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正月太りを撃退する3つのアクション

JIJICO 2015年1月4日 12時0分

栄養・休養・運動のバランスを調節することが一番の近道

そもそも「正月太り」の原因を紐解くと、食べ過ぎ・飲み過ぎ、運動不足が挙げられます。「そんなに食べてないのに太ってしまった」という人も、寒くて外出しなくなり、知らずうちに消費カロリーより摂取カロリーが多くなってしまっているのです。

日々の生活習慣が、その人のボディーラインを形作ります。まず、過度な食べ過ぎ・飲み過ぎを控え、運動不足を改善して、スタートラインに立ちましょう。

今回は、正月太りをリセットするための3つのアクションを紹介します。結局は、基本に忠実に従い、栄養・休養・運動のバランスを調節することが一番の近道です。

雑煮、みかん、お酒…糖質の摂りすぎを見直す

正月太りの最も大きな原因と言っても過言ではないのが「糖質の摂りすぎ」。年越し蕎麦、雑煮のお餅、みかんなどの果物、お酒類…どれも糖質の多い食物ばかりです。これらの食物をたらふく食べた挙句、ゴロゴロしていたら、どんな人でも太ります。

対処法は、鍋料理などのタンパク質や野菜がバランス良く食べられるものを選ぶこと。また、シメのご飯や麺類は控えましょう。これだけでも十分な効果が見込めます。

早朝の散歩、ロードワーク、筋トレ…「朝活」導入を

長期休みとなると、生活リズムが崩れてしまいがち。仕事や学校が始まってから崩れたリズムを立て直すのは至難の技です。

対処法はActive rest(積極的休養)。早朝の散歩、ロードワーク、筋トレなどの「朝活」を始めてましょう。

適度に体を動かした方が全身の血流も良くなり、頭はスッキリし、体が温まります。正月太りを解消する準備を整えるのに効果的です。

1日5分でできる「正月太り撃退エクササイズ」

効率良く脂肪燃焼をさせようとするなら運動は必須です。しかも、「冬は痩せやすい」ことを知っていますか?寒さに耐えうるため、基礎代謝を高める用途が他の季節よりも多いからです。

誰でも簡単に、1日5分でできる効果的な「正月太り撃退エクササイズ」を紹介します。体の中でも大きい筋肉は下半身に多く集中しているため、大筋群をエクササイズすることによって脂肪燃焼効果が見込めます。

(1)呼吸と股関節ストレッチ
まずは準備運動。立ったまま足を横に大きく開き、腰を落とします。その状態で手で膝の内側を押さえながら上体を捻り肩を入れます。この際、上体を捻る時に息を吐き、正面に戻す時に息を吸います。目安は、左右20~30秒を交互に3セット。

(2)四股スクワット
立ったまま足を大きく横に開き、四股を踏む体勢になります。腕は胸の前で組み、腰を膝の高さまでゆっくり落とします。ポイントは、つま先と膝の角度を合わせることと、お尻を後ろに突き出しフォームが崩れないようにすることです。腰を落とす時に息を吐き、上がる時に息を吸います。ゆっくり12回繰り返しましょう。

(3)四股ウォーク
(2)の腰を落としたフォームのまま前進します。10歩進んで10歩戻ります。ポイントは腰を落とした状態をキープしながら、つま先と膝の向きは揃えるように、すり足で行うこと。

これらのエクササイズをすることによって脂肪燃焼効果を最大限発揮し、正月太りだけでなく、冷え性、運動不足を解消することも可能です。

正月太りを早期に解消し、新たなスタートをスムーズに切れるように願っています。

(伊藤 勇矢/柔道整復師)

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