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【エンタがビタミン♪】若槻千夏は“努力”の人 「まるでサッカーのボランチ」と東野幸治が絶賛するバラエティ番組での判断力

TechinsightJapan 2023年9月26日 12時54分

東野幸治(56)のYouTubeチャンネルにタレントの若槻千夏(39)がゲスト出演し、一度芸能界を離れたにもかかわらず再びバラエティ番組で活躍するようになるまでの道のりを詳細に語った。彼女は東野がMCを担当する『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)に準レギュラーとして出演しており、東野は若槻と腰を据えて話がしたいと思っていたようだ。

若槻千夏は、17歳の時に渋谷でスカウトされてデビューし、すぐにバラエティ番組で頭角を現し売れっ子タレントとなった。しかし、睡眠時間が2~3時間という多忙な日が続くようになり、心身ともに疲れ果ててしまった彼女は23歳の時、芸能界を休業することを決断した。その後、渡米した若槻は、古着の買い付けなどを開始した。そして2008年に初めて服をトータルプロデュースすることになり、2009年に自身のブランド「WC」(ダブルシー)を設立。そこで「クマタン」という熊のキャラクターを考案し、クマタンのTシャツやグッズが爆発的に売れ、1年で25億円の売り上げを達成したのだ。

24日公開のYouTubeチャンネル『東野vs』にゲスト出演した若槻は、2015年からポツポツとテレビ番組の出演依頼が来るようになったが、どの番組でも聞かれるのは“25億円”にまつわるお金の話ばかりだったと明かす。このままでは「1周まわれば呼ばれなくなる」と危機感を覚えたという。彼女の目標は「バラエティ番組のひな壇に戻ること」であったのだが、10年ものブランクがあるタレントをテレビ局もおいそれと使ってはくれなかった。そこで若槻は、当時テレビで活躍していた女性タレントの出演本数ベスト20を書き出し、彼女らがどの番組に何回出演しているのかを細かくデータ化した。そして番組名の箇所に「自分が出たい番組」「この番組だったら、自分でもいける」と思ったところにシールを貼っていくと、“若槻千夏の類似タレント”が見えてきたそうだ。さらに彼女たちがその番組に出演している際、「このタレントは番組で、何を求められているのか」をじっと観察しながらノートに書き留めていった。この作業を5年間、続けたのだ。「私、受験勉強くらい頑張りましたから」と若槻は笑う。



東野幸治が「MC別の対応を研究したんじゃないの?」と聞くと、若槻は「それは誰でもやってること、テレビで言わないだけで」と明かしており、タレントとして常識のことらしい。

そんな若槻について、東野は特に『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系)で「ちゃんと仕事してる」と思うそうだ。毎回7~8名出演しているゲストのテンションが低ければ、声をかけて場を盛り上げる。また、彼女たちのシュート本数が少なければ、ドリブルしながら前に出て若槻自らシュートを打つ。番組の空気を読みながら、状況によって今何をするべきなのかを瞬時に判断して動いており、「まるでサッカーのボランチ」と東野は感心するばかりであった。



今回の若槻との対談は、コメント欄で「恐ろしく頭が良いし、努力家。トークが上手いだけで戻れたわけじゃないんだなぁ」「編集無しでこのトーク、千春(若槻の本名)は天才やな」と、彼女の評価がぐんと上がっている。何より東野と若槻の息がぴったりで、「2人でトーク番組をやってほしい」との声も見受けられた。

画像4枚目は『若槻千夏 2023年9月15日付Instagram「17歳の時に東京で初めて出来た友達だから..出会って22年!!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)

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