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自分なりの解釈を工夫することで「好きを仕事にする」ことは可能になる

JIJICO 2017年4月18日 9時0分

好きを仕事にしたい!そう思ったときに

「自分の好きなことを仕事にしたい!」
とても大切な考え方ですし、私も常々そう思っています。
ただ、同時にその考え方を押し通そうとすると、当然壁にぶつかることも多いでしょう。

例えば、「自分の売りたいものを作るのではなく、お客様が買いたいものを作りなさい」と言われたりすると、困惑することになるでしょう。
「お客様が買いたいものと、自分の売りたいものが違う……」と、言ったような感じで。

「自分の売りたいものを作るのではなく、お客様が買いたいものを作りなさい」ということは仕事をする上で、当たり前のように起こることですが、これを自分なりの解釈に工夫を凝らすことによって、「好きなことができなくて辛い!」という状況から逃れられる、今回はそんなお話をしたいと思います。

好きなこととやるべきことの折り合いをつけるために

突然ですが、あなたは2泊3日旅行に行くことになりました。
手荷物はSサイズのスーツケース一箱(容量25L-34L)程度に納めたい。
それなのに、あなたは身長50cmくらいの大きなクマのヌイグルミが大好きで、もちろん、旅行先にも肌身離さず持っていきたい。
でも、スーツケースには入らない。
……、さあ、どうしよう?と言った状況です。
どうします?
クマのヌイグルミを持っていくのは諦める?
それとも、着替えやアメニティグッズを出してまで、なんとしてもクマのヌイグルミを持って行きたい?

そこで、ちょっと工夫をして頂きたいのですね。
例えば、「クマのヌイグルミは持っていけないかも知れないけど、クマのぬいぐるみそっくりのスマートフォンのストラップだったらいけるかも?」
「Tシャツのイラストをクマのヌイグルミにするのはどうかな?」
「クマのヌイグルミの写メを持ち歩くのはどうかな?」
「カバンにクマのヌイグルミのワッペンを付けたらどうかな?」
というように、どんな形であっても自分の好きなものを何としても持っていくのだと、いい意味で徹底的にこだわってみてください

そこで必要なのは、「絶対にクマのヌイグルミを持っていくことを諦めない!でも、折り合いを付けるとしたらどの辺りだろう?」という工夫です。
実物のヌイグルミは持っていけないが、その代わりのものがヌイグルミを持っていくことと同様の効果をもたらすと自分が納得できるものにはこだわってください、という意味です。

その折り合いを付けるという行為こそが、プロの世界では必要不可欠なのです。
あなたのこだわりは、強みです。是非上手に活かして下さい。

(王子 月乃/ストーリー漫画作成)

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