新年に向けて部屋のイメージチェンジに挑戦!
年末にかけて大掃除を考える人は多いですが、せっかくですから部屋のイメージチェンジも図ってみてはいかがでしょうか?
そもそも年末の大掃除は新たな年を迎えるにあたって、歳神様をお迎えするために1年の汚れを除去する目的で行う行為ですね。
当然お掃除とともに片づけもしますよね。
その時、自分の生活から縁遠くなったモノとよく使う物とを整理区別して家の中がスッキリしますよね。気持ちもアゲアゲ状態!
折角ですから使いやすいモノの置き場所を工夫しましょう。
行動動線に沿って片づけを
あなたは毎日どんな動き方をするかご存知ですか?意外と知らないのではないでしょうか。
モノがあっちこっちに動いて「探す」という行為をしてしまうのではないでしょうか?
思い当たる方は、ご自分の行動動線を確認してみましょう。
玄関から部屋までどこをどう動いているのか?
毎日必ず使う物、毎日補充する物を玄関までの動線上に配置するように収めていきます。
玄関で使う物は玄関に、リビングで使う物はリビングに、キッチンで使う物はキッチンに見える収納スペースを作ります。
また、家具配置の工夫はストレスを生まない配置を心がけます。
どんなに綺麗にディスプレイしても使いにくい、使うまでのアクションが多い収納や配置はすぐに崩れてしまいますし、ストレスの元になります。
部屋のイメージを大きく変えるファブリックコーディネート
片付いた部屋を一変させるのが見た目は美しく季節に合わせたファブリックコーディネート。
ファブリックとはカーテンやテーブルクロス、椅子やソファの張り布地など布を使ったものを全般にさしますが、そこをコーディネートしようというものです。
色を変えるだけでお部屋の雰囲気も一新します。
特にカーテンは部屋の窓部分を覆う大きな面積となりますので、同じ家具なのに部屋全体の雰囲気も温度感も変わってきます。
暖色系のラグ、カーテン、クッションにするだけで室温が3℃ぐらい上がったように感じます。
寒色系(ブルー系)では反対に体感温度が3℃ぐらい下がります。
これはまさしくeco効果になります。
家具の配置も変える必要なく、被せる、取り換えるだけ。
布物は洗濯もできるので(不可のものもあり、事前に確認を)たためるものなら保管も場所を取りません。
季節の変わり目にecoも兼ねて暖色系と寒色系のカーテン等ファブリック物を衣替えしてみましょう~(^^♪
新年に向けてお手軽な模様替えはストレスレスの片付けとファブリックの交換から始めてみませんか?
(上村 裕美子/インテリアコーディネーター/カラーアドバイザー)