女優のジェイダ・ピンケット＝スミス（52）が、夫ウィル・スミス（55）との結婚生活について赤裸々に語った。ジェイダは、2022年のアカデミー賞授賞式でウィルが起こした“ビンタ騒動”に初言及し、「彼がクリスを殴るとは思わなかった」と述べた。さらにジェイダは授賞式の6年前から、ウィルと別居していたことも明かしている。
米メディア『People.com』が現地時間11日、ジェイダ・ピンケット＝スミスへの独占インタビュー記事を公開した。
自身の人生や結婚生活について語ったジェイダは、2022年3月に開催した「第94回アカデミー賞」授賞式で、夫ウィル・スミスがプレゼンターのクリス・ロックを平手打ちした“ビンタ騒動”について初言及した。
ジェイダは生放送中にウィルがクリスを平手打ちするのを見た瞬間、それが打ち合わせなしに起こった放送事故だとは思わなかったそうで、当時をこのように回想した。
「私はあの時『これは滑稽な寸劇だ』と思ったのよ。ウィルが彼を殴るなんて、あり得ないと思った。ウィルが席に戻ってくるまで、それが寸劇でないことにさえ気付かなかった。」
そして授賞式が終了後、ウィルと2人きりになったジェイダは、開口一番「大丈夫？」と尋ねたそうだ。
“ビンタ騒動”の後、ウィルは米映画芸術科学アカデミーの会員を辞任し、今後10年間アカデミー賞に関するすべてのイベントへの出席が禁止される処分を受けた。
ジェイダは、このような事態によりキャリアに多大な影響を受けたウィルとの関係について「私は彼の味方をしていくつもり」と言い、「でも、彼自身でこれを解決しなければならないとも思っている」と加えた。
米メリーランド州ボルチモア生まれのジェイダは、薬物乱用問題を抱えた両親の元で育つなど、厳しい子供時代を過ごした。ノースカロライナ芸術大学で1年間演劇を学んだ後ハリウッドに進出し、女優としてテレビや映画デビューを果たした。
ジェイダがウィルと出会ったのは1994年、ウィルが主演したコメディ・ドラマ『ベルエアのフレッシュ・プリンス』の撮影現場でオーディションを受けた時だった。ジェイダは役を獲得できなかったものの、その後ウィルと交際を開始した。
2人は1997年にボルチモアで結婚式を挙げ、翌年には息子ジェイデン・スミスさんが、2000年には娘ウィロウ・スミスさんが誕生した。
インタビューでジェイダは、長年のパートナーであるウィルとの結婚生活について「私達はまだ、解決策を見出しているところよ」と述べた。
そして“ビンタ騒動”が起こった2022年のアカデミー賞の前には、ウィルと6年間別居していたことを明かした。そんな2人は、これからお互いのことを見つめ直していく決意をしたという。
「私達は、極めて強固な仕事を一緒にこなしてきたわ。お互いに対して深い愛情を抱いているし、それが私達にとってどんなものであるのか、これから解決していくつもりよ。」
そして、ウィルとの息子ジェイデンさんと娘ウィロウさんについて「私の子供達は、小さな指導者よ。彼らは私に、深い自己受容の感覚を教えてくれた」と感謝を述べた。
2020年には、米R＆B歌手オーガスト・アルシーナ（31）がジェイダと長年にわたり不倫関係にあったと激白し、2人の関係はウィルも承諾していたと主張していた。後にジェイダは事実関係を認め、ウィルと一時的に破局した際、オーガストと関係を持つようになったと明かした。
2021年にはウィルが米版『GQ』のインタビューに応じ、ジェイダとの結婚生活について「パートナーは1人だけにこだわる必要はない」という結論に達したと明かしていた。
今月17日には、ジェイダの回顧録『Worthy（原題）』が発売される。本作では、ジェイダが困難な時期を過ごした子供時代や、ウィルとの複雑な結婚生活について赤裸々に綴っている。
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画像2～6枚目は『People Magazine 2023年10月11日付Instagram「Jada Pinkett Smith knows everyone has been waiting 18 months for her to say something.」』『Jada Pinkett Smith 2022年9月13日付Instagram「Happy Bald is Beautiful day to all my brothers and sisters with no hair」、2022年2月28日付Instagram「About last night」、2023年7月27日付Instagram「＃throwbackthursday」、2023年6月29日付Instagram「On October 17th, I invite you into a journey that, understandably, many think they already know.」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部 寺前郁美）
