPanchodadhaba」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

この記事の関連ニュース