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【イタすぎるセレブ達】ブルース・ウィリスは「完全に会話ができる状態ではない」親友の映画製作者が明かす 昨年に認知症と診断

TechinsightJapan 2023年10月13日 9時45分

ブルース・ウィリス(68)の親友で映画製作者のグレン・ゴードン・キャロン氏(69)が、認知症を患うブルースの近況について語った。グレン氏はブルースが認知症と診断されて以来、毎月のように彼に会っているという。グレン氏はブルースの最近の様子を「完全に会話ができる状態ではない」と明かすも、「最初に会って、3分の間に私を認識できるようだ」と述べている。

映画『ダイ・ハード』シリーズなどで知られるブルース・ウィリスは2022年3月、失語症と診断されたため俳優業からの引退を表明した。その後、病状が進行し、2023年2月に前頭側頭型認知症(通称FTD)と診断されたことを家族が公表した。

3月にはブルースの妻エマ・ヘミングさんが自身のInstagramで自撮り動画を公開し、「毎日、深い悲しみを感じる」と辛い心境を吐露していた。

同月19日に迎えたブルースの誕生日には、エマさんと2人の娘達、元妻デミ・ムーアと3人の娘達の家族全員が集まり、バースデーパーティを開催。同日にデミ・ムーアは、ブルースが家族7人に囲まれて祝福される様子を自身のInstagramに公開していた。

そんなブルースの近況について、彼の長年の親友である映画製作者グレン・ゴードン・キャメロン氏が、米メディア『New York Post』に語っている。

グレン氏が製作総指揮・企画を務めた米TVドラマシリーズ『こちらブルームーン探偵社(原題:Moonlighting、1985年~1989年放送)』は、シビル・シェパードと共演したブルースが探偵デイヴィッド・アディスン役を演じ、一気にスターダムにのし上がった作品だ。同作は、今月10日から動画配信サービスHuluで配信開始した。



『New York Post』が現地時間11日に公開したインタビューで、ブルースにとって記念すべき本作が再びファンのもとに戻ってきたことについて、グレン氏はこう話した。

「彼は、多くの人々がこの番組を見ることができて大喜びしているでしょう。たとえ彼が、私にその気持ちを伝えられなくてもです。私はブルースと一緒に過ごした時、このことについて話し合いました。彼は興奮していたと思います。」

グレン氏は、ブルースが俳優としてブレイクした本作は、彼にとって大きな意味があると確信していたという。そのためドラマを配信するにあたり、ブルースの病状が進行する前に話し合いの場を設けたそうだ。

「(ドラマを配信する)プロセスにはかなり時間がかかりました。それにブルースの病気は進行性の病気です。だから彼とのコミュニケーションが難しくなる前に、『あの番組を人々の前に戻したい』と話し合うことができたのです。」

グレン氏はブルースが認知症と診断されて以来、毎月のように彼の自宅を訪問し、ブルースやエマさんと会話をしているという。さらに、デミとブルースの長女ルーマー(35)、次女スカウト(32)、三女タルーラ(29)とも交流があるそうだ。

ブルースと長年の親友であるグレン氏は、「私は彼の人生に寄り添おうと、懸命に努力してきました」と言うと、以前のブルースの姿についてこのように述べた。

「彼は並外れた人物です。ブルース ・ウィリスと一緒に時間を過ごしたことがある人なら、彼ほど生きる喜びを持つ人はいないことを知っています。だからこそ(彼の病気は)衝撃的でした。彼は人生を愛し、毎朝目覚めると、人生を精一杯生きることに喜びを感じていましたから。」

最後にグレン氏は、ブルースに会いに行った時の最近の様子について、次のように明かした。

「私の感覚では、ブルースは最初の1分から3分の間に私が誰かを認識するようです。彼は完全に会話ができる状態ではありません。また、以前は読書家でしたが、現在はその読書をしていないのです。」

そして「すべての言語能力はもはや使えませんが、彼は今でもブルースです。彼と一緒にいると、彼がブルースであることが分かる。彼がそこにいてくれることに感謝しています」と締めくくった。

画像2、3枚目は『Hulu 2023年10月10日付Instagram「FINALLY.」』『Glenn Caron 2019年7月11日付X「The Three Stooges.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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