今年7月、46歳年下のエジプト人男性(37)と離婚したことを明かしたばかりのイギリス人女性(83)が最近、Facebookで「彼に何度も金を無心された」と告白し注目されている。2020年10月に結婚した女性は当初、「私たちは愛し合っている」と語りメディアを賑わせていたが、金の切れ目が縁の切れ目となったようだ。英ニュースメディア『The Daily Star』などが伝えた。
英サマセット州ウェストン=スーパー=メア在住のアイリス・ジョーンズさん(Iris Jones、83)は2019年6月、Facebookでモハメッド・アハメド・イブラヒムさん(Mohamed Ahmed Ibriham、37)と知り合い、遠距離恋愛の末、2020年10月に結婚した。
アイリスさんには当時、「彼の狙いは年金、家、パスポート。すぐに捨てられる」といった声もあがったが、当人は「愛は本物」と全く動じることはなく、夫婦の性生活まで赤裸々に語っていた。
ところが今年7月、アイリスさんはモハメッドさんと結婚3周年を前に破局したことを告白し、最近になって「彼との本当の関係について話したい」とFacebookに綴り注目された。
アイリスさんによると、モハメッドさんとは2019年6月25日にFacebookで知り合い、7月10日にはプロポーズをされたそうで、モハメッドさんは当時、強制的に結婚させられ、4人の子をもうけたという女性と離婚協議中だったという。
そして2019年11月、アイリスさんがモハメッドさんにカイロで初めて会った直後から、お金が飛ぶように消えていったそうで、当時のことをこのように回顧した。
「カイロへの最初の旅では数千ポンド(少なく見積もって約55~74万円)を持っていき、1か月滞在したの。そして彼のクレジットカードの借金を一括返済したわ。ただ必要書類が揃わずに、結婚はできなかったの。」
「カイロの英国大使館のスタッフには『彼にお金を渡すな』と忠告されたけど、私は聞く耳を持たなかった。それどころか、翌年2月に再訪した時には約280万円(1万5000ポンド)を手渡したの。」
こうして2020年10月、アイリスさんは3度目のカイロ訪問でモハメッドさんと結婚し、約3か月を一緒に過ごした。モハメッドさんを信頼していたアイリスさんは当時、彼に約740万円(4万ポンド)が入っていたという銀行のカードを預けていたそうで、そこから一日に約4750円(1000エジプト・ポンド)を引き出し、生活費、外食代、ハネムーンの諸費用に充てたという。
ところがアイリスさんは帰国する際、モハメッドさんに「銀行には約170万円(9000ポンド)しか入っていないはずだから、帰ったら残高を確認してもらえるかな」と言われ、ハッとしたという。一日約5千円の出費なら、3か月で50万円ほどの計算になるが、約570万円が消えていたのだ。
しかしこれはまだ序の口で、その後もモハメッドさんの金の無心は続き、アイリスさんは帰国後、さらに約260万円(1万4000ポンド)を送金したという。
「彼は仕事をしたことがなかったし、無一文だったの。私はみんなに『私たちはいつも割り勘にしているの』と言っていたけど、本当は私が全てを払っていたのよ」と明かすアイリスさん。そして2021年11月、モハメッドさんが配偶者ビザを取得すると、アイリスさんは彼の銀行口座にビザを維持するための最低資金額を移し、彼が自分からお金を“吸い取っている”ことがバレないように工面したという。
ところがモハメッドさんは、地元のスーパーで働くようになっても金を無心し続け、アイリスさんは「これが本当に最後だから」と、約480万円(2万6000ポンド)を手渡したそうだ。
アイリスさんは当時のことをこう振り返る。
「彼には『もうこれ以上のお金はないわ。私が明日死んだとしても、埋葬するお金すら残っていないから』と言ってやったの。でもその後また、『約740万円(4万ポンド)が必要だ』と言うから、『もう何を言っても無理。私にはそんなお金は残ってない』と返したのよ。」
なお、アイリスさんがモハメッドさんのために費やしたお金は少なくとも1600万円になり、この頃から2人の関係はギクシャクし、口論が絶えなくなったという。
そしてアイリスさんが「彼は自分勝手で自己愛が強い人。そして私の金目当てで結婚した」とピンと来たのは、モハメッドさんが「アイリスさんが死んでも、今住んでいる海辺の平屋(2021年で約3450万円相当)を、自分が相続することはない」と知った時だという。そして今年6月13日、2人は大げんかをし、アイリスさんがモハメッドさんに出ていくように告げたそうだ。
そんなアイリスさんは現在、猫と一緒に暮らしており、「2人の関係が改善することはない」と断言しつつも、このように述べていた。
「モハメッドを追い出したことは今までで最もつらい決断の一つだった。だって私の彼に対する愛は本物だったから!」
ちなみにアイリスさんの告白には、「最初から分かっていたことだけど、なんだかかわいそうだ」「本気で彼が愛していると信じていたの?」「これだけお金を失うまで気付かないなんて!」「年寄りは寂しいからね。ついコロッと騙されちゃうんだよ」「きっと、お金は戻らないだろうけど、モハメッドが国外追放になることを祈っているよ」「もうすぐビザが切れるでしょう。あれは一時的なものだから、彼はイギリスにはいられないよ」「彼はテレビにまで出演して『金目当てじゃない』って言ってたのよ。よくこんなことができたものね」「アイリスさん、余生を楽しんで!」といったコメントが寄せられている。
画像は『The Sun 2023年9月4日付「TOY BOY TALES I’m 83 & I married a 37-year-old Egyptian toyboy… but I DUMPED him for being a ‘selfish money grabber’」』『The Daily Star 2023年9月4日付「OAP, 83, calls Egyptian toyboy, 37, ‘selfish money-grabber’ as pair end marriage」(Image: Iris Jones)(Image: Ken McKay/ITV/REX/Shutterstock)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
