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内定獲得へ!TOEICでスコアをワンランク高める勉強法

JIJICO 2015年3月15日 14時0分

TOEIC受験者数が過去最高を記録。背景に就職活動

2015年3月に実施される「第198回TOEIC公開テスト」の受験申込者が20万人を超え、過去最高の受験者数を記録しています。この背景には、2016年に卒業を迎える大学生・短大生の就職活動スケジュールが、大いに関係しているようです。全受験者のうち、34.5%が大学生・短大生で、彼らの受験理由は「就職活動・転職活動に必要だから」。3月に受験すれば、結果の発送が4月14日に予定されているため、エントリーシートに滑り込みで記入できるということが、就職活動生の活発な動きの理由です。

今や多くの日本企業がグローバル化を目指し、世界でビジネスを展開していくために英語が必要だと公言している企業も少なくありません。そんな企業のニーズに応えるため、就職活動中の学生は、なるべく高得点をエントリーシートに記入しようとしているのではないかと推測されます。そこで、内定獲得のためにTOEICで高得点を獲得するための勉強方法について考えていきます。

「300点から500点台に伸ばしたい」人は、文法のセクションで

「300点から500点台に伸ばしたい」という人は、文法のセクションで満点に近い得点を目指しましょう。満点を取ることができれば、確実に200点アップが狙えます。そのためには、TOEICの参考書を1冊購入し、時間を計って毎日10分でも良いので、何回も解き直すのがオススメです。

特に参考書「1駅1題 新TOEIC TEST 単語特急」はポケットサイズで電車の中でも読みやすく、解答目標タイムも記載されているため便利です。毎日、何駅まで行けるか、自分を試してみてください。

「500点から700点台」を目指す人は、リスニングを強化

「500点から700点台」を目指している人は、ある程度の文法が身についているのが前提です。恐らくリスニングの会話で得点が伸び悩んでいると思われるため、その部分を強化しましょう。リスニングを強化したい人には、「新TOEIC TESTリスニング出るとこだけ」を推薦します。

また、リスニングと同時にビジネスシーンにおいて頻繁に使われる英単語に慣れる必要があります。語彙を増やすには、「新TOEIC TEST 出る単特急金のフレーズ」を試してみてください。自分で毎日何語を覚えるか決め、翌日も前日覚えたところから復習しましょう。

700点から900点台に伸ばすには、難解な箇所の理解を深める

また、「700点から900点台に伸ばしたい」という層になると、すべてのパートにおいて大まかなことは理解できているはずですので、ミスを最小限にとどめ、難解な箇所の理解を深めることに集中するのが最善策です。会話が複雑になるリスニング対策としては、毎日、NHKのラジオ「ワンポイントニュースで英会話」などを聞くのも良いでしょう。

リーディング対策には、英字新聞を毎日1記事でも良いので読むことが大切です。その際、読む速さが重要となってくるため、1記事およそ15秒程度で読めるように訓練しましょう。今なら、4月に実施される「第199回テスト」の受験に間に合います。この方法を実践することによりスコアを上げ、希望の企業から内定を獲得するよう努力してみてください。

(関 優子/英会話講師・通訳者・翻訳者)

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