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【イタすぎるセレブ達】ヘンリー王子夫妻、世界メンタルヘルスデーのイベントに出席 子供達のSNS使用に対する不安を語る

TechinsightJapan 2023年10月12日 5時0分

ヘンリー王子とメーガン妃が、米ニューヨークで「世界メンタルヘルスデー」を記念する対面式イベントを開催した。サミットには親達が参加し、子供達や10代の若者達に安全なオンライン環境を築くことについての体験談や意見が交わされた。ヘンリー王子夫妻はパネルディスカッションに参加し、息子アーチー王子(4)と娘リリベット王女(2)が将来SNSを使うことになる不安や、SNSのプラットフォームのあり方について率直な意見を述べた。

「世界メンタルヘルスデー」を迎えた現地時間10日、ヘンリー王子とメーガン妃が運営するチャリティ財団「アーチウェル」による初の対面式イベント「The Archewell Foundation Parents’ Summit: Mental Wellness in a Digital Age(アーチウェル財団による親達のサミット:デジタル時代のメンタル・ウェルネス)」が開催された。

イベントは「アーチウェル」のパートナーである非営利団体「Project Healthy Minds(プロジェクト・ヘルシー・マインズ)」が開催する「第2回世界メンタルヘルスデー・フェスティバル」の一環として行われた。

サミットは、デジタル時代に生きる子供達や10代の若者達がより安全なオンライン環境を築くことに情熱を注ぐ家族を対象にしたもので、SNSの利用に関連して悲劇的に子供を失った親達からの発言も紹介された。

親達は子供を亡くした喪失感を語るとともに、「アーチウェル」がこうした問題を話し合うコミュニティを設けたことにより、支援を見つける手助けになったことなどを話した。

その後、イベントを主催するヘンリー王子とメーガン妃が米公衆衛生局長ヴィヴェク・マーシー氏とステージに現れ、パネルディスカッションに参加した。

メーガン妃は「母親であることは、私の人生の中で最も重要なことです。もちろん妻であることも!」と述べると、息子アーチー王子と娘リリベット王女が将来SNSを使い始めることの不安について、このように打ち明けた。

「幸運なことに、私達の子供はまだ幼い年齢なので、これは当分先の問題となるでしょう。しかしこれらは変化し続け、私達の目前に迫ってくるという恐怖も感じています。」

「親になると一日が長いけど、年月は短く感じます。だからこそ心配なのです。でも、ここ一年の進展に希望と活力をもらっています。素晴らしい親のみなさんや、こういった経験を乗り越えた方々の体験談を聞くことで、私達は学びました。情報量が増えれば増えるほど、より多くの情報収集が可能になり、高レベルな話し合いができるようになります。少しでも前進できるのです。」

一方、ヘンリー王子は、SNSのプラットフォームに対し、より良いコンテンツモデレーション(投稿監視)のポリシー採用や、若者のメンタルヘルスに害を及ぼす可能性のあるアプリを見直すべきだとして、こう語った。

「我々は子供達を守るために、もっと努力しなくてはいけない。子供達はそれ以上のことも知らないし、違いも分からないからです。」

「それゆえ一旦夢中になり、道を誤ってしまうと、どんどん引きずり込まれてしまいます。入門プロセスやラインセンス取得など、開始する時点でもっと手を打つべきなのです。」

そして「みなさんがSNSを利用する時には、自分にどんな影響を与えるのか、全員が常に強く意識する必要があります。さもなければ、本当に健康で幸せで、自信に満ち溢れて成功し、何の問題もない子供が、いつの間にか自ら命を絶ってしまうことになるのです」と付け加えた。

画像は『Misan Harriman 2022年10月3日付Instagram「The Duke & Duchess of Sussex moments before attending the opening ceremony of @OneYoungWorld last month.」』『The Marcy Lab School 2022年10月11日付Instagram「It’s been an EXCITING day at The Marcy Lab School!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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