英サマセット州ウェストン=スーパー=メア在住のアイリス・ジョーンズさん(Iris Jones、83)は2019年6月、Facebookでモハメッド・アハメド・イブラヒムさん(Mohamed Ahmed Ibriham、37)と知り合い、遠距離恋愛の末、2020年10月に結婚した。
アイリスさんには当時、「彼の狙いは年金、家、パスポート。すぐに捨てられる」といった声もあがったが、当人は「愛は本物」と全く動じることはなく、夫婦の性生活まで赤裸々に語っていた。
ところが今年7月、アイリスさんはモハメッドさんと結婚3周年を前に破局したことを告白し、最近になって「彼との本当の関係について話したい」とFacebookに綴り注目された。
アイリスさんによると、モハメッドさんとは2019年6月25日にFacebookで知り合い、7月10日にはプロポーズをされたそうで、モハメッドさんは当時、強制的に結婚させられ、4人の子をもうけたという女性と離婚協議中だったという。
そして2019年11月、アイリスさんがモハメッドさんにカイロで初めて会った直後から、お金が飛ぶように消えていったそうで、当時のことをこのように回顧した。
「カイロへの最初の旅では数千ポンド(少なく見積もって約55~74万円)を持っていき、1か月滞在したの。そして彼のクレジットカードの借金を一括返済したわ。ただ必要書類が揃わずに、結婚はできなかったの。」
「カイロの英国大使館のスタッフには『彼にお金を渡すな』と忠告されたけど、私は聞く耳を持たなかった。それどころか、翌年2月に再訪した時には約280万円(1万5000ポンド)を手渡したの。」
こうして2020年10月、アイリスさんは3度目のカイロ訪問でモハメッドさんと結婚し、約3か月を一緒に過ごした。モハメッドさんを信頼していたアイリスさんは当時、彼に約740万円(4万ポンド)が入っていたという銀行のカードを預けていたそうで、そこから一日に約4750円(1000エジプト・ポンド)を引き出し、生活費、外食代、ハネムーンの諸費用に充てたという。
ところがアイリスさんは帰国する際、モハメッドさんに「銀行には約170万円(9000ポンド)しか入っていないはずだから、帰ったら残高を確認してもらえるかな」と言われ、ハッとしたという。一日約5千円の出費なら、3か月で50万円ほどの計算になるが、約570万円が消えていたのだ。
しかしこれはまだ序の口で、その後もモハメッドさんの金の無心は続き、アイリスさんは帰国後、さらに約260万円(1万4000ポンド)を送金したという。
「彼は仕事をしたことがなかったし、無一文だったの。私はみんなに『私たちはいつも割り勘にしているの』と言っていたけど、本当は私が全てを払っていたのよ」と明かすアイリスさん。そして2021年11月、モハメッドさんが配偶者ビザを取得すると、アイリスさんは彼の銀行口座にビザを維持するための最低資金額を移し、彼が自分からお金を“吸い取っている”ことがバレないように工面したという。
ところがモハメッドさんは、地元のスーパーで働くようになっても金を無心し続け、アイリスさんは「これが本当に最後だから」と、約480万円(2万6000ポンド)を手渡したそうだ。
アイリスさんは当時のことをこう振り返る。
「彼には『もうこれ以上のお金はないわ。私が明日死んだとしても、埋葬するお金すら残っていないから』と言ってやったの。でもその後また、『約740万円(4万ポンド)が必要だ』と言うから、『もう何を言っても無理。私にはそんなお金は残ってない』と返したのよ。」
なお、アイリスさんがモハメッドさんのために費やしたお金は少なくとも1600万円になり、この頃から2人の関係はギクシャクし、口論が絶えなくなったという。
そしてアイリスさんが「彼は自分勝手で自己愛が強い人。そして私の金目当てで結婚した」とピンと来たのは、モハメッドさんが「アイリスさんが死んでも、今住んでいる海辺の平屋(2021年で約3450万円相当)を、自分が相続することはない」と知った時だという。そして今年6月13日、2人は大げんかをし、アイリスさんがモハメッドさんに出ていくように告げたそうだ。
そんなアイリスさんは現在、猫と一緒に暮らしており、「2人の関係が改善することはない」と断言しつつも、このように述べていた。
「モハメッドを追い出したことは今までで最もつらい決断の一つだった。だって私の彼に対する愛は本物だったから!」
ちなみにアイリスさんの告白には、「最初から分かっていたことだけど、なんだかかわいそうだ」「本気で彼が愛していると信じていたの?」「これだけお金を失うまで気付かないなんて!」「年寄りは寂しいからね。ついコロッと騙されちゃうんだよ」「きっと、お金は戻らないだろうけど、モハメッドが国外追放になることを祈っているよ」「もうすぐビザが切れるでしょう。あれは一時的なものだから、彼はイギリスにはいられないよ」「彼はテレビにまで出演して『金目当てじゃない』って言ってたのよ。よくこんなことができたものね」「アイリスさん、余生を楽しんで!」といったコメントが寄せられている。
画像は『The Sun 2023年9月4日付「TOY BOY TALES I’m 83 & I married a 37-year-old Egyptian toyboy… but I DUMPED him for being a ‘selfish money grabber’」』『The Daily Star 2023年9月4日付「OAP, 83, calls Egyptian toyboy, 37, ‘selfish money-grabber’ as pair end marriage」(Image: Iris Jones)(Image: Ken McKay/ITV/REX/Shutterstock)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)