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【海外発!Breaking News】ペットカメラに悲痛な愛猫の姿が、旅に出た飼い主「引き返そうと思った」(米)<動画あり>

TechinsightJapan 2023年9月29日 14時11分

ペットを飼っている人であれば、留守の間に彼らがどんな風に過ごしているか気になることだろう。そんな人たちに人気のペットカメラだが、アメリカに住むある男性も留守中の愛猫の様子を確認するためにペットカメラを設置していた。しかし男性が最近、休暇で家を空けた際にペットカメラで愛猫の様子を見たところ、胸が張り裂ける思いをしたという。米ニュースサイト『Newsweek』などが伝えている。

アメリカ在住のジョナさん(Jonah)は、オス猫“ポール(Pawl)”の写真や動画をSNSに投稿し、愛猫家からの人気を集めている。そして今月5日、TikTokとInstagramに投稿した動画が合計1900万回以上も視聴されるほど注目を集めた。

動画は、ジョナさんが旅行のために家を出発して10分後に確認したペットカメラの映像の一部だった。そこには誰もいない部屋の中で、魚の形をしたオモチャを口にくわえたまま悲痛な鳴き声をあげて部屋の中を歩き回るポールの姿があった。

ポールはまるでジョナさんが長いこと家を留守にするのを知っているかのようで、その行動からは明らかに悲しんでいることがうかがえた。ジョナさんは、動画に「旅行で家を出発して10分後にカメラを見たんだけど、これが目に入った。一瞬で胸が張り裂けそうになって、今すぐポールを迎えに車で引き返しそうになった」と言葉を添えており、視聴者からはこのような声が寄せられた。

「お願い、その猫ちゃんを旅行に一緒に連れていってあげて!」
「うちの猫たちも私が別の部屋にいて姿が見えない時にこれと同じことをするわ。」
「オモチャを持ち歩いているなんて! もう心が張り裂けそうだわ! 私なら引き返しているけど。」
「こうなるからウチは2匹飼うことにしてお互い仲良くさせるようにしてあるの。それでも長期で留守にする場合はペットホテルに預けるけどね。」



ポールは、ジョナさんが4年前に保護した猫だという。ジョナさんは米ニュースメディア『Newsweek』のインタビューに応じ、ポールについてこのように語っている。

「ポールに出会ったのは4年前で、1週間ほどアパートの1階に住んでいた時に窓を引っ掻く子猫がいたんです。それ以来、ずっと僕たちは親友なんですよ。旅行に行くときはキャット・シッターにポールをみてもらうだけでなく、ペットカメラでいつもポールが元気かどうかを確認しています。」

「普段のポールは、寝そべっていたり窓から外の鳥を眺めていることが多いんですが、今回カメラを確認したら、魚のオモチャと一緒に部屋の中を歩き回っていて、今まで聞いたこともないような悲しい声で鳴いていたんです。」

「今後はポールを車に乗せる練習をして、ドライブ中にどんな風な様子なのか見てみようと思っていて、すでにポールをベビーカーに乗せて散歩させています。それとだいたい朝起きると、ポールが前の晩に持ってきた魚のオモチャが寝室のドアの前に置かれているんです。それはポールが僕のことを思っているということを示すためにやっているんだと思っています。」

ちなみにオレゴン州立大学の2019年の研究発表で、ペットとして飼われている猫は飼い主に対して愛情を持つことが分かっており、これは人間の子供が自分を世話してくれる相手に持つ愛情や犬が飼い主に持つ愛情にとてもよく似ているとのことだ。

なおテックインサイト編集部は、飼い主のジョナさんに、ポールを迎えて以降どのように絆を深めていったのか、今後の旅行計画などについてうかがうべく取材を申し入れている。

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画像は『Pawl 2023年9月5日付Instagram「Pawl has been practicing his meows to make us feel as bad possible when we leave him.」、2023年8月31日付Instagram「He was still trying to act innocent as he was walking around with the bag.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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