オジー・オズボーン(74)の妻シャロン・オズボーン(70)が、ダイエットのために糖尿病治療薬「オゼンピック(Ozempic)」を使用し、約19キロ減量したことを告白した。しかし、シャロンは吐き気や食欲不振などの副作用に苦しみ、この経験から「オゼンピックを若い人達に与えるべきではない」と警鐘を鳴らしている。その後、シャロンはオゼンピックの使用を止めたものの、現在は極端な食事制限をしていることを明かした。
シャロン・オズボーンは、米メディア『E! Online』が現地時間6日に掲載した独占インタビューで、今年初めにオゼンピックを使用して30ポンド(約13.6キロ)減量したことを明かしていた。
オゼンピックはインスリンの濃度を管理するための薬品で、2型糖尿病を患う成人の血糖値をコントロールするために、食事療法や運動療法とともに使用する注射剤だ。糖尿病や心臓病を持つ成人の心臓発作や脳卒中、死亡のリスクを軽減する治療薬としてアメリカ食品医薬品局(FDA)の認可を受けており、最近は需要が高まっている。
米国では適応外で処方されることも多く、ハリウッドセレブの間では減量のために使用するなど、ダイエットの薬として話題になっている。
しかしこの糖尿病治療薬であるオゼンピックを減量目的に使用することについては、これまでに物議を醸してきた。これに対し、シャロンは同メディアのインタビューで「何を選ぶかは、あなた次第よ。体重を減らすために何を摂取したかは、汚い秘密じゃないわ」と語っていた。
そして「今は体重が減りすぎて、維持するのに苦労している。人生で一番体重が重かった時は230ポンド(約104.3キロ)だったけど、今は100ポンド(約45.3キロ)を切ったのよ。痩せすぎているから、105ポンド(約47.6キロ)くらいを維持したいわ。健康的なバランスを保つ努力はしているけどね」と付け加えた。
そんなシャロンが、20日に放送された英TalkTVの番組『Piers Morgan Uncensored』にゲスト出演した際、オゼンピックの使用を止めたことや、副作用に悩まされたことを告白し、若者にこういった薬品を与えるべきではないと警告したのだ。
シャロンは、番組司会者で古くからの友人でもあるピアース・モーガン(58)に対し、「(夫の)オジーは、私をレーガン元大統領夫人に似てるとからかうのよ。いつも私をナンシー・レーガンと呼んでいるわ。だから、もう止める時だと思った」と明かし、こう続けた。
「永遠に続けるなんて、できないわ。今は42ポンド(約19キロ)痩せて、ちょうどいいくらいよ。本当はこんなに痩せたくなかったんだけど、たまたまこうなっただけ。またすぐにリバウンドすると思うけどね。」
そう語るシャロンは、オゼンピックを使用したことによる副作用に苦しんだという。
「最初に、吐き気を感じたわ。実際には吐かないけど、そういう感覚に襲われるのよ。2~3週間、ずっと吐き気を感じていた。喉が渇いて、食欲がなくなるのよ。」
そして「だから私は、ずっと言っているのよ。こういったものを、若い人達に与えないようにしなければいけないとね。だって彼らは熱中してしまうし、それは正しいことじゃないから」と警鐘を鳴らした。
さらにポッドキャスト番組『The Osbournes Podcast』の新たなエピソードでは、シャロンが息子ジャック・オズボーン(37)と会話した際、3日間食事抜きで過ごしていることを明かした。
番組中にジャックは、人間が9食連続で欠食することを強制された場合、世界中が混乱に陥るだろうと話した。そして「9食といえば、3日間の朝食と昼食と夕食にあたるんだ。人々にそれが無くなり、3日間何も食べずに過ごしたら、恐ろしいことになる」と述べた。
するとシャロンは「なんてこと。それって、私が毎週やっていることよ。少なくとも3日間は食事を摂らないでいるのよ」と答えた。
この話を聞いていたゲストでジャーナリストのジェイソン・ケネディ氏(41)は、「それは『インターミッテント・ファスティング(断続的断食)』と呼ぶんだよ」とフォローしていた。
「インターミッテント・ファスティング」とは、一日の数時間を断食して残りの時間内で食事をするという、時間を限定して行う断食療法で、ハリウッドセレブの間でも話題になっている。
画像は『Sharon Osbourne 2017年7月31日付Instagram、2023年9月5日付Instagram「The wait is over!」、2023年8月30日付Instagram「The actual boss ~ Bella」、2021年10月5日付Instagram「The naughty corner…lovely time out with my dear friend @piersmorgan」、2018年12月27日付Instagram「#tbt」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
