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寒い時期に暖色で暖かく、着やせも実現させるには?

JIJICO 2017年10月27日 7時30分

秋冬は落ち着いた色を選びがちに

寒くなると、黒や茶などの落ち着いた暗めな色を身につける人が増えてきますよね?それはなぜかというと「気分一致効果」という性質の影響なんだそうです。

気分が沈んでいる時と、元気な時とでは、選ぶ色が違っていませんか?天気もこの「気分一致効果」に影響を及ぼすようで、太陽の光の少ないどんよりとした寒い時期には、落ち着いた色を選ぶ傾向が強くなるようです。

ところが、人は肌で色を感じてもいるらしく、しかも、色によって体感温度が2~3度違ってくるというデータもあるようです。青を見ると「涼しい」「寒い」と感じ、赤や黄、オレンジを見ると「暖かい」と感じますよね。肌でも、そのように感じるので赤い下着が体を温めて、健康に効果があると言われています。

ということは、寒い時期には、赤や黄、オレンジといった暖色を身につけた方が暖かく過ごせそうですよね。

暖色は着太りしやすい?

ここで女性にとって無視できないのが、「暖色は太って見えるのではないか」ということ。

おそらく「黒はやせて見える」ということは耳にされたことがあるのではないでしょうか?確かに、黒は一番引き締まって見えやすい色だと言えます。ところが、全身を黒でコーディネートすると実は、見た目以上に重さを感じさせてしまうというデメリットがあります。

それから、寒色なら収縮色でやせて見えやすく、暖色だと膨張色で太って見えやすいということも、お聞きになった事があるのではないでしょうか?確かに、せっかく暖かく感じることができても、太って見えてしまってはうれしさは半減ですよね。

そこで、「暖かく過ごしたいけれど太って見えるのも嫌!」と思うあなたに、暖色でもやせて見える着こなしのコツを、今年のトレンドとも絡めてお伝えしたいと思います。

暖色を使ったコーディネートでも着やせは可能!

まず、チェック柄。
赤と黒のチェック柄にすれば、黒が赤を引き締めてくれるので、スッキリとしまった印象で取り入れやすくなります。

そして、コーディガン。
暖色の淡いパステルカラーの上に、引き締め色の黒や紺、茶などのコーディガンを羽織れば、縦長シルエットで膨張色のパステルカラーを細く見せてくれます。

春夏から引き続き見られているサッシュベルトやコルセットベルト。

黒やこげ茶で、さし色として取り入れると暖色でのコーディネートでもそこだけをキュッと引き締めて見せてくれます。引き締め色は、一点投入の方がより効果が高くなるのを実感頂けるはずですよ。

また、暖色といえばの今年のトレンドカラー「赤」。赤にも様々な色合いがありますよね。少し落ち着いた赤を選ぶと、膨張して見えにくくなります。

上半身か下半身、やせて見せたい方に黒や紺、茶を合わせてコーディネートすると引き締め効果も高く、トレンドカラーを楽しんで頂けるはずです。

いかがでしょうか?

暖色で体も温められて、明るい色で気分も明るくなって、寒い時期を楽しく過ごして頂けたら、嬉しく思います。

(中村 志江/パーソナルカラーコンサルタント)

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