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寝る前の夜食 カラダにおススメの食事とは?

JIJICO 2017年3月14日 9時0分

理想の夕食を取れない人におススメの食事と食材

1日の最後の食事に美味しいものを食べるということ、夕食は人生の楽しみでもあるので、どうしてもしっかりと食べたくなってしまいます。
基本的には寝る3〜4時間前には食事を済ませておくことが理想と言われますが、なかなか現実的には難しいという方が多いでしょう。

遅い時間に食事をとること、遅く食べることで、カラダにどんなリスクがあるのかなどは皆さん百も承知だと思います。
今回は遅い夕食がなぜカラダに悪いのか?という内容ではなく、様々な理由で夕食が遅くなってしまう方が少しでもカラダに負担の少ない食事、なおかつ我慢をしすぎてストレスをためないような方法をオススメの食材とともに、注意したい食材も織り交ぜてご紹介したいと思います。

夜食に向いている食べ物とは

まず夜食にオススメの食べ物は『ボリューム感』『消化に良い』『カロリーが低い』ものだと思います。
ボリューム感はとても必要だと思います。
なぜなら遅い時間に食べたくなる方はどうしてもある程度お腹いっぱいにしたい、食べること自体が好きな方が多いので、おかなを満足させたいという気持ちがあるので、そこを満たしてあげることも大切だからです。

さらに、消化ですが、遅い食事が一番体に悪い理由は消化に悪く、胃に負担をかけてしまい、結果としてカラダの免疫や精神安定などに大きく関係する腸の機能を低下させてしまうからです。
ですから、消化が良いということはとても大切です。
低カロリーに関しては言うまでも無いでしょう。
そんな条件を満たすものがあるのか?という声が聞こえて来そうですが、その筆頭はコンビニでも簡単に買える『お豆腐』です。

お豆腐は一般的な絹ごし豆腐の場合一丁たべても150〜160kcalぐらいで低カロリーですし、大豆のままだと消化吸収が悪いですが、豆腐にすることで格段に吸収がよくなります。
お腹を冷やさないためにも湯豆腐にして食べると良いでしょう。
熱々の湯豆腐にすることで早食いの防止にもなります。

海藻や野菜中心のスープなども食べごたえもあり満腹感を得られます。
また、今や一年中コンビニなどで買うことができる『おでん』も大根やコンニャクなど低カロリーで消化に良いものをいろいろと選ぶことができ、しかも温かいので胃腸を冷やしませんのでとてもおすすめです。
ただし、中には高カロリーの物もあるので、注意は必要です。

夜遅く甘いものが食べたくなった時におススメは?

あとは、遅い時間に甘いものが食べたくなるのも人の性です。
そんなときはアイスクリームや洋菓子などの乳脂肪や砂糖、卵がたっぷりのハイカロリーのデザートはできる限り避けましょう。
もしどうしても食べたいときはゼリーなどがオススメでしょう。
ゼリーはボリューム感もあり非常に食べた感じを得やすくなります。

甘いものと言えば、果物を夜食や夜のデザートに食べている方が多いと思いますが、夜の果物には注意が必要です。
果物は『朝食べると薬、昼食べると普通の食べ物、夜食べると毒になる』と言われるぐらい、寝る前に食べると水分が多く含まれているため、カラダを冷やしたり、むくみの原因になったり、トイレが近くなったりします。
また、果物はお菓子などに比べると当然自然のもので良質の糖分ですが『水菓子』と言われるぐらい糖分を多く含んでいます。
これを寝る前に食べすぎてしまうと非常に太りやすく、メタボ系の病気につながりやすくなるので、果物を夜食べるのはできるだけ避けましょう。

ゼリーやヨーグルトはカラダの冷えがあまりない方なら良いですが、基本的に冷蔵庫で冷やして食べるので、寒い時期、冷え性の方、夜トイレが近い方などは注意が必要です。
夜食にオススメの食材のポイントに『カラダを冷やさない』という項目も入れておきたいですね。

食事の基本はバランスです。大前提は早めにバランスよくが基本ですが、どうしても遅くなってしまう場合は『消化に良い・低カロリー・カラダを冷やさない』を目安に夜食選びをすると良いでしょう。
1日の締め、できる限り、美味しく、楽しく、健康に食べるようにしましょう。

(早川 弘太/健康コンサルタント)

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