シャロン・オズボーンは、米メディア『E! Online』が現地時間6日に掲載した独占インタビューで、今年初めにオゼンピックを使用して30ポンド(約13.6キロ)減量したことを明かしていた。
オゼンピックはインスリンの濃度を管理するための薬品で、2型糖尿病を患う成人の血糖値をコントロールするために、食事療法や運動療法とともに使用する注射剤だ。糖尿病や心臓病を持つ成人の心臓発作や脳卒中、死亡のリスクを軽減する治療薬としてアメリカ食品医薬品局(FDA)の認可を受けており、最近は需要が高まっている。
米国では適応外で処方されることも多く、ハリウッドセレブの間では減量のために使用するなど、ダイエットの薬として話題になっている。
しかしこの糖尿病治療薬であるオゼンピックを減量目的に使用することについては、これまでに物議を醸してきた。これに対し、シャロンは同メディアのインタビューで「何を選ぶかは、あなた次第よ。体重を減らすために何を摂取したかは、汚い秘密じゃないわ」と語っていた。
そして「今は体重が減りすぎて、維持するのに苦労している。人生で一番体重が重かった時は230ポンド(約104.3キロ)だったけど、今は100ポンド(約45.3キロ)を切ったのよ。痩せすぎているから、105ポンド(約47.6キロ)くらいを維持したいわ。健康的なバランスを保つ努力はしているけどね」と付け加えた。
そんなシャロンが、20日に放送された英TalkTVの番組『Piers Morgan Uncensored』にゲスト出演した際、オゼンピックの使用を止めたことや、副作用に悩まされたことを告白し、若者にこういった薬品を与えるべきではないと警告したのだ。
シャロンは、番組司会者で古くからの友人でもあるピアース・モーガン(58)に対し、「(夫の)オジーは、私をレーガン元大統領夫人に似てるとからかうのよ。いつも私をナンシー・レーガンと呼んでいるわ。だから、もう止める時だと思った」と明かし、こう続けた。
「永遠に続けるなんて、できないわ。今は42ポンド(約19キロ)痩せて、ちょうどいいくらいよ。本当はこんなに痩せたくなかったんだけど、たまたまこうなっただけ。またすぐにリバウンドすると思うけどね。」
そう語るシャロンは、オゼンピックを使用したことによる副作用に苦しんだという。
「最初に、吐き気を感じたわ。実際には吐かないけど、そういう感覚に襲われるのよ。2~3週間、ずっと吐き気を感じていた。喉が渇いて、食欲がなくなるのよ。」
そして「だから私は、ずっと言っているのよ。こういったものを、若い人達に与えないようにしなければいけないとね。だって彼らは熱中してしまうし、それは正しいことじゃないから」と警鐘を鳴らした。
さらにポッドキャスト番組『The Osbournes Podcast』の新たなエピソードでは、シャロンが息子ジャック・オズボーン(37)と会話した際、3日間食事抜きで過ごしていることを明かした。
番組中にジャックは、人間が9食連続で欠食することを強制された場合、世界中が混乱に陥るだろうと話した。そして「9食といえば、3日間の朝食と昼食と夕食にあたるんだ。人々にそれが無くなり、3日間何も食べずに過ごしたら、恐ろしいことになる」と述べた。
するとシャロンは「なんてこと。それって、私が毎週やっていることよ。少なくとも3日間は食事を摂らないでいるのよ」と答えた。
この話を聞いていたゲストでジャーナリストのジェイソン・ケネディ氏(41)は、「それは『インターミッテント・ファスティング(断続的断食)』と呼ぶんだよ」とフォローしていた。
「インターミッテント・ファスティング」とは、一日の数時間を断食して残りの時間内で食事をするという、時間を限定して行う断食療法で、ハリウッドセレブの間でも話題になっている。
画像は『Sharon Osbourne 2017年7月31日付Instagram、2023年9月5日付Instagram「The wait is over!」、2023年8月30日付Instagram「The actual boss ~ Bella」、2021年10月5日付Instagram「The naughty corner…lovely time out with my dear friend @piersmorgan」、2018年12月27日付Instagram「#tbt」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)