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抜けない連休気分…ネガティブ感情のコントロール法

JIJICO 2015年5月7日 18時0分

ネガティブな感情を抱えていれば生活の質全般は下降気味に

大型連休となったゴールデンウイークも終わりを迎えました。暦の上では次の祝日は7月20日と期間が空き、5月病も重なって仕事へのモチベーションが上がらないという人も増える時期です。

仕事へのモチベーションダウンだけでなく、ネガティブな感情を抱えていれば生活の質全般は下降気味になります。感情は行動に大きく影響します。思考が現実をつくっていくため、ネガティブ感情が続けば、ネガティブな現実をつくってしまうことになります。結果、仕事の質も下がっていきます。

感情をコントロールする方法

もちろん、ネガティブな感情が全て悪いわけではありません。落ち込みがあるから自分を見つめるきっかけになるなど、ポジティブな側面があるのも確かです。また、不安があるからこそ、注意深く、用意周到になれたりもします。悲しみを経験することで、人の気持ちが理解できることもあるかもしれません。

しかし、感情を上手くコントロールできず、仕事や日常生活に支障が出ては、負の要素ばかり先行してしまいます。そこで、感情をコントロールする方法をいくつか紹介します。

1.腹式呼吸をする(すべてのネガティブ感情に効果があります)
2.家族や職場の人々、友人とたわいない話をする
3.カラオケなどで腹から声を出す(腹式呼吸と似た効果があります)
4.お風呂に入る(疲れが取れれば気分も変わります)
5.体を動かす(ヨガなどの簡単な運動、仕事の準備、掃除などなんでも可)
6.心の中や頭の中にあるネガティブ思考を書き出し、ポジティブな考えに書き直す。または、前向きな気持ちで書き直す(論理的な方法が好きな方に向いていて、根本の変化につながります)
7.「ごめんなさい、許してください、ありがとう、愛しています」を繰り返す(深く考えず唱えるだけで効果大です)
8.鏡を見て笑顔をつくり口角を上げる(外側から変えることで内面も変わります)
9.自分を褒めるようにする(褒めることができない人は、普段から褒める練習をしてみてください)
10.怒りを向ける相手を自分だと思う(人は自分の投影です)

ネガティブ感情を解消して仕事や日常生活の質を上げる

合いそうな方法はありましたでしょうか。感覚を使って変える、論理的に考えて変えるなど、人によって方法は異なります。自分に合った方法を見つけてください。

ネガティブな感情に襲われたとき、すぐに切り替えることができない人もいると思いますが、ネガティブ感情を解消して仕事や日常生活の質を上げていくことで、人生は楽しく充実したものになるでしょう。

(安藤 はま子/心理カウンセラー)

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