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肌を老化させないために注意すべきポイントとは?

JIJICO 2017年11月12日 11時50分

いい皮膚の日、肌美人のための対策を

11月12日は“いい皮膚”という意味で皮膚の日に定められています。

これから寒くなる季節。夏とは違って、乾燥と紫外線があなたのお肌を狙っています。今から対策をしておけばバッチリ。あなたも肌美人になりましょう。

キーワードは「足さない!引くの」です。

重曹パックで、「肌の排泄」を促す

意外と知られていないことなのですが、肌も排泄物を出す器官の一つです。排泄物をスムーズに出せると「シミ」や「くすみ」「ニキビ」などはできにくいのです。

まず一番の問題となってくるのが、「ターンオーバーの遅延」ですね。肌は生まれてから角質になって剥がれるのが約28日と言われていますが、問題のある肌や加齢とともに、ターンオーバーは約2倍遅くなると言われています。

表面にある角質層に焦点を絞りましょう。

おすすめなのが、キッチンなどで使われるベーキングソーダー(重曹)洗顔です。お掃除に使用される重曹は粒子が粗いため使うのを控えてください。

これからの季節なるべく拭き取り用化粧品を使ってメイクを落としてください。拭き取り用化粧品を使って、丁寧にコットンなどにたっぷり染み込ませ、メイクや古い角質を拭き取ってください。ちなみに、フランスなどでは拭き取り用化粧品で化粧を落とす手法が多いです。なぜならフランスは水が硬水のため、お肌にはよくないためです。

よく落とせたら、次は小さな小皿にベーキングソーダー(重曹)と水を加えてペースト状にします。目の周りを避けて顔全体によく伸ばしパックしてください。毛穴ケアにもなりますし、美肌効果があります。また古い角質を除去してくれます。洗い上がりは、くすみが取れて、綺麗な肌が見えてきます。正常な部分の肌はすぐに変化がわかるのですが、問題を抱えている肌は反応が鈍いです。

そのあと、しっかりとペパリン類似物質入りの化粧水で保湿してください。これらの一連の流れは「ターンオーバー」を促し肌本来の美しさを引き出します。

そして、乾燥を防ぐために「保湿」を心がけてください。乾燥している肌にとって紫外線は夏より注意が必要です。日焼け止めもこまめに塗り直しましょう。

「肝臓のデトックス」で内側からきれいに

まずは基本中の基礎をお伝えしました。続いて、内側からの美しさについてお話しいたします。お肌と肝臓はとても密接なつながりがあります。お肌を美しくしたいのでしたら、肝臓のデトックスをしていきましょう。

肝臓の調子が悪いと肌トラブルが起こります。肝臓に負担な食べ物、糖分と脂質を控えましょう。そして肝臓の仕事の手伝いとしてミネラルを摂取してください。

ミネラルが必要な理由は、近年の食品加工物の摂取が増えているためです。食品加工物は肝臓で処理をするため、肝臓にとても負担をかけています。

しかし、食べ物に含まれる量が少なくなかなか摂りづらいため、意図的にミネラルの多い食品を摂取してください。ミネラルの代表格として海藻類があります。私はふりかけとしてひじきを持ち歩いています。自分が続けやすいもので試してください。

そして、アルコールを飲まれる方は「飲むな」というのは難しいでしょうから「休肝日」を設けましょう。

仕事のしすぎで疲れが取れない方も肝臓に負担がかかりお肌がくすむ原因になります。疲れをため込みすぎないようにする、休日は体に「やさしい」食事をするなど、心がけるといいでしょう。

また、肌を綺麗にする排泄の中で夏から冬にかけて減っていくもの、それは「汗」です。寒いため、毛穴が縮んで汗をかきにくくなります。

なるべく運動してください。私が今はまっているのは「岩盤浴」です。昔のようなブームはなくなってしまいましたが、遠赤外線効果でじんわりと汗をかいてくれます。

汗の成分でも2種類あって、エクリン腺からかく汗と、アポクリン腺からかく汗があります。エクリン腺は全体的に多く、サラサラの汗をかきます。一方場所がアポクリン腺からかく汗はドロドロの臭い脂肪分の含んだ重金属を含んだ汗をかきます。アポクリン腺からの汗は肝臓の脂肪代謝の役に立ちます。できればしっかり汗をかくことを心がけてください。

しっかり「肌の排泄」を促し、良いお肌を作るため「肝臓のデトックス」を心がけて、理想の肌美人を目指しましょう。

(飛鳥田 由理/美脚マエストラ)

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