米メディア『People.com』が現地時間11日、ジェイダ・ピンケット＝スミスへの独占インタビュー記事を公開した。
自身の人生や結婚生活について語ったジェイダは、2022年3月に開催した「第94回アカデミー賞」授賞式で、夫ウィル・スミスがプレゼンターのクリス・ロックを平手打ちした“ビンタ騒動”について初言及した。
ジェイダは生放送中にウィルがクリスを平手打ちするのを見た瞬間、それが打ち合わせなしに起こった放送事故だとは思わなかったそうで、当時をこのように回想した。
「私はあの時『これは滑稽な寸劇だ』と思ったのよ。ウィルが彼を殴るなんて、あり得ないと思った。ウィルが席に戻ってくるまで、それが寸劇でないことにさえ気付かなかった。」
そして授賞式が終了後、ウィルと2人きりになったジェイダは、開口一番「大丈夫？」と尋ねたそうだ。
“ビンタ騒動”の後、ウィルは米映画芸術科学アカデミーの会員を辞任し、今後10年間アカデミー賞に関するすべてのイベントへの出席が禁止される処分を受けた。
ジェイダは、このような事態によりキャリアに多大な影響を受けたウィルとの関係について「私は彼の味方をしていくつもり」と言い、「でも、彼自身でこれを解決しなければならないとも思っている」と加えた。
米メリーランド州ボルチモア生まれのジェイダは、薬物乱用問題を抱えた両親の元で育つなど、厳しい子供時代を過ごした。ノースカロライナ芸術大学で1年間演劇を学んだ後ハリウッドに進出し、女優としてテレビや映画デビューを果たした。
ジェイダがウィルと出会ったのは1994年、ウィルが主演したコメディ・ドラマ『ベルエアのフレッシュ・プリンス』の撮影現場でオーディションを受けた時だった。ジェイダは役を獲得できなかったものの、その後ウィルと交際を開始した。
2人は1997年にボルチモアで結婚式を挙げ、翌年には息子ジェイデン・スミスさんが、2000年には娘ウィロウ・スミスさんが誕生した。
インタビューでジェイダは、長年のパートナーであるウィルとの結婚生活について「私達はまだ、解決策を見出しているところよ」と述べた。
そして“ビンタ騒動”が起こった2022年のアカデミー賞の前には、ウィルと6年間別居していたことを明かした。そんな2人は、これからお互いのことを見つめ直していく決意をしたという。
「私達は、極めて強固な仕事を一緒にこなしてきたわ。お互いに対して深い愛情を抱いているし、それが私達にとってどんなものであるのか、これから解決していくつもりよ。」
そして、ウィルとの息子ジェイデンさんと娘ウィロウさんについて「私の子供達は、小さな指導者よ。彼らは私に、深い自己受容の感覚を教えてくれた」と感謝を述べた。
2020年には、米R＆B歌手オーガスト・アルシーナ（31）がジェイダと長年にわたり不倫関係にあったと激白し、2人の関係はウィルも承諾していたと主張していた。後にジェイダは事実関係を認め、ウィルと一時的に破局した際、オーガストと関係を持つようになったと明かした。
2021年にはウィルが米版『GQ』のインタビューに応じ、ジェイダとの結婚生活について「パートナーは1人だけにこだわる必要はない」という結論に達したと明かしていた。
今月17日には、ジェイダの回顧録『Worthy（原題）』が発売される。本作では、ジェイダが困難な時期を過ごした子供時代や、ウィルとの複雑な結婚生活について赤裸々に綴っている。
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画像2～6枚目は『People Magazine 2023年10月11日付Instagram「Jada Pinkett Smith knows everyone has been waiting 18 months for her to say something.」』『Jada Pinkett Smith 2022年9月13日付Instagram「Happy Bald is Beautiful day to all my brothers and sisters with no hair」、2022年2月28日付Instagram「About last night」、2023年7月27日付Instagram「＃throwbackthursday」、2023年6月29日付Instagram「On October 17th, I invite you into a journey that, understandably, many think they already know.」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部 寺前郁美）